定光裕樹の発言 (外交防衛委員会)
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○政府参考人(定光裕樹君) お答え申し上げます。
我が国においてカーボンニュートラルを達成するためには、国内でのCO2貯留を着実に実現していくことに加えて、貯留先の事情にも配慮しながら、海外で貯留することも有力な選択肢の一つと考えております。
特に、海外におきましては過去の石油・天然ガス開発から得られた豊富な地質データがありまして、これによって既にCO2の貯留場所としてのポテンシャルを有することが分かっていて、より早期に事業着手が可能になる場合もあり得ます。
また、日本企業は、CCSのバリューチェーンである分離回収、輸送、貯留の各段階において知見、経験を持っておりまして、こうした我が国企業が持つこの技術的な優位性を活用して、今後拡大が見込まれる諸外国のCCS事業の立ち上げを支援することができれば、グローバルなCO2削減への貢献のみならず、我が国の国際競争力強化や成長戦略の観点からも大きな意義があるというふうに考えております。
我が国としては、既に二〇二一年に、CCSないしはCCUの導入や利用に関心を持つASEAN十か国と米、豪、インド、それから日本をメンバーとするアジアCCUSネットワークを設立しておりまして、こうした場などを通じて、我が国の持つ技術や制度的枠組みを積極的にアピールし、CCS技術の海外展開を支援してまいりたいと考えております。