定光裕樹の発言 (外交防衛委員会)
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○政府参考人(定光裕樹君) お答えいたします。
御指摘のとおり、マレーシアとの間では、CO2の越境輸送、貯留、あるいはCCUSの技術協力などに関する協力覚書を締結しておりまして、CCS事業の協力の環境整備を進めているところであります。
CCSは、こういうマレーシアなどを含め、含むカーボンニュートラル宣言を行った国にとっては有効な脱炭素化手段として重要性を増しておりまして、御質問の受入れ国側のメリットといたしましては、例えば、CO2の輸送や貯留に関する技術の習得、あるいは貯留場の操業の安定化や運営のためのノウハウの獲得、さらにこれらを通じてCCS事業が受入れ国で拡大していくことによる新たな産業や雇用機会の創出といったものが想定されるところでございます。このため、貯留ポテンシャルに恵まれた途上国の中には、CO2の海外からの受入れを積極的に模索する国も複数現れている状況でございます。
また、先ほどお答えいたしましたとおり、日本企業はCCSのバリューチェーンの各段階において強みを持っておりまして、我が国企業による諸外国のCCS事業の参画を支援することで、受入れ国側のニーズにまさに応えることが可能になります。
具体的な貢献の在り方でございますが、まず、先ほど述べたアジアCCUSネットワークやその他二国間協力の枠組みを通じた知見の共有のほか、委員も御案内の先進的CCS支援事業、これを通じたCCSのビジネスモデル検討への支援、さらにはJOGMECなどの海外のCCSプロジェクトへの金融面の支援などの手段を活用していく考えでございます。
引き続き、我が国からのCO2の輸出可能性、相手国の事情やニーズなども踏まえて、CCSの国際協力を進めていきたいと考えてございます。