中村仁威の発言 (外交防衛委員会)
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○政府参考人(中村仁威君) 今委員からお尋ねのございましたウクライナのための特別収益前倒し融資、この仕組みについてでございますが、この枠組みは、委員からも今概略を御説明をいただきましたけれども、ロシアの国有資産の凍結が継続されていることに起因してEUにおいて発生する特別な収益、これを返済原資としてG7各国が融資を行うことで、将来の特別な収益をウクライナへの資金支援のために前倒しして供与する、これを基本としたものでございます。
この特別な収益でございますが、EUは、いわゆる利子とは異なって、制裁が終了した後もロシアの中銀に引き渡す必要がなく、ロシアの国有資産には該当しないと位置付けているものと承知をしております。我が国として、このような収益を返済原資としてG7が融資を行うことについて国際法上の問題はないと考えておって、かつ、金融市場への影響等、関連する諸般の事情を幅広く勘案してG7間で議論、検討した結果、今般の枠組みで一致したところでございます。
この枠組みによる今後の具体的な取組につきましては、G7の間で詳細を議論していくことになります。我が国といたしましては、こうした議論に引き続き貢献しつつ、具体的な対応について検討してまいりたいと思っております。