白石隆夫の発言 (環境委員会)
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○政府参考人(白石隆夫君) お答え申し上げます。
ネイチャーポジティブと申しますのは、生物多様性の損失を止めて回復軌道に乗せるという意味でございます。令和四年十二月に採択されました昆明・モントリオール生物多様性枠組におきましてその考え方が新たな国際目標として掲げられているということで、グローバルな議論がだんだん活性化しているということでございます。我が国におきましても、昨年三月に策定した新たな生物多様性国家戦略におきまして、二〇三〇年ネイチャーポジティブの実現を国内目標として位置付けてございます。
このネイチャーポジティブの実現、これは、国立公園等の国が定めた保護地域での取組に加えまして、あらゆる主体による積極的な活動なくしては達成できないという非常に野心的な目標でございます。その中でも、企業等による生物多様性の増進のための自主的な取組の促進が非常に重要だというふうに考えてございます。
このような観点から、令和六年度の重点施策におきまして、二〇三〇年までに陸と海の三〇%以上を保全するサーティー・バイ・サーティー目標の達成に向けた自然共生サイトの認定を加速化しようという話、それからネイチャーポジティブ経済というものの実現、こういったものを政策の柱として盛り込んでいるところでございます。