千原由幸の発言 (決算委員会)

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○政府参考人(千原由幸君) お答え申し上げます。
 今後の火山防災対策の強化に向けました火山調査研究の主な課題等といたしましては、現状では事前に火山噴火の規模や様式等を的確に予測することが困難であること、また火山噴火研究を担う研究者数、研究者等の数も十分でないこと、また火山調査研究はこれまで大学や研究機関等がそれぞれ行っており、政府として一元的に推進する体制にはなっていなかったことなどがあると考えております。
 こうした課題に対応するため、先生御指摘のとおり、昨年、議員立法により活動火山対策特別措置法を改正していただきました。法改正を踏まえまして、文部科学省といたしましては、調査研究の推進に必要な観測データ等の収集体制を強化すべく、令和五年度補正予算で常時観測点や機動的な観測体制の充実を図るとともに、令和六年度から、火山の精密構造、噴火履歴等の基盤調査に係る予算を確保するなど、必要な体制整備を進めております。
 また、人材につきましては、これまでも最先端の火山研究と連携させた次世代の火山研究者の育成に取り組んでまいりましたが、これに加えて、令和六年度から新たに、周辺分野の研究者や社会人への学び直しの機会を提供するなどにより、即戦力となる火山研究・実務人材の育成、確保にも取り組むこととしております。
 さらに、火山研究の一元的な推進体制の枠組みにつきましては、本年四月から文部科学省に火山調査研究推進本部が設置されたところでございますが、今後は更に具体化、充実させていくため、現在、火山本部におきまして、調査研究や観測体制、人材等の観点も含め、総合的な基本施策等の策定に向けた検討を鋭意進めております。
 文部科学省といたしましては、火山本部に求められる機能を十分に発揮し、火山防災対策を強力に推進するため、引き続き関係府省庁と緊密に連携しつつ、取組を進めてまいります。

発言情報

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発言者: 千原由幸

speaker_id: 11345

日付: 2024-05-27

院: 参議院

会議名: 決算委員会