高市早苗の発言 (決算委員会)
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○国務大臣(高市早苗君) 人気漫画家として活躍してこられた赤松委員におかれましては、日本のコンテンツ産業の振興につきましても内閣に対して貴重な御提言を賜っており、心から感謝を申し上げます。
今御指摘いただきましたが、日本のコンテンツ産業は、輸出などの海外展開におきましては、これ二〇二二年には過去最高の四・七兆円でございますので、五・一兆円の鉄鋼産業にも匹敵し、また五・七兆円の半導体産業にも迫る勢いでございます。まさに大きなビジネスになりつつあります。
そして、その経済波及効果に関しましてですが、先週、六月四日に決定しました新たなクールジャパン戦略の中では、アニメに登場した場所や原作者の出身地を訪問するゆかりの地巡りを行う訪日外国人が増えており、コンテンツの人気がインバウンドに大きな波及効果をもたらしていること、また、アニメに登場する日本の食や文化、ファッションなどのアイテムが海外で人気を博していることを紹介させていただいた上で、日本のアニメや漫画などのコンテンツが日本への興味を喚起する入口として非常に大きな役割を果たしているという分析を示しております。
他方、コンテンツと連携したインバウンド誘致や農林水産物の輸出プロモーションなど、分野を超えた連携の取組が十分でないということ、また、海外マーケットに関する情報収集、分析、共有が限られていることなど、新たな戦略におきましては、今後経済波及効果を高めていくための課題とその対応についても明らかにいたしました。
今後、本戦略に基づいて、関係省庁と連携しながら、コンテンツ産業の海外展開のみならず、コンテンツを中心とした経済波及効果の拡大に資する取組も進めてまいります。