稲葉剛の発言 (厚生労働委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○参考人(稲葉剛君) ありがとうございます。
 私が代表を務めております一般社団法人つくろい東京ファンドは、ハウジングファースト型の住宅支援ということで、東京都内でアパート、マンションの空き家、空き室を現在五十四室借り上げまして、住まいがない生活困窮者の方、年代でいうと下は十代から上は八十代まで、本当に幅広い老若男女の方々、最近ではいわゆる外国籍の難民の方々でホームレス化する方も増えているんですけれども、そうした方々の受入れを行っております。
 最近は、近年はその居住支援ということが一般にも知られるようになってきましたので、民間の不動産業者の方とか物件のオーナーの方々の協力というのも得られやすくはなっております。ただ、なかなか、東京の場合は特にやはり家賃が高いという問題がありますので、民間団体、NPOで物件を借り上げると、当然オーナーさんに家賃を支払わないといけないというので、その分の負担というのも大きくなっていると。ですので、可能であれば公営住宅の空きストックを活用したいというふうには考えております。
 御存じの方も多いかと思いますけれども、兵庫県の尼崎市では、公営住宅の建て替えに伴う政策空き家、数年間建て替えのために空いている部屋を、民間の団体のネットワーク、コープこうべがハブとなって、そこにホームレスの支援をしている団体であるとか児童養護施設の出身者の若者を支援している団体、女性の支援をしている団体など、NPOがネットワークを組んでこの公営住宅の尼崎市営住宅の空き室を活用するという事業を行っておりまして、私が共同代表を務めているNPO法人ビッグイシュー基金でもこの尼崎市の公営住宅の空き室活用を行っております。ビッグイシューの販売者の方が月額六千五百円で公営住宅の空き室に入居できるという仕組みが始まっておりますので、是非、まず公営住宅のストック活用という点で、こうした事業を各地、各自治体でも進めていただければというふうに考えております。
 以上でございます。

発言情報

speech_id: 121314260X00620240411_022

発言者: 稲葉剛

speaker_id: 27915

日付: 2024-04-11

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会