稲葉剛の発言 (厚生労働委員会)
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○参考人(稲葉剛君) ありがとうございます。
水際作戦をなくすためには、まず、先ほど厚生労働省が方針を示すことが一番重要だとお話ししましたけれども、テクニカルな面でお話ししますと、一つは生活保護のオンライン申請を可能にするということです。
これは、実は東京都の西多摩福祉事務所、東京都の西多摩郡の福祉事務所、東京都が直轄で行っている福祉事務所では既に電子申請のシステムができております。インターネット上で生活保護を申請するという仕組みがつくられていて、既にもう活用されております。
以前、厚生労働省に申入れをした際、生活保護のオンライン申請についてお聞きしたところ、課内では検討しているというお話はありましたけれども、今、デジタル化の流れの中で、政府の様々な施策についてもオンラインで申請できるような仕組みをつくっていこうという動きが出てきておりますので、是非生活保護についてもオンラインで申請できる仕組みをつくってほしい、全国的につくってほしいというふうに考えております。
もう一つは、ネットの使用ということについてはなかなか難しい方もいらっしゃいますので、生活保護の窓口、これも一部の福祉事務所では行われておりますけれども、福祉事務所、各自治体の窓口に生活保護の申請書を常置すると、来庁者が手に取れる場所に生活保護の申請書を置くと。通常、住民の方が、印鑑証明等を取られる方に、まず申請書を書いて窓口まで持ってきますけれども、生活保護の場合はなかなか窓口で申請しても申請書が出てこないという問題がありますので、最初から手に取れる場所に申請書を置くということを全ての自治体で行うと。この二つを行うだけでも水際作戦というのはかなりなくせるんではないかなというふうに思っております。
あとは、福祉事務所の職員を増やすということですね。オーバーワークをなくしていくということだと思います。