馬渡雅敏の発言 (国土交通委員会)
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○参考人(馬渡雅敏君) お答えします。
事業者としては、荷主さんとともに効率化を図りたい。それから、ドライバーの時間管理をしっかり行って、自社に運賃水準、標準的な運賃はもう最低限いただきたいけれども、それ以上の作業とかいろんな料金の問題もあります。
我々の運行を行うに当たっての三大原価、もう三つしかないんですけれども、油代です、燃料代、それから人件費、それと車両代、この三つがもう大宗を占めています。あとはもう一般管理費であるとか間接費は微々たるものですけれども、この三つが三つとも上がったというのは私もこの業界に携わってから初めてです。油が上がりましたとか、人件費がやっぱり諸般の高騰、周りの状況によって上がりましたとか、車両が一時的に上がりましたとかいうことはありましたけれども、三つとも今上がっているんです。しかも、下がる気配がないというのが我々事業者の苦悩の始まりであります。
ですから、両立をさせるためにということですけれども、荷主さんとやっぱり交渉する際に、今までは自分たちで計算してエクセルか何かで打ち出して行っても、あなたたちの自分の資料で書いた、絵に描いた餅でしょうみたいな話を言われることがあります。
でも、今は標準的な運賃、しかも三月に改めて新しい標準的な運賃というのがしっかりあって、中身も、もう荷主さん十分原価計算できるような、理解できるようなものが書いてあります。公取さんから、これを運賃交渉のときに置いて交渉していいよというようなガイドラインも出ておりますので、我々としては、やっぱり運賃が上がらないことには、今までサービスでいただけなかった料金がいただけないことにはドライバーさんに適正な賃金を払うというのはもうなかなか難しいです。
さっきの三大原価のうち、油代、これ毎月請求が来て毎日払っているようなものですね。それから、トラック代も、今までだと安い中古車に変えようとかそういうことができたのが、今新しい車も一年半とか二年来ない。それから、中古車は、海外に行った分もあるんですけれども、もう本当に高止まりしています、中古車の価格もですね。ですから、どこかで人件費に回そうと思ってこの残りの二つを何とかしようと思っても、それができないというのが今の状況です。
国にやっぱり望むところは、こういった適正運賃収受に向けて環境整備、トラックGメンであり、それから公取さんであり、それからしっかり指導いただいて、標準的な運賃をいただいて、やっぱりこの標準的な運賃で使われているのはもう現状の原価ですので、それが上がれば適宜改正をまたこういった場で議論をいただいて、我々、持続的なやっぱり物流業界にしたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。