鈴木俊一の発言 (財政金融委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○国務大臣(鈴木俊一君) まず出資の仕組みでございますが、今回の増資が発効すれば、日本のIMFに対する出資額は約三兆円増額されますけれども、このうち外貨又はSDRによる貢献部分はIMFに対する債権として引き続き我が国の外貨準備として計上されます。
 また、円による貢献部分につきましては、その大部分は基金通貨代用証券の発行により行いますけれども、IMFへの拠出後、IMFがこれを融資のために現金化した場合にはその金額が我が国の資産である外貨準備として計上されるなど、費消されない仕組みになっております。
 このように、IMFへの資金貢献は我が国の資産である外貨準備と位置付けられることから、出資額がそのまま財政負担となるわけではなくて、一般的な財政支出とは性格が異なるものであります。
 出資と国益の関係でありますが、IMFへの追加出資の意義につきましては、新型コロナウイルスやロシアによるウクライナ侵略に伴うエネルギー、食料不安など、加盟国が様々な危機に直面する中、IMFが世界経済、国際金融市場の安定のために果たす役割は一層重要になっていると思っております。グローバル金融セーフティーネットの中心を担う重要な国際機関でありますIMFの増資の早期発効に主要出資国として率先して貢献すること、これは日本の国際社会におけるプレゼンスを高めるとともに、グローバルな課題解決を通じて日本の国益にも資するものと考えているところであります。

発言情報

speech_id: 121314370X00920240411_063

発言者: 鈴木俊一

speaker_id: 5579

日付: 2024-04-11

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会