井原聰の発言 (内閣委員会)

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○参考人(井原聰君) ありがとうございます。
 研究力の低下の背景というのは、それこそ文科省も含めていろんな形で今議論が進んでいて、少なくても一般の研究者が自分の思った研究を自由にやれるようなお金を出せというのがまず共通した見解ですね。ですから、大学の場合でいえば運営費交付金をもう少し柔軟な形でというふうなことで増やせということになっています。
 もう一つは、何といいますかね、必ずしも日本の、何といいますかね、知識が外国に流出しちゃって損しているという、そこを測定するのはすごく難しい。一般論としてそういうふうに見ることは可能だと思うんですが、必ずしも、私はそうじゃなくて、関係者がノウハウ含めてしっかりガードしている。
 多分おっしゃるところは、スパイのような方がいて持っていかれたらどうするんだというような話なんだろうと思うんですが、これも現在オープンな、グローバルなサイエンスというのが基本になっているわけで、各国の人たちと共同しながら研究してその研究力高めていくというのが国際的な流れなんですが、そこを抑えてしまうと。いや、もう何か情報漏れたら大変だということで抑えてしまう。
 例えば、ある国の研究者が情報持っていっちゃったよというふうな話で、もう少し詳しくチェックすると、十年も一緒にやってきた研究者の方もいるわけですよね。その人がもう情報を外に持っていって日本はこれだけ損失したって、それはやっぱりためにする議論に私には思えるわけで、余りまとまった回答ではありませんけれども、少なくても私は、囲い込むことによって研究力、逆に縮めてしまうと。
 先ほども申し上げたんですが、やっぱり、何といいますかね、いろんな人がいろんな考え方でその裾野、よく言われるのは富士山の裾野のようにして頂点にはいいものが生まれてくるというのが、やっぱりこれを実践していくことが最も必要な、今こそ必要な時代だというふうに思うんですね。そのことによってやっぱり外国から、何といいますかね、いろんな形で、ああ、日本はいい国だなというふうに思ってもらうことが基本だというふうに私は思っております。
 以上です。

発言情報

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発言者: 井原聰

speaker_id: 6938

日付: 2024-05-07

院: 参議院

会議名: 内閣委員会