吉田易範の発言 (内閣委員会)
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○政府参考人(吉田易範君) お答え申し上げます。
トロトラストに関しましては、主に一九三〇年から四〇年代に使用されたこともあり、これまで行ってきたこと以上の検証等を新たに行うことは現実的ではないというふうに考えますが、トロトラストに限らず、過去の教訓を踏まえ、医薬品の安全性、有効性の確保に向けて努力を続けていくことは重要というふうに考えております。
厚生労働省としましては、医薬品等による健康被害については、これまでも、スモン、あるいはサリドマイド、HIVなどを教訓としまして、医薬品副作用被害救済制度の創設、あるいは承認制度の改善や副作用情報の収集など、医薬品等に係る様々な安全対策、さらには同様の被害が起こらない社会の仕組みの在り方を考えることを目的とした薬害教育の普及啓発などを講じてきたところでございます。また、このトロトラストに起因する障害については、いわゆる令和五年十月にリニューアルしたしょうけい館においても資料を展示しております。
厚労省としましては、引き続き、こうした取組を通じて医薬品による悲惨な被害を再び発生することがないよう、医薬品の安全性、有効性の確保に最善の努力を重ねてまいりたいと、このように考えております。