池本美香の発言 (内閣委員会)
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○参考人(池本美香君) 私は、先ほども一番初めに挙げました子供コミッショナーの設置ということがやっぱりこのムードを変えるというか、これ、そういうふうに大きく方向転換するということのメッセージとして非常に大きいのではないかなと思っています。
どうしても今は少子化対策というと、何か当事者としては、例えば障害のある子供の親とかにとってみると、そのことと少子化というのがどっちが重要なんだというような、そういう疑問を持たれているわけですね。産ませることという方向に何か関心が向かって、今、生まれた後にこんなに苦労している人たちのことがなかなか目が向いていないということをお感じになられていて、それは障害のこともそうですし、今は小学生でも不登校とか、あと子供の自殺も物すごい増えています。そういう子供が、子供自身も本当に笑顔になれないし、それを育てている親も、本当に苦しい親がたくさん増えているわけなんですね。
子供の精神科も何か予約が取れないぐらい、六か月待ちとかそんな話が聞こえてくる中で、そういう心が傷ついたりというような人たちがたくさんいるような状況では少子化対策も何もないなということを思っていまして、先ほども、ちょっと資料にも書いたんですけれども、結局、今いる子供自身がいつも楽しそうだとか幸せそうだとか、親も、子供がいる人が何か楽しそうで幸せそうだなというのが社会に増えてくると、ああ、自分も子供を育てたいなというふうになって、結婚もしようかなとなるんですけど、今聞こえてくる情報は、そういう子供の、ひどい、何というかな、つらい状況の子供の話ばっかが聞こえてくる中では、もちろん確率としてはそれほど高くないかもしれないんですけど、ちょっとそこに踏み出すということが非常に今しんどくなっている。
なので、そういう、まずはそういう困っている子供を全部支えるというようなメッセージ、そのためには子供コミッショナーのような、そこができるということはそういう方向に社会が向かうんだということの大きなメッセージになりますので、そこは、私自身は一番反転する上では期待しているところです。
以上です。