池本美香の発言 (内閣委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○参考人(池本美香君) まず、国連が設置を求めている子供コミッショナーといいますのは、法律でどうやって任命するかですとか、あと、きちんと財源が確保されていてどういう権限があるかとか、ちゃんと職員がいてリサーチをしたりとか、そういうことも一応国連でパリ原則というような名前で、どういう要素が必要だということも国際的に決められたものがあるわけなんですが、日本のこの人権擁護委員制度というのは、まず、全然報酬を得ないボランティアですし、調査の権限ですとか、あとスタッフ、何か自分じゃなくてスタッフと一緒にやるという、スタッフの雇用なども全然制度としてないものですから、実際にこの人権擁護委員制度で子どもの人権専門委員になった方の論文を読ませていただいたんですけれども、要するに、何もできない、動きようがないということでしたし、そもそもそういう制度があることをその子供も親も知らないので誰も相談にも行かないというようなことなんで、それで、私も今どのぐらいの人数がどういう活動しているかというのを問い合わせたら、もう既に、いつの間にか制度が廃止になっていたということだったんです。
なので、この日本はそういう制度があって、世界にはそういうものがなくて、独特の制度としてということで言われていますけれども、昔はもしかするとそういう地域の活動として役割を果たせていたのかもしれないですけど、今の状況で、ましてやこういうなり手もいないような段階では、きちんとした制度としてやっていかないと機能しない。これ、そのことは国連にも、何ですかね、政府からの独立性もないし権威もないし、そういう力を欠いているということが言われているという状況かと思います。
以上です。