宮島清の発言 (内閣委員会)
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○参考人(宮島清君) ありがとうございます。
私、この照会と回答、それは義務であっても認定であっても、それが照会をして犯罪歴がなかったから安心というものではないという、そういう立場です。九割は初犯ですということもあるわけですし、必ずしも有罪にならない暗数もあると。だから、義務化したから保育所、学校、そこは全て安心になった、こういうふうには判断できない。また、こういう仕組みができて認定を受けたからそこの事業所では事故が起きない、これはあり得ないと思っています。
福井参考人がおっしゃったように、誰でもなり得ると、まあ書かれているものにもそうありますし、そういった性的嗜好を持っていらっしゃる方も多数いると。でも、そこで何らかの作用が働いたりしたときに実際の犯罪に至るということですから、まずこの制度は必要でどうしてもやるべきだ、一定の効果はあるとは思うんですけど、それがあればほかはやらなくていいよみたいな形で、安心なんだということが広がるとすれば、逆に発見や対応の状態が悪くなる、かねないと。
ヒアリングでも、有識者会議で、児童養護施設の団体が、今まで、何とか繰り返すような方がいないように、仕事を辞めてしまってまた別な施設で同じ仕事をするという人がいるので、そういったことを排除するような仕組みができないかと、業界団体でそういうことを取り組んだようですけど、やっぱりそしてこの制度ができたら安心だというふうになりたいというような感じのニュアンスもちょっと聞こえたんですけど、やはりこれは悩み続ける。
そして、これを契機に総合的なやっぱり対策を、しかも加害者の方の回復も、あるいは、回復してこの仕事に戻るということではなくて、その方の能力とか適性に合ったより魅力的な仕事の道が開かれて、そちらでやはり人生を築いていけるというような形で、必ずしもここに戻ってくることはあなたにとっても得策ではないし、子供たちにとってはやはりちょっと不安も大きいし、心配がやはり大きいと、そういう中であなたはどう考えますかというコミュニケーションも照会を受ける事業者等にはあり得るんだろうというふうに思います。よろしいでしょうか。