岩本剛人の発言 (外交・安全保障に関する調査会)
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○岩本剛人君 ありがとうございます。自由民主党の岩本剛人でございます。
本当に、調査会の長い議論、ありがとうございます。感謝を申し上げたいと思います。
この意見陳述ですけれども、自分も初めてなので、こういうことがいいのかちょっと分かりませんけれども、まあ整理、まとめたことを発表させていただきたいというふうに思います。
まず、参考人からも多々あったんですけれども、先生方も御承知のとおり、世界のパワーバランスの変化、さらにはロシアによるウクライナ侵略等において国際社会が分断されて国際秩序が本当に大きく動揺する中で、我が国日本がどのような外交的なリーダーシップを発揮していくべきなのかという問題意識の下で調査会は議論をされてきたというふうに認識をしております。
そうした中で、核軍縮・不拡散等の議論がありました。このFMCTを、まず一年目もFMCTについて議論がされたということなんですけれども、更に踏み込む形で課題の調査をしたところであります。
御承知のとおり、昨年のG7広島サミット、国連総会等においてFMCT交渉を進めるという政治的な意思を我々としては示してきたわけでありますけれども、今後、交渉開始に向けて、核保有国に透明性の確保、生産モラトリアムの継続、宣言を促す取組が重要であるとの指摘が参考人からあったところです。我が国としても、是非、G7、国連等々で、多国間の場を通じてそうした積極的な働きかけを行っていくべきというふうに認識をしたところであります。
また一方で、LAWS等、軍縮・不拡散の参考人からの意見陳述がありまして、二〇二五年の対人地雷禁止条約締約国会議の議長が今度は日本の方がなられるということで、やはり履行確保に向けては、条約の履行をするためにリーダーシップが期待をされているというふうに感じております。
また、カンボジア等地雷除去、さらにはそうした多くの知見を持つ中で、今後、ウクライナの復興等でも我々の国がその強みを生かしていけるというふうに考えておりますし、世界的にもそうした議論を我々の国がリードをしていくべきだというふうに考えていたところであります。
また一方、ODA、OSAの間で対人地雷除去の協力について様々な課題があるわけでありますけれども、やはり柔軟な運用が可能な制度設計の必要というような参考人からの指摘もありました。これについては、我々の国としても積極的に取り組み、支援の在り方について検討していく必要があるというふうに思います。
さらには、AI等の話があり、LAWSというのがいよいよ現実的なことになってきたというふうに思います。我が国としても、CCW、特定通常兵器使用禁止制限条約の枠組みをしっかり、ソフトローといいますか、まあルールをしっかり考えていくべきだと、そのために我々の国がリードをしていくべきだというふうに感じております。
また、非常に印象が強かったんですけれども、気候変動の話でありますけれども、この日本の調査研究能力が非常に高いと、国際信用力が非常に高いという指摘があったわけであります。そうした中で、やはりこの国際協力を通じて我々の国がいろんな国を様々な形で支援をしていくということが、非常にこれから国際貢献の中では重要なことだというふうに改めて認識しました。
ただ一方で、この研究開発を進める上で大学運営費交付金の研究費の事業費ですとか、そういったことが非常に厳しいと、そのことによって競争力や研究の能力が低下しているというような参考人のお話もあり、そういう点におきましては、やはりああいう御意見をいただきましたので、我々、日本の研究力、また国際貢献を含めて考えていくと、やはりそうした大学等への財政的な支援というのは不可欠だというふうに思いますし、しっかり予算措置をしていくべきだというふうに考えていたところであります。
また、CO2の話ですけれども、考え方は理解されているけれども、ふだんの生活では全く実践されていないという、もうあれも非常にインパクトのあったお話でしたので、そういったことをふだんからやはり我々として、政治的な立場として、そういったことを国民の皆さんに取り組んでいくように考えていく必要があるというふうに思います。
もう時間になりましたので、いろんな議論をさせていただいてきたんですけれども、来年が最後の一年になろうかと思います。ただ、せっかくこういう議論がありましたので、この調査会の意見を、是非、この意義等含めて、他の委員会含めて、いろんな政策や予算措置等々にしっかりフィードバックしていくということが、やはりそのために調査会があるということが意義だというふうに思いますので、そのことを是非また来年はしっかり国会の中で取り組むような形で議論をしていただければというふうに思います。
自分からは以上です。ありがとうございました。