平山洋介の発言 (国民生活・経済及び地方に関する調査会)

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○参考人(平山洋介君) 申し上げたかったことは、要するに、分配型から競争型に、この話だけじゃなくて、もういろんなところでそういうふうに変わってきているわけですね。
 頑張っているところを応援するというのは、それは全然いいと思うんですけれども、ただ、頑張れないところもある。それは、例えばこういう場とかメディアとかには出てこない、見えていないところで頑張れていないところがたくさんあって、そこを助ける仕組みがなくなってきているというのがやっぱり気になるということです。
 例えば、例えがちょっと自分に近くなる、私、ずっと国立大学に勤めておりました、三十年ばかり。勤め始めたときは国立大学平等に扱われていたんですけれども、法人化になってからはとにかく競争しなさいということになって、学内的にも競争、学校間でも競争、まあ自治体みたいなものです。もう競争、競争に次ぐ。競争すればするほど日本の研究力は落ちていったというのが現実。何かまずいこと言っていますかね、大丈夫ですかね。落ちていったのは事実。それはなぜなのかというのも、まだメカニズムよく分かっていないんですが。
 ただ、すごくあれですけど、例えばノーベル賞を取られた先生方のお話、私、必ず聞きに行くんですけれども、やはり、若い頃、競争なんかなくて非常に伸び伸び自由にやっていたというふうなことがあって、何かそういうことも重要で、例えば今、自治体の長の方、あちこち非常に頑張っておられるんですけれども、例えば国のコンペ型の助成金を取るために、私が勤めていた大学は、言っていいのかな、要するに、国の補助金を取るために、いかに、もうとにかく書類、山のように書かないといけない。それに頑張るのが大学の幹部の仕事だったわけですよね。でも、本当にそれが僕たちのやりたいことなのかということなんですよね。何かうまく言えませんけど。
 だから、競争の在り方も重要だと思うんですけれども、要するに、国の助成金に向かって競争するということだけではないのではないかということが一点。競争とはどういうものを競争というべきかということが一点と、もう繰り返しになりますが、競争に勝てなかった、あるいは競争に乗る気がなかったところが、だんだんメディアからも、僕らも知りませんし、見えなくなってきているんですけれども、そういうところをどうしていくのかということがやはり国政として重要じゃないかなというふうに思います。

発言情報

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発言者: 平山洋介

speaker_id: 17555

日付: 2024-02-07

院: 参議院

会議名: 国民生活・経済及び地方に関する調査会