中川大の発言 (国民生活・経済及び地方に関する調査会)
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○参考人(中川大君) ありがとうございます。お答えします。
その前に一つ、先ほどの地方の鉄道のバリアフリーのことについての佐藤参考人への御質問がありました。
公共交通の側から見たときの一つのコメントをさせていただければと思いますが、大都市部の鉄道に関して、十円上乗せすることによってそれが貴重な財源になっているということで、これは非常にいい制度だというふうに思いますけれども、より、その公共交通というのは公共サービスだという、そういう考え方に立てば、公共交通に障害者の方に乗っていただくために負担をすべきなのは、ほかの公共交通を利用している利用者だけが負担するべきなのではなくて、自動車を利用している人とか、公共交通を利用しない人もひとしくやはり負担していくというのが公平な負担の仕方であるというふうに思いますので、そういう形で、ほかの交通機関を利用している人たちもやはり平等に負担をしていくというような政策も考えていただいてもいいのではないかというふうに思います。
富山ライトレールの件ですけれども、これ、富山ライトレールだけではなくて、やはり県全体で、あるいは発想そのものを変えていこうということがあると思います。
そこで、富山の場合は、前の富山市長を始めとして、もう十五年ぐらい前から、やはり公共交通というのは町のための装置として重要なものなんだから、それを便利にしていくということは将来の町にとって大変大きな価値があるという、こういうことを繰り返し述べられてきておられまして、そのことはやっぱりもっともだなというふうに感じる人たちが徐々に増えてきたということじゃないかと思います。その中で、富山市は、ぶれずにその政策をやり続けてきたことによって、多くの人たちが何かいい町になってきたねというふうに感じられるようになってきたというようなことで、実績も残ってきたということと相まってかなり皆さんに理解されてきたのではないかというふうに思います。
そういったようなことが富山県全体にも波及するというか、そういうような考え方が伝わることによって、今回、JRの城端線、氷見線、これは富山県の西部を走っている路線ですけれども、そういったようなものもやはりみんなの力でもって便利にしていこうという、そういう新しい方向に変わってきたということで、そういったような形での相乗効果というのもあったのではないかなというふうに思っております。
以上でございます。