佐藤聡の発言 (国民生活・経済及び地方に関する調査会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○参考人(佐藤聡君) 御質問いただき、ありがとうございます。
数年前に国交省で駅無人化の検討会というのをやりました。無人化が、今全国の五〇%ぐらいの駅で無人化されているんですけれども、それによってどういったことが困るかということを障害者団体から意見を言って、また事業者からそれを聞いてもらったりということをやったんですけれども、この中で、車椅子、私たちが一つ提案したのは、駅の乗り降りするときに段差があるわけなんですけれども、今は、無人駅に乗るときは、駅員さんに、無人ですのでコールセンターみたいなのに電話して、そうすると、どこかから駅員さんがそのときに来て乗せてくれて、帰りも来てくれるというのが一応はやっていただくんですけれども、これはすごく制約が多いんですね。例えば、駅員配置ができる時間しか乗れない。だから、最終電車も乗れませんし、始発も乗れないとか、あるいは、乗るまでに物すごく時間が掛かる、待たないと駄目だといったことがあるんですね。その解決策として提案したのは、電車の中にスロープを積んでおいて、運転士さんが乗り降りの介助をしてほしいということをやりました。
これは既にいろんな地方鉄道でやっているんですね。松山市に行ったときに鉄道会社がやっておりまして、ここは、とってもいいなと思ったのは、もう本当に無人なんですけれども、駅のホームまで車椅子で行けるようにしていたら、もう全く駅員さん待たずに来た電車に乗れる。四人ぐらい車椅子で乗ったんですけれども、それも全然問題なく乗れたんですね。
ですから、これはお金を掛けることではないですね。掛けなくても工夫して、運転士さんがそれをやることによって、大体乗り降りに掛かる手間は一分だそうです。三社調べてもらったんですけど、全部一分でした。ですから、ダイヤの影響もほとんどなく、費用も掛けずにできる。
こういうふうに工夫によってやれることはありますので、やっぱりそういったことを是非取り入れていっていただきたいというふうに思います。