中川大の発言 (国民生活・経済及び地方に関する調査会)
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○参考人(中川大君) 御質問ありがとうございます。
そういうような場所でもあえて自分で行っていただくという、まずはそういう行動をしておられるということに対して私からも大変敬意を表したいというふうに思います。
私自身も車を持たずに生活をしていまして、どこへ行くにもそうしているわけですけれども、富山県などもそうなんですけれども、もうこちらから言わなくても迎えに行ってあげますよというような、そういうようなことにもう世の中全体がなってしまっていて、我々だと、公共交通がなくても不便ではない社会が実はもうでき上がってしまっていると。そのことによって、かえって元々の公共交通のお客さんが少なくなっていくというような面もありますので、そういう意味では、やはり翻って公共交通を、全体を便利にしていくと。
幹になるところ、枝になるところ、葉になるところ、これらがやっぱり接続していかなければいけないということでそういう計画を立てていっているわけですけれども、まずは幹になる部分から、先ほどもお話ししましたように、地方では極めて不便になっているために、枝葉も余り元気がなくなってしまっているというのが、これが実際のところだというふうに感じております。
そういう意味で、例えばEUのオーストリアなどの行政の方のホームページを見ますと、やはり全体の公共交通のサービス水準が書かれていて、どこがどれぐらいのサービス水準の公共交通が提供されているかというようなことが全部、全国の全部のデータが発表されていたりして、できるだけそこに住んでいただく人を増やしていこうという、そういうような政策が取られているということによって多くの人がそこに集まってこれるようになってくるということですね。
先ほど言われましたのは、私鉄の立地などについても、国では立地適正化計画だとかも、そういったような制度もつくっていただきまして、そこに集中して住めるようにはしていっていただいていますけれども、なかなかその辺りがまだまだ進んでいないということだと思いますので、町づくりも含めて便利にしていくということが今のところは求められているところだというふうに考えておりますが。