佐藤聡の発言 (国民生活・経済及び地方に関する調査会)
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○参考人(佐藤聡君) ありがとうございます。
鉄道のウェブでの予約ですね、車椅子席の予約と、もう一つ、障害者割引のウェブでの割引なんですけど、これは大分頑張っていただいて、一部ずつ進んでいただいています。
JR東とJR西日本は、今年の二月から、新幹線の車椅子席そして障害者割引のウェブでの予約、購入ということができるようになったそうです。ただ、まだ二社だけなんですね。JR東海さんとかほかのところはまだですので、これは引き続き是非進めていっていただきたいというふうに思います。
二つ目のその心のバリアフリーのところなんですけれども、先月ですかね、イオンシネマの問題がありまして、女性の方が映画館で自分が座りたいところ、車椅子の席がないところだったらしいんですけれども、そこに連れていってもらうときに助けてもらったんですけれども、帰るときに、次からはほかのところに行ってくださいというふうに言われたということで、それで物すごい炎上したんですけれども、バッシングもたくさんあって、障害者のわがままをそんな聞かなきゃ駄目なのかという意見がすごく多かったなというふうに思います。
これはわがままではなくて、私たちは、障害者だけ特別な権利を求めているわけじゃなくて、障害のない人が利用できているのを同じように利用できるようにしてくださいということをお願いしています。
そのためには二つ方法があって、一つは、バリアフリーにする、環境整備ですね、いろんなところにちゃんと車椅子席があって、障害者も選べるようにするということはまず一つ大切ですし、もう一つは、今バリアフリーになっていないんであれば、何とか利用できるように工夫をして手助けをしてやりましょうという、これが合理的配慮です。
例えば、商品が二階にあって、私は階段しかないから上がれないとき、重いけど、皆さんに持ってもらって二階に行くというのが一つ方法です。もう一つは、店員さんに私が買いたい商品を持ってきてもらって見せてもらって選ぶ、これもまあ合理的配慮です。
ですから、こういうふうに話し合うことによって、ああ、こういうふうにしたら、じゃ、これはできなくてもこうやったらできますねとか、こうやってもらったらいいんですということは本人と話し合わないとなかなか分からないことなんで、是非それは話し合ってほしい。
ですから、拒否をするんじゃなくて、どうやったら利用できるようになるかということを本人、障害者にも聞いて、それで、自分ができる範囲、まあこれはちょっと難しいな、じゃ、こういうことはどうですかという代替案を出しながらやっていくという、それがこれから求められていることだと思います。