久米孝の発言 (資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会)

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○政府参考人(久米孝君) お答え申し上げます。
 今御指摘いただきましたとおり、生成AIの普及あるいはデータセンターの増加など、DXの進展に伴いまして今後電力需要が増加するという指摘があることは認識してございます。
 例えば、電力広域的運営推進機関が公表しております今後十年の電力需要の見通しでは、昨年度までは電力需要、減少傾向で推移すると見込まれておりましたけれども、本年一月に公表された最新の見通しでは、産業部門の電力需要の増加によって、電力需要全体として増加の見通しに転じております。
 現在、エネルギー基本計画では二〇三〇年度、電力広域的運営推進機関の方では二〇三三年度の電力需要の見通しを示しておりますけれども、その先につきましては、今御指摘いただいたような様々なイノベーションの可能性あるいは今後の世界のエネルギー情勢などを現時点で正確に予測することは困難であるため、政府としての数字はお示ししておりません。
 ただ、将来の電力需要につきましては、現在進めております次期エネルギー基本計画の検討に際しても重要な論点の一つになるというふうには考えてございます。また、その際、必要な供給力の確保について、これ今御紹介いただきました容量市場、これを令和二年度に導入しております、それで今年度から開始しておるところですけれども。加えて、脱炭素電源への新規投資を広く対象に投資回収の予見性を確保するための長期脱炭素電源オークション、これを昨年度から導入して、本年四月に第一回の結果を公表したところであります。あと、系統対策としては、広域連系系統のマスタープラン、これを昨年三月に策定、公表しておりまして、これを踏まえて全国での地域間連系線等の整備を進めてまいります。
 まずはこうした取組を着実に進めることによって電力の安定供給確保を図ってまいりますけれども、今後、DXの進展によりまして電力需要の、DXの進展による電力需要増大の可能性と光電融合のような省エネ技術の開発が進む可能性、この双方を十分に踏まえながら、エネルギー供給を確保するための電源投資の在り方を含め、しっかり検討してまいります。

発言情報

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発言者: 久米孝

speaker_id: 28166

日付: 2024-05-29

院: 参議院

会議名: 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会