菅野拓の発言 (災害対策特別委員会)

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○参考人(菅野拓君) 少し視点を変えた最優先という形になってしまうかもしれませんが、やっぱり人命、人権なんですよね、守るべきというのは。それがやっぱり果たせない状況が起きてしまう。例えば平時から立場が弱い人なんかだと、より声が上げられないとか、よりケアが受けられないと、こういうことになってしまって、その守られるべき人権が守られていない、だから命を落としてしまうんだと、こういう話だと思いますので、やっぱり守るべき水準というのをちゃんと考えなければいけないということかと思います。
 直後にやる第一優先というよりは今からしっかりと考えなきゃいけない第一優先として、例えば災害救助法の体制を見ると、一人幾らってお金しか決まっていないんですよね。何をすればいいんですかということがどこにも書かれていなくて、実は守るべきものがちゃんと決まっていないということなんです。だから、下手をすると、いや、避難者に帰ってもらわなきゃいけないからお弁当なんてとんでもない、パンだけ出しておけばいいんだと、こういう運用を避難所でしてしまうなんという発想に行ってしまう自治体さんもあったりするわけです。
 やはり、この水準、それは小さい災害だと絶対守らなきゃいけない。でも、例えば南海トラフや首都直下は、あらゆるリソースをおいても、そちらに投入してももしかしたら守れないかもしれませんが、やっぱり目指すべきものとしてやらなきゃいけない、これを決めるということが非常に大事なことなんじゃないかなと思います。

発言情報

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発言者: 菅野拓

speaker_id: 31738

日付: 2025-05-09

院: 参議院

会議名: 災害対策特別委員会