桜井徹の発言 (国民生活・経済及び地方に関する調査会)

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○参考人(桜井徹君) まず、三十ページを御覧ください。資料九です。
 分割・民営化のときに、ローカル線は基本的には二千人未満及び四千人なんですけれども、その輸送密度がそれ以下の場合は切り離すということを当初は言っていたんですけれども、反対論もあって、とにかく分割・民営化をしなきゃいけないということで内部補助をそのままにしてずっとやってきたわけですね。
 そういう点で、広島県知事や島根県知事はその分割・民営化の際に、国民に対して、内部補助でやるんだと、地方も分割・民営化で元気になるからいいんだというような論理でやったわけですけれども、今こうなっていると。で、そのときになって約束が違うというのが地方自治体の意見なんですね。それに対して私は、同時にですね、現在、JRはもうかっているんですよ。
 一番重要なところだけ言いますが、表十四、三十二ページ見てください。
 昔は、大手私鉄よりはJRはもうかっていないということを言われていたんですけれども、DOEというんですけど、純資産配当率ってあるんですけれども、最近注目されている指標なんですけれども、JR東日本や西日本、JR九州は非常に高いDOEなんですね。近鉄や京王、京急を全部調べましたけれども、小田急を除いてほとんど一点台なんですよ。
 JRの場合は公益事業なんですよ。で、分割・民営化をして、完全民営化したときに、心配になって、当時の扇千景大臣が、私も参考人に呼ばれましたけれども、ローカル線は廃止にしないんですよね、そのおそれがあるんじゃないですかということで大臣指針というのを出したんです。それが今有名無実になってきているんですけれども、こういうように、大手私鉄よりも更にもっと高い、もうける、公益事業としての役割から大きく逸脱しているんですね。民間企業よりももうかっている。イトーヨーカドーよりももうかっている。
 そういうような会社を鉄道事業法で規制しなきゃいけないんですよ。利潤も規制しなきゃいけない。本来、公益事業統制、パブリック・ユーティリティー・レギュレーションというのは利潤も規制するんですけど、現在、運賃規定も大きく、JRにとって有利なように変更させられているんですよ。単にJR北海道に対して……

発言情報

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発言者: 桜井徹

speaker_id: 7259

日付: 2025-02-12

院: 参議院

会議名: 国民生活・経済及び地方に関する調査会