松本洋平の発言 (文部科学委員会)
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○松本(洋)国務大臣 津村委員からもお話がありましたけれども、科学技術イノベーション政策というのは、大変重要な分野だと私自身考えているところであります。社会課題の解決はもちろんでありますし、また同時に、我が国の豊かさにつながっていくものでもあります。
一つ例を申し上げますと、私、茨城県にある核融合炉、フュージョンエネルギーの実証炉でありますJT60SAに視察に行ったときに、そこの研究者の方から言われた言葉がすごく印象に残っていまして。これまで、エネルギー覇権を握る国というのは、いわゆる地下資源を持っている国がエネルギー覇権を担ってきたけれども、この技術を開発し実用化することができれば、技術力を持つ国こそがエネルギー覇権を持つことにつながっていくんですというお話を聞いたのが大変印象に残っております。
別に、これはフュージョンエネルギーの話だけのことを言っているのではなくて、やはり、これだけ高度に発達をし、そして科学技術、新たな技術が社会を大きく変えていく、そうした状況を見ていくと、やはり、私たちの国としては、これからも科学技術立国であったりとか様々なそうした技術というものを使って、日本の国の社会、そして世界を変えていくような力を持つことができるのかどうかというのは、これからの我が国の発展にとって極めて重要だと思っているところであります。
そのために、当然、国際卓越大学のお話もしてくださいましたが、我が国における、いわゆる物すごく高い水準の研究だったりとか、そういうものを伸ばしていくということも極めて大事である一方で、やはり、それを支えていく基礎研究をしっかりと守っていく、ここの厚みを増していくということも同時にやっていくということが、これからの日本の未来にとっては、私はすごく大切なことだと思っています。
ですので、そういう意味では、運営費交付金を始めとした、そうした基礎研究や大学経営を支えていくような資金というものを我々としては確保していくことができるように、財政当局とも交渉をしながら、全力を尽くしてその確保というものもやってまいりたいと思います。また同時に、いわゆる競争的資金を導入することによって、それをより深掘りしていくような、そうした資金というものも一緒に併せて獲得をしていかなければいけないし、先ほどおっしゃられたような様々な取組を通じて、極めて高度な研究をしていくというものも伸ばしていかなければいけない。
そういう意味では、科学技術イノベーション政策というものの大切さをしっかりと国民の皆さんにも御理解いただくとともに、そのために必要な施策というものは総動員をしていくことができるように、私自身、先頭に立って頑張ってやっていきたいと思いますので、是非、委員皆さんの御理解と御協力もいただければと思います。