2025-12-04
衆議院
阪口直人
地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会
阪口直人の発言 (地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会)
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○阪口委員 れいわ新選組の阪口直人です。
今日は、香害と化学物質過敏症について質問します。
香害は、合成洗剤や柔軟剤などに含まれる微量の揮発性化学物質に反応し、頭痛や吐き気また呼吸困難などの健康被害が生じることをいいます。化学物質過敏症を発症すると、日常生活が大変に困難になってしまいます。私も多くの被害者にヒアリングをしましたが、生活が一変し、普通の生活ができない、症状がひどいときには、苦しみや痛みから解放されたい、自分はこの世に生きていてはいけないのではないかという思いしかなくなってしまう、そういう苦しい胸のうちを打ち明けられました。香害に対する理解も進んでおらず、周囲から、普通に売っているものを使って何が悪いんだとか、わがままを言うなとか、このように言われて本当に苦しい思いをしている。でも、私たちの誰もがいつ発症するか分からないんですね。
香害による健康被害の治療法が確立していない化学物質過敏症は、化学物質による末端神経のセンサーへの継続的な刺激による中枢神経の病気なんです。刺激を避けること、つまり予防が一番重要なんですね。化学物質の影響が大人よりも大きくて、生涯にわたって影響を及ぼすおそれのある子供たちを守ることが大変に重要なんです。
二〇〇五年以降新潟県立看護大学の永吉准教授らが継続的に行っている実態調査から、新潟県上越市の小中学校生の一〇%が香料や化学物質によって体調が悪化し、呼吸困難や頭痛などの症状が出ている、年を追うごとに増加傾向にあることが判明しました。昨年学術団体などによって行われた全国調査でも同様の結果で、不登校などの原因になっていることも明らかになっています。
個々の化学物質と体調不良の因果関係が明らかになっていないとして政府は抜本対策をしていませんが、でも、ワクチンもそうです、PFASもそうです、因果関係を明らかにするための最善を本当に尽くしているのか。憲法で保障されている基本的人権を守るためにも、子供たちの健康そして未来を守るためには最大限の対策をすべきです。
質問です。まず、学びの場に香料は必要でしょうか。嗜好品を使う自由と、呼吸し学ぶ権利を守り発症を予防する安全な環境のどちらに重きを置くべきかとお考えでしょうか。お願いいたします。