安保華子の発言 (総務委員会)
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○参考人(安保華子君) お答えいたします。
NHKは、政府の情報セキュリティー戦略をつかさどる国家サイバー統括室、NCOが定める十五分野の重要インフラ事業者の一つに位置付けられております。サイバーセキュリティ基本法及び重要インフラのサイバーセキュリティに係る行動計画などに基づき、NCO始め放送・通信業界の攻撃情報共有組織、ICT―ISACなどとも連携し、重要社会基盤事業者としてセキュリティー対策の強化を図っているところです。
NHKは、公共放送として国民生活に不可欠な情報を提供する役割を担っており、いかなるときも放送を継続すること、受信契約者等の個人情報を守ることを最重要の課題としております。そのため、NHKグループ全体の通信を二十四時間三百六十五日監視するとともに、重要なシステムはインターネットから分離するなど、多層防御を徹底しております。特に放送機器におきましては、万一大規模なサイバー攻撃を受けても放送を継続できるよう、バックアップ設備の整備を行っております。また、セキュリティーの組織体制や人材育成の強化など、グループ全体でサイバー攻撃に対する防御力、回復力の向上にも取り組んでおります。
ランサムウェア攻撃につきましては、VPN機器の脆弱性をついた不正侵入による深刻な被害事例が多く報告されております。NHKでは、これらの機器で緊急度の高い脆弱性が発見された場合、システム停止を含め、速やかに対策を実施しております。さらに、アタックサーフェスマネジメントサービスを導入し、ネット上から見える脆弱な機器をNHK自らが早期に検出し、対応する取組も進めているところです。