上月良祐の発言 (農林水産委員会)

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○上月良祐君 ありがとうございました。
 いろんな要因があったんだと思います。途中で意見を変える、見解を変えるってすごい難しいことだと思うんですよ。でも、それをやらなきゃいけないときにやらなきゃいけないんだということを、役所の役人の皆さんも大臣をしっかり支えて、ここは意見を変えなきゃいけないところだというタイミングがあればそういうふうに是非やっていただきたいと思いますし、これまで米は冷害との闘いだったわけですよ。ところが、今、高温障害との闘いと、もうゲームが変わってしまって、そこが令和五年のこの赤いところがばあんと伸びているところの大きな原因の一つなわけでありますので、これからそういうこともあると思いますから、しっかり現場の様子をよく見て対応していっていただきたいと思います。
 そして、次に、需要に応じた生産、増産の考え方について大臣にお聞きしたいと思います。
 小泉前大臣と鈴木現大臣で米の増産や生産に関わる考え方が大きく変わったと何か言われているようなんですが、私、全くそう思っていないんです。基本的な考え方や軸は全く変わっていなくて、小泉大臣も、需要に応じた生産、需要に応じた増産という考え方、明確に言っていらっしゃいました。
 農林部会で、大変自民党の中で激論になりまして、増産に関する考え方に。部会長、ちゃんと仕切ってこいと、ちゃんと話ししてこいって藤木委員長にも随分怒られたんですけど。で、大臣に御連絡をし、話をした上で、アポをいただいて、宮下一郎先生と一緒に二人で、調査会長と一緒に大臣室に行って、しっかり話をしたんですよ。そのときにも明確に需要に応じた生産、増産だというふうに言っていたし、その後、外に出て三人で会見することになったんだけど、そのときも明確に、オープンな場でもそうおっしゃっておられました。
 需要に応じた生産や増産の考え方に立ってみると、現在の足下を見ると、五十九万トン備蓄米を放出して、二十一万トン備蓄米買入れを停止して、さらに六十六万トンの増産がされています。百四十六万トン増えている。そして、さっきの青い線を三つ足して、三年間の需給ギャップ、これが九十七万トンあるとしても、これはどう見ても足下は米が多くなっているだろうと普通思うわけです。
 さっきの資料一見ていただいても、緑の生産量、ここ令和七年は大幅に上がっているわけでして、これはこれで、また慎重にやっていかないと、次またミスってしまうんじゃないかというふうに大変心配しています。数年前まではこんだけ余ったら米価暴落が心配されたような状況だと思う中で暴騰しているわけですから、これは米の関係者みんな不安以外ないですよね。これはどうなっているんだろうかということなんだと思うんです。
 私、需要に応じた生産、増産というのは二つの面があると思っていまして、一つはマクロなんですよ。これは、輸出とかで需要が増えない限り、マクロでは増やせませんよということです。基本計画、食料・農業・農村基本計画も、マクロで増産のことはそういう意図で書いているんだと思います。これはマクロの話。
 もう一つ、ミクロで見ると、もうそこここで田んぼがもう耕作放棄になって、もう駄目だ、やめちゃうみたいな話が出てきている、御高齢化もあってなっているわけであります。そういう意味では、ミクロで見ると、隣の田んぼをやることになる、ちょっと離れた田んぼを受けることになる、その人から見れば増産なんですよ。
 でも、マクロとミクロをごっちゃにしちゃいけないんで、そういう意味で、需要に応じた生産、増産というところは、これは、鈴木大臣は、皆さん方のために申し上げておきますと、米の需要拡大PTの座長だったんですよ。自民党の中で米の需要をどうやったら拡大できるかを真剣にやってこられた方ですよ。私、あれは本当に画期的なプロジェクトチームだったと思って、米粉あるいは米粉麺も、パンも、いろんなことを輸出も含めてやってこられたんで、そういう御経験もある鈴木大臣に、需要に応じた生産、増産の考え方、お伺いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 上月良祐

speaker_id: 7778

日付: 2025-11-20

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会