原克彦の発言 (外務委員会)
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○原政府参考人 お答えいたします。
オーストラリアにつきましては、量子技術を国家戦略上の重要技術の一つと位置づけてございまして、先ほど御紹介がありましたけれども、政府によるサイクオンタム社への大胆な投資でありますとか、あるいは、これに加えましてシリコン・クオンタム・コンピューティング社への支援などを通じて、量子産業の育成を積極的に進めていると承知してございます。
我が国とオーストラリアでございますけれども、アカデミアを中心に、長年にわたり量子分野で協力を進めてきてございます。
例えばでございますけれども、慶応義塾大学、それから東京大学、理化学研究所などが、オーストラリアの大学、研究機関との共同研究などを通じて、継続的な研究協力と人材交流を実施してきているところでございます。
特に近年では、国立研究開発法人産業技術総合研究所に置かれております量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター、略称G―QuATでございますが、これとオーストラリアのポージー・スーパーコンピューティング研究センターが二〇二六年に協力趣意書を締結してございます。また、富士通とオーストラリア国立大学、この二者が二〇二四年に量子研究センター設立に向けた覚書を締結するなど、研究のみならず産業化に向けた連携も進展しているところでございます。
また、これも先ほど御紹介いただきましたけれども、本年五月の経済安全保障協力に関する日豪共同宣言におきまして、量子技術は重要・新興技術の一つとして位置づけていただいているところでございます。この中で今後の協力強化の方向性が確認されたところでございます。現在、この共同宣言に基づきまして、我々とオーストラリア政府との間でより具体的な協力内容について調整しているところでございます。
今後も、研究、人材育成、それから研究、製造のインフラの相互活用、産学連携、サプライチェーン強靱化等の幅広い分野について、協力関係を更に深めてまいりたいと考えているところでございます。
以上です。