木原晋一の発言 (外交防衛委員会)
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○政府参考人(木原晋一君) お答え申し上げます。
日本のエネルギーと中東の関係を申し上げますと、二度のエネルギー危機を経まして、日本では一九八〇年代以降、発電分野において、LNG、原子力、再生可能エネルギーなど中東に依存しないエネルギーへの転換を推進するとともに、自動車の燃費の大幅な向上を始めとして省エネルギーの取組を強く推進してまいりました。この結果、原油の輸入量は、ピーク時である一九七三年度と比較して二〇二四年度は半減しております。したがいまして、日本のエネルギー供給全体に占める石油への依存、それから中東への依存に関しましては大幅に低下している状況でございます。
その上で、原油の輸入先の多角化に向けた取組につきましては、過去、原油の中東依存度は一九八七年度に六七・九%まで減少したものの、その後、アジアの原油生産国における国内需要の拡大やロシアに対する制裁の発動等により供給源の選択肢が限定された結果、現在に至るまで中東依存度は高い水準で推移してございます。
競争力の高い石油精製製品を供給するためには、産地ごとに性状が異なる原油について、原油の性状や価格、輸送日数などを勘案して効率的な精製処理を継続することが求められてきた結果、中東地域からの原油調達が高い水準で推移してきたものと認識しております。