小塩隆士の発言 (国民生活・経済に関する調査会)

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○参考人(小塩隆士君) 先生御指摘のところは非常に重要でして、実は今日お見せしたグラフは、働いている働いていない、二分法でしかお見せしていないんですけど、実際には、高齢者の人たちが働くようになったといっても、かなりの部分はパートタイムですね。フルタイムじゃなくてパートタイムということですので、先ほどの先生のお言葉ですと縦の部分ですが、垂直の部分の働き方という点については、やはり若くてフルタイムで働いている人に比べると薄いなというふうなところがあります。
 それは二つ評価がありまして、一つは、いやいや、高齢者は働いているといっても、若い人に比べるとそんなに働いていないんじゃないかという見方ができます。もうちょっと働くようにという見方もできると思うんですね。もう一つの見方は、いやいや、そうじゃなくて、高齢者になったらいろんな生活の過ごし方ってあるんじゃないか。例えば、週の三日ぐらいは働いて、残りは地元で何か町内会の活動する、あるいはもうお孫さんの世話を見るとかいう組合せもあっていいじゃないか。だから、パートタイムでいいじゃないかというふうな議論があると思うんですね。
 ですから、働き方の評価というのは、ちょっと高齢者になってくると若い人と違ってくると思います。経済から見るとフルタイムで働いてもらった方がいいんだけど、最近のはやりの言葉で言うとウエルビーイングというんですかね、もう少し広い立場から言うと多様な生活スタイルがあっていいんじゃないかなというようなのがあります。ちょっとこの見極めは難しいなというふうに思います。

発言情報

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発言者: 小塩隆士

日付: 2026-05-20

院: 参議院

会議名: 国民生活・経済に関する調査会