井出道雄 に関する国会発言

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2008-06-10 井出道雄 農林水産委員会 参議院

○政府参考人(井出道雄君) 我が国の林業の場合、従来は曲がりのない材、いわゆるA材というものだけが製材品として使われるということですから非常に高コストであると。これが、最近は、曲がりが少々あっても、まあこれB材と言いますが、これが合板や集成材にも使われるようになって、搬出の単位当たりのコストが下がってきました。  今問題になっていますのは、C材と言われるパルプチップであるとか木質バイオマスとして利活用される部分についても利用できるよう

2008-06-10 井出道雄 農林水産委員会 参議院

○政府参考人(井出道雄君) 十二億の内訳がはっきり決まっているわけではありませんが、私たちの見立てとしては、およそ三分の二、八億ぐらいはそういうことに使ってはいかがかと思っております。ただいま公募中でありますけれども、関心は非常に高うございまして、各大学あるいは研究機関、それから化学メーカーその他の企業からいろいろな問い合わせについては殺到しているという状況でございます。  ですから、研究としても、これから一から始めるというよりは、各

2008-06-10 井出道雄 農林水産委員会 参議院

○政府参考人(井出道雄君) 今委員から御指摘がありましたように、この木質系のバイオマスからエタノールを製造するに当たりましては、糖化、発酵を経まして、エタノールに変換される成分であるセルロースあるいはヘミセルロースといったものと、それ以外の成分であるリグニンの分離というのが避けられない工程でございます。現在はこのリグニンを分離するために非常に手間が掛かっておりまして、お金も掛かるということでありますが、これを克服するためには、低コストで

2008-05-27 井出道雄 農林水産委員会 参議院

○政府参考人(井出道雄君) 間伐等の森林施業を着実に実施していくためにはやっぱり高性能の林業機械を入れていかなきゃなりませんので、そういった効率的な作業システムに対応し得るよう、既設の公道等の整備状況も踏まえながら、林道と作業道の適切な組合せによりまして路網整備を進めることが必要であると考えております。  このため、従来から林道整備に当たりましては、計画段階におきまして公道、農道との効率的な連絡のために必要な調整を図るとともに、国道や

2008-05-27 井出道雄 農林水産委員会 参議院

○政府参考人(井出道雄君) 林野庁といたしましては、中小製材工場を含む木材産業に対する政策の基本といたしましては、需要者のニーズに対応した品質、性能の確かな製品を安定的に供給できる競争力の高い加工体制を構築していくことが必要だと考えております。  このため、この新生産システムによりまして、モデル的に大規模な加工体制の整備を進めている中におきましても、中小の製材工場につきましては、例えばですが、乾燥、仕上げ等を行う中核工場に対しまして、

2008-05-27 井出道雄 農林水産委員会 参議院

○政府参考人(井出道雄君) 今委員からお話がありましたように、林野庁におきましては、平成十八年度からこの新生産システムを全国十一か所でモデル的に実施してきております。  しかしながら、さらに、平成十九年度からはこの新生産システム関係の大規模な加工工場だけではなく、全国各地におきます原木のユーザーの需要動向に対応するためということで、各都道府県ごとに、森林組合系統でありますとか、素材生産業者団体でありますとか、大規模林家等の原木供給者や

2008-05-22 井出道雄 農林水産委員会 参議院

○政府参考人(井出道雄君) 御承知のように、我が国は地形が急峻で、雨量がとても多くて、狭小な国土に多くの人口を擁しておりますから、非常に災害による被害を受けやすい条件下にございます。こうした中で、森林の有する国土保全などの公益的機能を発揮させることによりまして国民の安全、安心を確保していくことは極めて重要でございます。このため、従来、森林法に基づきまして、水源の涵養、災害の防止等の森林の有する公益的機能を発揮させる上で特に重要な森林を保

2008-05-22 井出道雄 農林水産委員会 参議院

○政府参考人(井出道雄君) 今委員からお話がありましたように、水源林造成事業は、奥地の水源地域等での保安林の造成を行います国土保全上必要不可欠な事業でありますし、かつ京都議定書の森林吸収源対策としても重要な事業でございます。また、今委員からお話がありましたように、山村地域の雇用確保という面でも大きな役割を果たしてまいりました。  本事業につきましては、緑資源機構の廃止後は独立行政法人森林総合研究所に承継をいたしまして事業を実施している

2008-05-22 井出道雄 農林水産委員会 参議院

○政府参考人(井出道雄君) 間伐などの際に発生しております林地残材については、およそ八百五十万立米、つまりほとんどが未利用のまま林地内に放置されているという状況であります。  こういった林地残材を、パルプチップですとか先ほど来お話があります木質ペレットでありますとか、バイオエタノールあるいはバイオマテリアルといった形で利活用していくということは、化石燃料への依存を減らし、地球温暖化の防止に役立つとともに、地域の活性化や雇用の場の確保に

2008-05-12 井出道雄 決算委員会 参議院

○政府参考人(井出道雄君) 間伐を促進するためにも、間伐材を含む国産材の利用促進を図るということが極めて重要でございます。その基本は、需要者のニーズにこたえまして安定した品質、数量、価格での供給を図ることにあると考えております。  このため、森林施業の集約化等によりまして大きなロットでの原木供給の取組に加えまして、間伐材を合板や集成材向けに利用する技術の開発でありますとか、拠点となる大規模な加工施設の整備等によりまして、需要者のニーズ

2008-05-12 井出道雄 決算委員会 参議院

○政府参考人(井出道雄君) 間伐を推進していくためには、森林所有者の自己負担の軽減というのが大きな課題でございます。  このため、従来から、森林施業を集約化するとか、作業道等の路網と高性能の林業機械を組み合わせまして間伐材の生産コストを低減していくと。また、新しい生産システムによりまして、川上と川下の連携による低コスト、大ロットの安定供給体制を構築することを通じまして国産材の利用拡大等を図っていくといった面について支援をしてまいりまし

2008-05-12 井出道雄 決算委員会 参議院

○政府参考人(井出道雄君) 国有林野事業の今後についてでございますが、国有林野、一般の民有林もそうでありますけれども、今人工林資源はかなり増大をしつつあります。この成熟しつつある人工林資源を中心としまして、今後収穫量は増大すると見込まれます。また、その中で間伐の積極的な推進や国産材の需要拡大を図って収入の確保に努めていくことといたしているところであります。  また、国有林におきましては、率先しまして高性能林業機械を活用した列状間伐など

2008-05-12 井出道雄 決算委員会 参議院

○政府参考人(井出道雄君) 国有林野事業につきましては、平成十年の抜本的改革によりまして、一般会計からの利子補給により債務の累増を招かないという形の中で経費の節減等によりまして支出の削減に努力をしてまいりました。その結果、平成十六年度には新規借入金をゼロとしまして収支均衡が図られたところでございますが、それ以降、新規借入金体質からは脱却をいたしましたけれども、木材販売収入の確保や経費の節減などに努める中、残念ながら木材価格が低迷するなど

2008-05-08 宮腰光寛 農林水産委員会 衆議院

○宮腰委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。  この際、お諮りいたします。  本件調査のため、本日、政府参考人として農林水産省大臣官房総括審議官伊藤健一君、大臣官房総括審議官吉村馨君、総合食料局長町田勝弘君、消費・安全局長佐藤正典君、生産局長内藤邦男君、経営局長高橋博君、農村振興局長中條康朗君、林野庁長官井出道雄君、内閣府大臣官房審議官堀田繁君、公正取引委員会事務総局経

2008-04-24 井出道雄 農林水産委員会 参議院

○政府参考人(井出道雄君) 今お話のありました大雪山の国立公園内の国有林ですが、平成十六年九月の台風十八号に伴う強風によりまして、約四十ヘクタールにわたってほぼ全面的に幹折れ、根返り等の被害が発生いたしました。これらの風倒被害箇所におきましては、放置しておきますと、病虫害の発生によりまして周辺森林への影響が懸念される、あるいは水源涵養とか良好な景観の形成といった公益的機能の低下が懸念されることから、被害跡地の森林の再生を目的としまして、

2008-04-24 井出道雄 農林水産委員会 参議院

○政府参考人(井出道雄君) 国有林野事業における天然林の取扱いでございますけれども、国有林野事業につきましては、公益的機能の維持増進ということが第一義的な目標としながらも、様々な木材需要にこたえまして、林産物を持続的かつ計画的に供給しまして地域の産業の振興なり木の文化の承継などに寄与しているところでございます。  このような考え方を踏まえまして、特に自然環境の保全上重要な天然林については、原則として伐採を行わない保護林などに設定いたし

2008-04-24 井出道雄 農林水産委員会 参議院

○政府参考人(井出道雄君) 国有林野事業の今後につきましては、収支の見通しにつきましても、成熟しつつあります人工林資源を中心に収穫量が今後増大すると見込まれることを踏まえまして、国有林におきましても、間伐の積極的な推進や国産材の需要拡大を図って収入の確保に努めていきたいと考えておりますし、高性能林業機械を活用した列状間伐など高能率の間伐作業システムは、これは国有林が先駆けて導入をしたものでありますが、こういったものを効率的な執行をいたし

2008-04-24 井出道雄 農林水産委員会 参議院

○政府参考人(井出道雄君) この国有林野事業の累積債務の解消につきましては、私どもは、現在は木材価格の低迷等、厳しい状況にはありますが、更に努力を積み重ねて、やはりこの債務の解消は最大限の努力をしていきたいと考えております。  一方で、この国有林野事業特別会計につきましては、今お話がございましたように、一昨年六月に制定されました行政改革推進法におきまして、事務事業の一部を独立行政法人に移管した上で、一般会計に統合することについて検討す

2008-04-24 井出道雄 農林水産委員会 参議院

○政府参考人(井出道雄君) 委員御指摘のように、国有林野事業につきましては、平成十年の抜本的改革によりまして経費の節減等によります支出の削減に努力をいたしました結果、平成十六年度には新規借入金をゼロとし、収支均衡を図ったところでございますが、以降、新規借入金からは脱却いたしましたが、木材価格の低迷など厳しい状況にある中で債務残高の縮減には至っていないところでございます。  今後につきましては、一般会計からの利子補給により債務の累増を招

2008-04-24 井出道雄 農林水産委員会 参議院

○政府参考人(井出道雄君) 事務の流れとしては国がやるべきことを県に委任をしてお願いをするということはございますが、それは、林野庁の出先というのはいわゆる国有林を管理している森林管理局森林管理署でございますので、この一般民有林の事業についてそちらのルートからお金を流したり、その調整をしたりすることは考えられませんので、その事務の手続としては、国が直接できなければ県にお願いをして手続を取っていただくということになろうかと思っております。