寄本勝美 に関する国会発言
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○参考人(寄本勝美君) 私は、主として財政問題から議員の定数を削減すべきだという考え方には余り賛成できません。 日本の場合、議会費用というのはおおむね一般会計の二%ないし三%でしょうか。デモクラシーにはそれくらいのお金がかかるというのはやむを得ないのではないかとも考えております。また、アメリカのように議員の数が非常に少ないケースがよく紹介されますけれども、一人一人の議員は二人なり三人なりの秘書を持っておりまして、調査活動などにかなり
○参考人(寄本勝美君) 機関委任事務のとにかく一番大きな問題は、自治体の長を国の機関としてみなし、その事務に関しては上下的関係を実際上維持してしまうというところにあろうかと思うんです。ですから、機関委任事務として残るものがどんなにわずかに制限されても、それがある限りは二つの帽子をかぶり続けるということは建前としておかしい、理念としておかしいと。実際上の問題よりも、そこの考え方の問題という面があろうかと思います。 そこで、さまざまな改
○参考人(寄本勝美君) 実は私などは牛嶋先生の地方財政の御本から随分教えていただいている者の一人でございまして、先生に何か御意見を申し上げるというのは本当に恐縮でございます。 五対五というのは、私個人の意見でもありますが、一応これまでの地方財政関係の間でコンセンサスが得られやすいといいますか、地方と国との財源配分を一応五対五ぐらいに変えていくということのもとで具体的な財源配分などとか財政調整制度などの仕組みを見ていくべきだというのが
○参考人(寄本勝美君) 団体委任事務に関しましては、例えば福祉の面で最近団体事務に変わりましたが、その結果、自治体の方での自由裁量がふえたんですけれども、しかしかえって自治体の方から国の方に対してモデル条例をつくってもらいたいとか指針をつくってもらいたいといったような要望が出てまいりまして、団体事務としての特徴を自治体側が十分に生かし切っているとは言えないといったような批判があったり、あるいは逆に、国の方が機関委任事務から移したにもかか
○参考人(寄本勝美君) 先生の御質問にお答えする前に、先ほどの先生の御質問についてちょっと言い落としたことがございますので一言つけ加えさせていただきますが、権限が移譲すれば許認可の面が少なくなる、これは異論のないところでございます。ただ、形式的に市町村長の権限あるいは都道府県の知事の権限になりましても、その過程におきまして、よく主務大臣に相談をするとか知事に相談するといったような文言が加わる場合もございます。これはある種の協力的な仕組み
○参考人(寄本勝美君) 私は、先生の御指摘ございました、権限移譲が進めばそれだけ許認可の事務、許認可事項が少なくなるという御指摘はそのとおりだと思います。本法案の骨子でもございまして、ぜひともその辺のところを大切にしていただければと思います。
○参考人(寄本勝美君) 教えていただくところが多くて、大変ありがとうございました。国と自治体との役割の分担というのは大きな範疇では事実上困難であるというあたりのところに関しまして御理解をいただいたことは、大変うれしく思っております。 清掃なら清掃、福祉なら福祉の幾つかの大きな分類の中で、さらに中分類、小分類と分かれていくと思うんですが、その個々の仕事についてきちっと役割を分担するところは分担するということになっていかざるを得ないので
○参考人(寄本勝美君) 今、先生のおっしゃったことは大変ごもっともな面がございまして、私はアメリカの小さな町にかなり長い間住んだことがありますけれども、そこでは日本と比べますと市町村レベルの自治の仕組み、分権の仕組みは相対的に進んでいるんですが、しかし他方では、そのことのゆえに隣の市町村との間の財政格差ですとか、あるいは場合によっては財政的に破綻するかもしれないとか、あるいは行政サービスの水準がいかにも違うとかということが常に常に話題に
○参考人(寄本勝美君) 地方分権推進法をめぐりましては、ぜひとも今国会で可決、成立していただきたいというように強く願っております。 御質問の内容に関しましては、実は第二条におきまして、地方公共団体が分担すべき役割を明確にするとともに、地方公共団体の自主性及び自立性を高め、個性豊かで活力に満ちた地域社会の実現を図ることを基本とする、こういうふうに書いていただいているわけでございまして、例えば池上さんのおっしゃったようなこともこの中で十
○参考人(寄本勝美君) 明治の二十年代に入るや否やと言ったらいいんでしょうか、新しい近代的な地方制度がつくられたわけですけれども、その際に明治政府は、当時七万以上あったといわれております自然村を合併などで整理いたしまして一万七、八千の市町村に整えていったという経過があります。その後、何度かの改革がございまして、今三千二百余りの市町村と四十七都道府県になっているわけです。 池上参考人のおっしゃいましたように、今、市町村はかなり定着して
○参考人(寄本勝美君) ただいま御紹介をいただきました寄本でございます。大学では地方自治を専攻いたしておりますが、本日は、地方分権推進法案について意見を述べる機会を与えていただいたことに心より感謝いたしております。 さて、地方分権の推進は、我が国の政治や行政の改革にとってはもちろんですけれども、文化ですとか経済などさまざまな分野におけるもろもろの活動を活性化し、あるいは充実発展させていく上で今や必須の課題になっており、それゆえに、私
○委員長(小林正君) 地方分権推進法案を議題といたします。 本日は、同案の審査のため、三名の参考人の方々から意見を聴取することといたします。 御出席いただいております参考人は、早稲田大学政治経済学部教授寄本勝美君、地域活性化研究所代表川島正英君及び自治体問題研究所常務理事池上洋通君、以上三名の方々でございます。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多忙中のところ本委員会に御出席をいただき、まこ
○参考人(寄本勝美君) まず、第一点の広い意味での再利用と、それから国の機能といいますか、これとの関連でございますけれども、先ほども申し上げましたように、これだけいろいろの問題提起が、少なくとも消費者や現場の廃棄物処理関係者の人たちから言われながらも、つくられてくる製品などに関しましては、ほとんど配慮がなされていないというふうに言わざるを得ないと思います。私も、もちろんいろいろの製品のバラエティー、それから経済統制を一定以上に強めるとい
○参考人(寄本勝美君) 一点言い落としたこと、よろしいでしょうか。 ごく簡単に申し上げますが、私は、もしも仮にこのような処分場ができて、環境の面で本当にいいものができるという最大の保障は、何といってもその現場で働いている人たちの作業を通じて起こってくる疑問、あるいはこれでいいんだろうか、こういうプラスチックなどは前処理がされているはずなのにどうして出てくるんだろうとか、そういうふうなことがどんどんと管理の方に上ってくる、そういう意見
○参考人(寄本勝美君) 簡単に御説明をいたしますけれども、まず第一点の全国のリサイクル状況でございますけれども、六百四十七の自治体に対しましてアンケート調査並びに電話をもちまして全部調べたわけでございますが、昨今の埋め立て処分場の問題、それから資源の問題、それからごみ処理コストにかかる問題等々のもとで、自治体が非常に積極的にこの種の新しい課題に対しまして対応しているという結果がわかりました。大体半分から三分の二の自治体が何らかの形でリサ
○参考人(寄本勝美君) 御質問に簡単にお答えいたしたいと思いますが、私はこのセンター問題、フェニックス問題に関しまして、普通の市民が東京湾、大阪湾にこのような事業が始まるということ、そういう意味で知るようになったのはごくこの一、二ヵ月ぐらいなのではないかと思います。さらには、各関連自治体の当局者におかれましても、どこかに処分場ができるわいということの情報は入っておろうかと思いますけれども、具体的な運営なりあり方なりという面に関しまして、
○参考人(寄本勝美君) 現在の自治体の機能と、それからこの法案ができて処理計画がつくられてそういう状況が始まった役との関係でございますが、私はかなり大きな影響が出てくるのではないかと思います。まだ処理場の計画はできておりませんから何とも詳しくは申し上げられませんけれども、各市町村のおつくりになる清掃廃棄物処理計画がやはりこの広域処分場の計画によって相当大きな影響を受けることになろうと。どちらが上位計画であるかという問題はさておきましても
○参考人(寄本勝美君) ただいま御紹介をいただきました早稲田大学の寄本でございます。本日は、本委員会でフェニックス計画及びセンター法案につきまして私なりの考え方をお伝えいたします機会を与えられまして感謝いたしております。 せっかくの機会でございますので、忌憚なく十五分の間に意見を述べさしていただきたいと思います。 まず、最終処分地の問題でございますけれども、私、廃棄物の勉強を始めましてからかれこれ十年少したつわけでございまして、
○委員長(黒柳明君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 広域臨海環境整備センター法案の審議のため、本日の委員会に早稲田大学政治経済学部教授寄本勝美君及び兵庫県副知事戸谷松司君を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○江田五月君 大変な長工場でございますが、お許しをいただきたいと思います。この広域臨海環境整備センター法案、これはもちろんごみの廃棄物の適正な海面埋め立てによる処理と港湾の秩序ある整備を図るんだということでございますが、廃棄物の処理のための法案として出されておるわけでありまして、廃棄物の処理というと、最近ではリサイクルの話を抜きに廃棄物の処理を考えるわけにはいかない。まず、きょうは大臣四人おそろいですから、廃棄物の処理とリサイクルという