岡市友利 に関する国会発言
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○参考人(岡市友利君) それでは、先に御質問の、三菱石油の流出後の追跡調査の件と、それから埋め立てによる干がた、モ場への影響と、それを先にお答えさせていただきます。 三菱石油が流出したときに、調査にかかわりましたのは、大学の研究班と、それから環境庁を主体とする水産試験場、その他建設省その他の機関も関係しましたが、大きく言うと二つの研究班があったわけでございます。大学の研究班は、昭和四十九年の十二月にできたわけですけれども、四十九年度
○参考人(岡市友利君) いま御質問三つございましたわけで、十年後に何がわかるかということ、それから被害を少なくするにはどうしたらいいか、それから国としての施策をどうするかということでございますので、まず、国としての施策の問題と十年後特に何がわかるかというようなこと、これを合わせてお答えさせていただきます。 まず、赤潮の起きる場所というのは、やはり潮の流れの非常に緩やかなところでございますから、まず十年かけて各内湾の海水流動を明らかに
○参考人(岡市友利君) 香川県で昨年六月に起きましたマツクイムシの問題は、——こういうことをこの席で申しわけないんですが、ちょっとミステリーじみたことがございまして、実は、業者がどうもエビがおかしいと、マツクイムシのための薬剤散布した次の日におかしいということになりまして、すぐ県庁関係者が行きましたところ、確かにエビがまあ狂ったように泳いでいた。一週間後にその池を干し上げて探してみましたら、生きたエビが二万匹いた。業者は最初三十数万匹い
○参考人(岡市友利君) 実は、私もその赤潮研究会のメンバーでございます。それで事実上多少心得ているつもりでございます。そのメンバーの主なのは、水産試験場のかなりの経験者とそれから大学の研究者が数名入っております。 そこで審議されるのは、先日もございましたが、たとえば五十三年度の赤潮研究についての基本的な方向を議論するということで、その議論に従いまして実際的な計画は練られるわけでございますけれども、今年度に関しましては、主に赤潮防除関
○参考人(岡市友利君) この辺について、よく漁業者の間でも、ノリがとれて、シャコがとれて、アカガイがとれるようになると、その次は何もとれなくなるということを言っております。ノリはそういう意味では富栄養化のいわば頂点のところでとれる海草でございますけれども、これに対して、いま御質問のように、富栄養化の進行をとめてしまえばノリがとれなくなるんじゃないかというような行き過ぎた考え方が一つございますけれども、もしそういうことが問題になるのであれ
○参考人(岡市友利君) 赤潮の発生要因の未解明の点でございますが、私は、わかっていると言えばわかっているんだけれども、一体どこまでわかちないのかということ、つまり、一つ国の政策を立てる上でどうすればいいのかということについては、窒素、燐の流入負荷を削減することでかなりの目的は達することができるだろう。ただ、あるこの時期に赤潮がここに発生するんだと、そういうふうないわば天気予報的な意味での予報を出すにはまだまだ時間がかかる。しかし、現在の
○参考人(岡市友利君) 岡市でございます。実は、私、香川大学の農学部に昭和三十九年から奉職しまして、ずっと瀬戸内海の海洋観測及びその他赤潮発生に関する研究を続けてまいっております。そういう立場から、本日は時間をいただいて、私の意見を述べさせていただきたいと思うわけでございます。この特別措置法は、当然、前回の臨時措置法を引き継いで、さらにそれを発展して制定されるものだと私たちも理解しておりますが、私がこの法案及びその実施計画の策定案を拝見
○渡辺委員長 これより会議を開きます。 公害対策並びに環境保全に関する件、特に赤潮問題について調査を進めます。 まず、本件に関して、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。 本日、参考人として太協水産株式会社代表取締役近藤三二君、兵庫県家島漁業協同組合組合長中村与助君、香川県漁業協同組合連合会会長浜野春男君、三重大学助手安達六郎君、香川大学助教授岡市友利君、東京大学教授丸茂隆三君及び水産庁南西海区水産研究所漁場研究
○参考人(岡市友利君) どうも失礼いたしました。 で、除去の可能性につきましては、現在、方々で砂はすくい取ったりなんかしておりますけれども、これが本当に、香川県では場合によっては百五十キロとか二百キロとか言われておりますが、その海岸線全部が果たして可能なのか。しかもそれが、ただ単に陸上に上がった部分だけではなくて、水深にしまして一メートルとか二メートルとかいうようなところにも油が入っているようでございます。私たちも早急にそれを除去す
○参考人(岡市友利君) 現在、海岸に漂着した油のうちで岸壁についた油と、それから砂だとか砂れきの下にもぐり込んだ油と二つ考えられるわけです。で、いまでも、たとえば浅瀬を大きな船が走りますとスクリュウに巻き上げられまして、その油の、これはまあ油塊まで大きくはありませんが、小さな、径にしますと一ミリとか、そのぐらいの油のかたまりが下から浮いてまいります。そういうものが出てまいりますと、これからいろいろな魚なりエビ、カニ類の子供がふ化してくる
○参考人(岡市友利君) 実はもちろん環境庁、水産庁等でも、その調査を続けているわけですが、文部省の方でも、これは岡山大学の学長が中心になりまして、瀬戸内海環境改善に関する総合的研究という大きな研究班を組んでおります。その中に重油汚染による瀬戸内海東部海域における生物環境変化に関する研究というのをつけ加えてもらいまして、四十九年度三百万、五十年度三百万と、そういう形で研究が継続できるように現在されております。五十年度以降についても私たちは
○参考人(岡市友利君) いまの御質問に対してでございますが、まず魚がそういった重油成分その他のものを濃縮する過程でございますが、よく一般に食物連鎖という言葉が使われるわけですが、海水魚の場合には、むしろえらからやはり入る場合がかなりあるのではないか。それからもう一つは、海水魚はまことに奇妙なことですが、水を飲むわけです。いつも外の海水の方が浸透圧が高いために水が奪われる、その水を補給するのに海水をわざわざ飲んでいるわけです。そういった経
○参考人(岡市友利君) 瀬戸内海の問題は油だけではなくて、ほかのまだ赤潮問題、そういうものを非常にたくさん抱えておりまして、地中海とはまた違った問題点があると思います。ただ、油膜ができまして、それで温度が数度上がるかというところにつきましては、まだ冬場の水温を私たちはかっておりますが、この十年の間に特にひどく上がったという印象はないんです。現在八度半くらい、まあ例年の温度、あるいは多少高いかという気はしないではないですけれども、いまおっ
○参考人(岡市友利君) ただいまの御質問に関して香川県は実は魚を分析しまして、中和剤と——中和剤と言うのはよろしくないということですから、油の処理剤と重油成分とは関係ないということを一応公式の見解として発表しております。それで、口のしびれとか、下痢、嘔吐というようなことが上がっているわけですが、口のしびれというのを私が漁民によく聞いてみますと、どうもこれは香川県地方の方言のようで、口の中が渋くなるということを口がしびれると言うようなこと
○参考人(岡市友利君) 岡市でございます。 先ほども露木さんの方からお話がありましたように、重油汚染の問題についてはもう先生方がよくその実情を御存じだと思いますので、最近まで私が文部省からの科学研究費を中心に調査した内容、まだかなりの部分が計画中あるいは調査中のものがございますが、そういうものを取りまぜて御報告させていただきたいと思います。 ただ、今回の重油汚染というのは、考えてみますと決して偶然に発生したものではないように思い