松下和夫 に関する国会発言

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2021-05-12 山添拓 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  調査テーマである「資源の安定供給等」に関して意見を述べます。  気候変動対策は、地球上における人類の生存が懸かった問題であり、資源エネルギー政策を検討する前提というべきです。地球の平均気温が産業革命前と比べて一・二度上昇し、集中豪雨や熱波、森林火災など、世界各地で既に目に見える深刻な事態が生じています。  IPCC、国連気候変動に関する政府間パネルが二〇一八年に発表した特別報告書は、産業革命

2021-04-21 松下和夫 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(松下和夫君) ありがとうございます。  まず最初に、メガソーラー等による地域の自然環境の破壊であったり、あるいは地元住民との紛争の問題でありますが、これについては、やはりきちんとした土地利用計画をあらかじめ作っておくことであるとか、あるいは現行のアセスメント制度を適切に運用していくということが必要であろうと思います。  そして、自治体によっては、いわゆる地域再生、地域環境権に関する条例であるとか、あるいは自然エネルギーに関

2021-04-21 松下和夫 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(松下和夫君) ありがとうございます。  二人の参考人の意見とダブるところはありますが、基本的には調整力の問題については、一つは、従来やってきた揚水発電であるとか、あるいはガス火力等を使うというのが一つあります。それから二点目としては、現在これまで取られている送電網を更に強化して、地域間における融通を強化することによってかなりの程度をカバーできると思います。それから三点目としては、電力、天候の近未来の予測能力が大変上がってきて

2021-04-21 松下和夫 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(松下和夫君) ありがとうございました。  第一点の、日本に豊富に存在する森林を活用してそれをカーボンネガティブにつなげていくということは、大変大事な考え方だと思います。  まきストーブを活用することによって実際にCO2削減につながるというようなことも多分言えると思いますが、問題は、恐らくそういうのが社会的なシステムとして十分に広げていくことができるかどうかであると思います。いわゆるバイオマスエネルギーを使って発電をするとか

2021-04-21 松下和夫 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(松下和夫君) ありがとうございます。失礼いたしました。  山添先生御指摘のとおり、世界は今、SDGsというのをそれぞれの国が合意して進めようとしていますが、十七の目標がありますが、それはそれぞれ個別に存在するものでなくて、全体として、パッケージとして進めていくべきものだと。  ただし、誰も取り残さないということが全体のテーマでありますが、言わば人々の基本的な人権を向上、人権の条件を確保しながら、一方で、地球の限界といいます

2021-04-21 松下和夫 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(松下和夫君) ありがとうございます。  ちょっと今、質問を十分にフォローしていなかったわけでありますが……

2021-04-21 松下和夫 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(松下和夫君) ありがとうございます。  今御指摘されたことは非常に重要だと思います。グリーンリカバリーといった場合に、やはり地域ごとに、その地域の状況に応じて地域の資源を生かし、人材を生かし、技術を生かして、例えばある再エネ事業を起こすということが大変重要だと思います。  一般的には、委員御指摘いただいたように、石炭火力であるとか原発といった大規模の集中型の電源と比べて、太陽光、風力等の小規模分散型の電源の方が雇用をつくる

2021-04-21 松下和夫 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(松下和夫君) ありがとうございました。  今の先生の御指摘は大変重要なポイントであるかと思います。温暖化対策でCO2を減らすことは大変重要ですが、CO2を減らすことだけが目的ではないわけでありまして、目的は、やはり私たちの、人類のですね、安全で安心で豊かな生活をどうやって維持していくかと、それを将来にわたって続けられるかということであろうと思います。  そういった考え方は従来から提唱されていまして、国連でも採択されている持

2021-04-21 松下和夫 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(松下和夫君) ありがとうございました。  これは非常に重要な議論でありまして、まさに、恐らく二〇三〇年の目標は、恐らくここ、気候サミット、アメリカが主導する気候サミットを一つのメルクマールとして政府としても決められるということですので、決まってくると思いますが、一つの、何といいますか基準として、世界の気候変動に関する科学者がつくっているIPCC、気候変動に関する政府間パネルという組織がありますが、そこが出している報告書によれ

2021-04-21 松下和夫 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(松下和夫君) ありがとうございます。  私の報告でも説明いたしましたが、EUはある意味で環境対策に熱心だという評価をされていますが、一方で、それを通じて言わば国際的なルール作り、EUが作ったルールを、あるいは基準を世界標準とすると、そういった戦略が見えるように思います。  とりわけ、最近でいいますと、今日紹介しましたタクソノミーといいますか、投資における環境配慮がどの程度されているか、環境にとって良い投資かどうか、それをE

2021-04-21 松下和夫 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(松下和夫君) 電力多消費産業、そしてCO2をたくさん出す産業として、典型的には鉄鋼業があります。  鉄鋼業は、基本的にはコークスを燃やすということでCO2が出てしまうわけですが、現在、鉄鋼関係の会社もできるだけCO2を減らすべく、いろいろな対策を取ろうとしています。一つは、電炉といいますか、要するにリサイクルした鉄鋼を原料として鉄鋼を造ると、それによって相当程度CO2が排出が減る、減らせることができます。それからもう一つは、

2021-04-21 松下和夫 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(松下和夫君) ありがとうございました。  今先生御指摘があった、日本は、かつては太陽光パネルでももう世界の有数のメーカーがありましたし、それから現在でも、例えば自動車のハイブリッド化であるとか、先進を走ってきたわけであります。風力発電の技術もかつては高いものがありました。それで、結果的に、現状ではそういった分野で、いろんな分野で世界のトップランナーと言えなくなってきているというのが残念な現状だと思います。  これはなかなか

2021-04-21 松下和夫 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(松下和夫君) ありがとうございます。  今先生御指摘あったとおり、今、日本でも、例えば農業の現場で温暖化の影響というのが非常に顕在化しております。日本は先進国で比較的対応が進んでいるというふうに考えられているわけですが、国際的な評価によると、実は日本は温暖化の影響を最も受けている国の一つです。台風の被害であるとか、あるいは洪水とかですね、それから今言われた熱中症、そういった問題も大きくなってきています。  それで、今日、私

2021-04-21 松下和夫 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(松下和夫君) 京都大学の松下と申します。本日は、このような機会にお呼びいただきまして、ありがとうございました。  私の方からは、二〇五〇年温室効果ガスネットゼロの課題は何かというテーマで報告をいたします。構成はこのようになっております。(資料映写)  最初に、気候変動とコロナウイルスについて考えてみます。  いずれの問題も人類の生存に関わり、国際社会が協調して取り組むべき重要問題であります。そして、経済のグローバリゼーシ

2021-04-21 宮沢洋一 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○会長(宮沢洋一君) 原子力等エネルギー・資源に関する調査を議題といたします。  本日は、「資源エネルギーの安定供給」のうち、「資源の安定供給等」に関し、「コロナ後及びカーボンニュートラルに向けての新しいエネルギー政策」について三名の参考人から御意見をお伺いした後、質疑を行います。  御出席いただいております参考人は、京都大学名誉教授・公益財団法人地球環境戦略研究機関シニアフェロー松下和夫君、東京大学公共政策大学院特任教授有馬純君及

2010-04-07 松下和夫 国際・地球温暖化問題に関する調査会 参議院

○参考人(松下和夫君) 安全保障の問題について、私自身が実は安全保障の専門家というよりは環境問題にずっとかかわってきたわけですが、今日お話ししましたように、気候安全保障という考え方について実は議論がいろいろありまして、正統派の政治学者の先生方は、納家先生も含めて、気候安全保障ということを取り立てて取り上げるのは余り良くないんではないかという議論もあります。それから、国連の安全保障理事会で気候変動問題が議論されたときも、中国とかインドある

2010-04-07 松下和夫 国際・地球温暖化問題に関する調査会 参議院

○参考人(松下和夫君) どうも御質問ありがとうございました。  人間の安全保障が出てきた背景は、先ほど報告させていただきましたが、冷戦崩壊後で、冷戦当時は国と国と東西対立、国家間の軍事的対立が非常な関心事だったわけですが、冷戦が崩壊したことによってその軍事対立に回されていた資源が人々の生活だとか開発に回されるという期待が持たれたわけですが、結果的には、先生御指摘のとおり各地で内乱であるとか地域紛争が起こって人々の生活自体が脅かされると

2010-04-07 松下和夫 国際・地球温暖化問題に関する調査会 参議院

○参考人(松下和夫君) 有志連合の考え方ですが、環境問題の分野で考えてみますと、先日開かれたCOP15でも国連という枠組みでは十分効果のある成果は出なかったわけですね。そうした中で、一つの考え方として、例えば主要排出国が集まって有志連合で排出行動を約束すると、そういうことはあり得ると思います。  これは、例えば過去においてEU、ヨーロッパで酸性雨問題が大変深刻になったときに、ヨーロッパ関係国ですぐには同意できないときに、いわゆる有志国

2010-04-07 松下和夫 国際・地球温暖化問題に関する調査会 参議院

○参考人(松下和夫君) 藤田先生から御質問いただいた主観的、心理的要因が非常に大事だということはとても大事なことだと考えます。  私どもはどうしても、環境問題を物理的、社会的、経済的な現象としてとらえがちでありますが、そういう心理的なものであるとか主観的なものが非常に大事であります。  これは現在の、例えば昨年経済学賞を受賞したエレノア・オストロムという方がおられますが、この人は、地域における環境の管理、資源の管理を地域の人の参加に

2010-04-07 松下和夫 国際・地球温暖化問題に関する調査会 参議院

○参考人(松下和夫君) 質問ありがとうございました。  テロ攻撃の要因として、広くは恐らく貧困問題とか宗教問題が根底にあるということは言われていることは承知していますが、それがどの程度具体的に関係があるのか、私自身十分に検討しておりませんので一般的な形でしかお答えができないと思います。ただ、やはりそういう貧困とか宗教対立をなくして、それから環境に対する対応をきちんとやることがテロを防ぐことの一つの、時間が掛かりますが、取組方であろうと