藤田英典 に関する国会発言
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○参考人(藤田英典君) 現行の制度を、要するに学区は残すけれども各教育委員会で選択というか希望を聴取するという、そのシステムを変えることはまず無理だと思いますね。そうすると、義務教育学校は確実に選択制への圧力が掛かると思います、御存じのように。その圧力を掛けないように何らかの指導をできるかというと、なかなか難しいですよね。 ただ、例えば品川は、先に選択制があったところに施設一体型の一貫校をつくりましたから、目的は小学校の統廃合でした
○参考人(藤田英典君) これ、どちらも、小中一貫も中高一貫もそうですが、都道府県といいますか、立地環境によってかなり問題は、表れ方は違うと思います。 まず、一般論として、私は中高一貫には当初から批判的でした。その最大の理由は、中高一貫が公立で広まっていくと、そのときには人生にとって重要な選択が中学校に下りてきちゃう。それはまた選抜の時期でもありますから、そうなりますと、先ほどの家庭間格差が非常に拡大していって公平なシステムが維持でき
○参考人(藤田英典君) 私は、やはり節目というのは非常に人生において重要で、小学校段階は、学校の段階の区切りがやはりその大きな節目になっていると思います。 ですから、子供たちは、その節目節目で、その一点においてではなくて、先ほどから出ているように、小学校ですと五年生、六年生のときにそういう節目に当たり、いろいろ学んで自分で自覚し成長していくと。それから、中学がその点で一番難しいんですね。高校になりますと、例えば部活動で一生懸命やって
○参考人(藤田英典君) この問題は本当に難しくて、明確なことは言えないんです、明確というか具体的なことは余り言えないんですが。 システムを変えるというのは、中学校の場合に、高校入試ということが、これを取り払うということができればいろんな方法はありますけれども、そういう中で変えるというのは非常に難しいですね。 そうすると、次に、先ほど例も挙げられました様々な規則と規律で縛るという、これは、体罰の問題もそうですけれども、やはり教師の
○参考人(藤田英典君) なかなか難しい問題ですけれども、ただ、これは多分、私も調べてみていないのではっきりしたことは言えませんが、いじめが起こっている学校とほとんど起こっていない学校というのがあると思うんですね。それは、もちろん規模もある程度関係しますけれども。 それで、やはり起こっていない学校はどういう特色を持っているかと。そういう学校を私随分見ていますけど、それはやはり、生徒の間と先生の間のいわゆる親和性とか一体感というのが非常
○参考人(藤田英典君) 基本的には、確かに、身体的、それから特に認知的な部分よりも、感情面も含むそういう部分で発達段階が早まっていることは事実だと思うんですね。感情面よりも関心と言った方がいいかもしれません。 ですから、そういう面を中心に、先ほど言いましたように、アメリカだけではなくてイギリスなんかもミドルスクールが増えてきているんですね、やっぱり五三という区切りで。だけど、日本の場合にこれを、じゃ、五三にした方が本当はいいのかとい
○参考人(藤田英典君) 三点述べたいと思います。 まず第一は、日本の教師の資質、力量は平均的に見れば世界的にはトップクラスにあるということ、これはこのように断言していいと思います。もちろん、優秀な先生はどこの国でもいますから、そのレベルも基本的にそんなに遜色ないと言っていいと思います。 二点目としまして、教員免許更新制には私も基本的には余り意味がないと考えておりましたが、先生や大学によっては、リフレッシュの機会になったとか新しい
○参考人(藤田英典君) 私は、これは自民党の教育再生実行本部、それから教育再生実行会議、こういったところが制度改革をしたかったからだというふうに思います。 この間、政治主導の改革というのが非常に強くなってきていると。まあ政治家が決めるのは当然なんですが、制度を変えるということは実質的にその後も継続しますから業績になるのかもしれませんけれども、予算を付けただけでは余り業績にならないからだというふうに思います。ですから、私は、率直に言え
○参考人(藤田英典君) 私も、実は品川区の京陽小学校というところの外部評価委員会の委員長を十一年やっております。そこは連携校でありまして、施設一体型ではありません。随分連携の成果は上がってきつつあると思います。最初はいろいろ苦労もあったようですけれども。 これは、全国的に連携を積極的に進めているところとほとんどそれをやっていないところありますが、大体におきまして都市部の方が、いわゆる教科のつながりとか、中学校になると教科担任制になり
○参考人(藤田英典君) ここで意見を申し上げますことを非常に光栄に思っております。ありがとうございます。 私は、この今回の法律案には批判的でありますが、お手元の資料のとおり、「「義務教育学校」創設の是非について 公正・公平な制度の下すべての子どもがハッピーでありうるために」と題して報告をさせていただきます。 最初に、図で示してありますけれども、学校教育が基本的に抱えている機能、役割と充足すべき要件について確認しておきたいと思いま
○委員長(水落敏栄君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。 学校教育法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案の審査のため、参考人として白梅学園大学子ども学部教授無藤隆君、共栄大学副学長藤田英典君及び法政大学キャリアデザイン学部教授佐貫浩君に御出席をいただいております。 この際、参考人の皆様に委員会を代表して一言御挨拶を申し上げます。 本日は、御多忙中のところ本委員会に御出席いただき、誠にあり
○田中康夫君 この直轄負担金は、実は私が山国で知事をしておりましたときに、恐らく戸草ダムという実は南アルプスから流れる三峰川という、美和ダムという大変に大きなダム、その上流にダムを造るという計画がございました。これを私が知事を務めておりました県も直轄負担金を払って利水事業で参加をすると。しかしながら、私が脱ダム宣言、これはでき得る限りダムに代わる方法も考えようという内容でございまして、これは原理主義なのではございません、後ほどお話をいた
○保利委員長 本日は、各案審査のため、参考人として、学校法人渋谷教育学園理事長・日本私立中学高等学校連合会会長田村哲夫君、福岡市総合図書館館長・元中央教育審議会臨時委員植木とみ子君、国際基督教大学教授藤田英典君、法政大学キャリアデザイン学部教授佐貫浩君、以上四名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうござい
○森山委員長 これより会議を開きます。 第百六十四回国会、内閣提出、教育基本法案及び第百六十四回国会、鳩山由紀夫君外六名提出、日本国教育基本法案の両案を一括して議題といたします。 本日は、両案審査のため、参考人として、教育再生会議座長代理・株式会社資生堂相談役池田守男君、品川区教育委員会教育長若月秀夫君、教育評論家・法政大学キャリアデザイン学部教授尾木直樹君、国際基督教大学教授藤田英典君、以上四名の方々に御出席をいただいておりま
○参考人(藤田英典君) 今おっしゃられた赤ずきんちゃんやあるいは五十メートル走とか、これも私も本の中でも書きましたけれども、明らかに行き過ぎたといいますか、不当とも言えるような平等主義とか一律の扱いということをやっていたことは事実ですよね。こういう傾向が強まったのは、一九七〇年代の後半ぐらいから徐々にそういう傾向が出てきたわけです。 例えば、それの背景といたしましては、高校入試におけるさまざまな内申書重視の方針でありますとか、いろん
○参考人(藤田英典君) まず、教育基本法を私は個人的には変える必要がないとは思っておりますけれども、具体的に案がどういうふうに出てくるかわかりませんので、しかし国民会議等で出た議論を踏まえますと、かなり内容に踏み込む可能性がありそうですので、そうなりますと問題が起こってくる危険性があるというスタンスが私の基本的なスタンスであります。現状の問題で不都合があるとは思わないわけです。 名誉の等価性あるいは機会の平等ということですが、教育基
○参考人(藤田英典君) 教育基本法それ自体を見直しをし、仮に改正されるということになったからといって、そのことによって私は学力が向上するとかいうことはまずあり得ないというふうに思っております。 もちろん、いわゆる教育振興基本計画のようなものを策定するということを基本法の中に書き込むということは言われておりますが、それを書き込んでも、予算をきちっとつけて適切な政策をとらない限りは教育は改善をしない。先ほども山下議員が言われましたが、教
○参考人(藤田英典君) おっしゃられるとおりで、昨日もテレビを見ておりましたら、何かクイズ番組で、ホテルグループの代表が出てクイズをやっていまして、そしてその優勝した人がとにかく仮面ライダーの歴代の名前とか全部すらすら言っていたんですが、こういったものがもし入試に出ているとすれば、受験学力だというならば、これはもう論外だと思いますね。もちろん知っていることに意味がないとは私は申しませんし、それを知っていることが、多分彼は例えば宴会の席で
○参考人(藤田英典君) 基本的には、これはやはりリーダーシップを発揮する人がいないことにはできないことで、先ほどの報告にもありましたけれども、現在、制度的な制約というのは非常に少なくなっておりますからやろうと思えばほとんどのところでできるわけですね。ただ、校長の採用というようなことになりますと、いわゆる県教委の承認が必要だとかそういう制約はありますが、ボランティアが入ってくる分については基本的に制約がありませんから、まずパイプ役となるよ
○参考人(藤田英典君) 簡単に申し上げたいと思います。 まず、先ほどから言われましたように、努力というのは、基本的に意欲やあるいは新しい喜びや感動やそういったものの源泉になるものであります。ですから、私は先ほど学びカルチャーの崩壊ということを言いましたが、努力というものを日本の社会はこの二十年間軽視し過ぎてきた。このことは学校教育の中でもっと重視すべきだというふうに考えております。 そして、具体的に努力というのは、強制されてやる