重村智計 に関する国会発言
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○山本委員長 これより会議を開きます。 北朝鮮による拉致問題等に関する件について調査を進めます。 本日は、参考人として、静岡県立大学国際関係学部教授伊豆見元君、読売新聞東京本社編集委員宇惠一郎君及び早稲田大学国際教養学部教授重村智計君、以上三名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参
○山本委員長 これより会議を開きます。 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。 北朝鮮による拉致問題等に関する件の調査のため、来る十日木曜日午前十時、参考人といたしまして静岡県立大学国際関係学部教授伊豆見元君、読売新聞東京本社編集委員宇惠一郎君、早稲田大学国際教養学部教授重村智計君の出席を求め、意見を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○公述人(重村智計君) 現在取られているいろんな経済制裁は当然だろうと思うんですね。 これ、今まで北朝鮮は日本の主権を侵害したり、あるいは覚せい剤を密輸したり、違法な行為をたくさんしてきた。ところが、違法な行為をたくさんされたにもかかわらず、日本政府はこれまで処罰を一回もやっていない。つまり、処罰をしないということは、やっていいということを言ってきたわけですね。覚せい剤が密輸されても、するなとは言わなかったと、言わないということはや
○公述人(重村智計君) やっぱり、北東アジアの非核地帯って、北東アジアの非核化というのを呼び掛けないと、ここで北朝鮮の核を阻止できない。北朝鮮の核開発がもし、もし進展すれば、あるいは日本も持つかもしれない、韓国も持つかもしれない、台湾も持つかもしれないとみんな心配しているわけでしてね。その心配をてことして、例えば今行われている六か国協議を、うまくいけば今度は外務大臣級に格上げすると言いますし、更にそれを首脳級に格上げして、六か国のそうい
○公述人(重村智計君) この意見は別に驚くべきものではなくて、六か国協議の始まる当初からアメリカが抱いていた考えでしてね。では、なぜ六か国協議をやったのか。つまり、米朝の直接交渉を北朝鮮は求めている。しかし、六か国協議をアメリカがしたというのは、ブッシュ政権はもちろん直接交渉も嫌だったんですが、核問題の解決をアメリカだけに責任を負わされるのが一番嫌だった。だから、中国を引き入れて中国に責任を負わせようということで六か国協議を始めた。
○公述人(重村智計君) 前回の六か国協議の合意は、核交渉という点から見ればまだまだ核交渉に全く入っていないという合意ですね。核交渉に入って一番重要なのは何かといったら査察なんですよ。査察を全く受け入れさせていないという意味では、北朝鮮の核問題を解決する交渉には全く入っていないということなんです。一応その前々段階ぐらいの状況にあると。 もう一つは、アメリカがこの段階で譲歩した、北朝鮮も譲歩したんですけれども、のは、結局、ブッシュ政権の
○公述人(重村智計君) 今御指摘のあったように、テロ支援国家指定が早期に解除される可能性は非常にあるんですね。なぜあるかというと、アメリカが北朝鮮をテロ支援国家に指定した理由はただ一つなんです。日本から逃げた日本赤軍の人たちをかくまっているということなんです。ほかの理由はないんですよ。一時、一時中東のテロ組織を支援したということを書いたことあるんですが、次からなくなった。それから、日本の拉致問題をテロ支援国家指定の理由には挙げていないん
○公述人(重村智計君) 私は新聞記者やっていてメディアにいたんですけれども、新聞記者って大体外交を全然知らないんですよね。国際政治のいろんな交渉の舞台で取材した人というのは極めて少ないもんですからね。で、時々良からぬ政治家がいて、日本外交行き詰まりだなんてこう耳打ちして書かせて自分の出番をつくろうとする人たちがいるもんですから、それにだまされるというのはよくあるんですね。 行き詰まっているのはやっぱり北朝鮮だというのがよく分かってな
○公述人(重村智計君) ロシアは、中国とは国際的な政策を分けていて、アジアについて発言権は残すけれども、アジアの基本的な政策は中国を尊重するという、その代わり、中東なりヨーロッパの政策については中国に協力してくれと、イランについてもロシアにやらせてくれと、こういうことで、作戦でやっている。 それと、ロシアとしては、金は一銭も出す気はありませんけれども、いずれ六か国協議が合意した場合にその利益はもらいたい。例えば、シベリア鉄道と南北の
○公述人(重村智計君) 今、白委員おっしゃったように、米との交渉の行方はこれはもう不透明である。非常に難しいのはもうそのとおりですよね。取りあえずの核戦争の封印までは行くでしょうけれども、その後は、核査察になると北朝鮮はこれまで一切受け入れていませんので、核査察を受け入れなければ核問題の解決にはならないんですよね。 ですから、結局は相当時間の掛かる厳しい交渉になる。あるいは途中で挫折するかもしれない。ただ、アメリカは今、ブッシュ政権
○公述人(重村智計君) 唯一の方法は、金正日総書記と直談判するしかない。いかに下の人とやったって、こんなの上に伝わりませんからね。ですから、それは金正日総書記と直談判するか、あるいは金正日総書記に直接言える人と交渉するか、この二つしかない。さらには、金正日総書記に会う中国の指導者、ロシアの指導者にはっきり言ってもらう、あるいは交渉してもらう。そこが解決しないとだれも決断できないので。 金正日総書記は、二回にわたる小泉総理との会談の後
○公述人(重村智計君) 平壌宣言の問題点は、もちろん小泉総理が北朝鮮に拉致を認めさせて五人を取り返したということは評価できるんですが、しかし平壌宣言の一番の問題は、拉致問題が主権侵害だと言わなかったことなんです。拉致は主権侵害ですからね。国際法上、主権侵害は原状回復が原則。原状回復は、拉致された人たちを元に戻すというのが原状回復で、これを交渉の場で言わなかったというのは一番の欠点で、これがないためにその後の拉致の交渉がうまくいっていない
○公述人(重村智計君) 簡単に一言だけ言えば、日米安保体制を生かすことが一番で、北朝鮮に対して、ノドンミサイルもし撃ってくれば、アメリカが日米同盟でもう数百発の巡航ミサイル発射するということをはっきり言えば、それでもうできないわけですからね。実際に撃たせないということに関していえば、日米同盟を機能させるということが一番重要だと思います。
○公述人(重村智計君) まあ長い将来、長い将来でいけば、北朝鮮が崩壊するのは間違いない。歴史の中で社会主義諸国、社会主義国が生き残るわけがないですし、独裁国家が生き残るわけがないんですね。これは歴史の一つの経験ですから、いずれ崩壊するのは間違いない。 その時期が十年なのか二十年なのかということなんですが、短期的に今の北朝鮮の状況を御説明しますと、まあどうも北朝鮮は集団指導体制に入ったんではないかという指摘がなされている。これは、日朝
○公述人(重村智計君) 岡田委員指摘の問題、三つの点から考えると分かりやすいかと思います。拉致問題と核、ミサイル問題と日米同盟という視点ですね。 拉致問題については、北朝鮮がやはり拉致問題が解決しない限り日朝国交正常化はできないんだというはっきりした理解を持つことが一番重要で、これまで岡田委員が訪朝した際にもいろいろあったろうかと思うんですが、日本の政治家の中で、拉致は適当にしても国交正常化はできるという期待を抱かせた人たちが我々か
○公述人(重村智計君) どうも、重村でございます。本日は、どうもお招きいただきましてありがとうございます。 私は、北朝鮮の立場から見た場合、今の国際関係というのはどういうふうに映るのかということを中心に御説明しようかと思うんですが、時間がありませんので用意したものを少し読ませていただくんですが。 外交と安全保障に関しては、相手がどのような状態にあるのかということについての正確な情報収集と分析が欠かせない。日本での朝鮮情勢とその分
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから予算委員会公聴会を再開いたします。 休憩前に引き続き、平成十九年度総予算三案につきまして、公述人の方々から御意見を伺います。 この際、公述人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。 本日は、御多忙中のところ本委員会に御出席いただき、誠にありがとうございます。委員会を代表して厚く御礼申し上げます。 本日は、平成十九年度総予算三案につきましてお二方から忌憚のない御意見を拝聴し、今後の審査の参考
○渡部(篤)委員 自由民主党の渡部篤であります。 質問をいたします。 早稲田大学の重村智計先生は、外交官にとって日朝交渉ほど人生観と使命感が問われる外交はないと言っています。つまり、日朝交渉は、外交官の人たちにとって人生観とか使命感が問われる外交だ、私はまさにそのとおりだと思いますし、私たち政治に携わる者にとっても肝に銘じなければならない言葉だと思います。 北朝鮮との交渉は全体主義国と民主主義国家の対峙であり、そこには日本外
○山本一太君 昨日ちょっとテレビを付けてみたら、夜の報道番組でこのミスターXのことをやっていました。私が五年前に韓国の政治家との次世代交流を始めて以来ずっとお世話になっている、朝鮮半島問題の専門家である重村智計教授が出てきて、ミスターXは実は日朝首脳会談のときにいたと。どうもこれはジュネーブにいた外交官で、フランス語が流暢で、ちょっと服のセンスもいい人らしいと。全く分からないけれども国防委員会の事務局のナンバーツーらしいということを、重
○参考人(重村智計君) 御質問について、今の金永南さんの訪中は辺さんがお話ししたとおりなんです。一つは、北朝鮮の内部で、中朝の首脳交流とかあるいは大型代表団を送れなかった国内事情が大体解消してきた、それが整ったということだろうと思うんです。ですから、この後の江沢民主席の訪朝なりあるいは金正日さんの訪中なりのいろんな予定が立ってきたことだろうというふうに考えております。 それから、村山訪朝団については、社説のお話が出たのですが、社説は