内閣委員会

2021-08-19 参議院 全116発言

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会議録情報#0
令和三年八月十九日(木曜日)
   午前十時開会
    ─────────────
   委員の異動
 七月二十九日
    辞任         補欠選任
     清水 真人君     岡田 直樹君
     東   徹君     高木かおり君
 八月十八日
    辞任         補欠選任
     岡田 直樹君     足立 敏之君
     和田 政宗君     山田 修路君
     塩村あやか君     石川 大我君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         森屋  宏君
    理 事
                酒井 庸行君
                徳茂 雅之君
                木戸口英司君
                平木 大作君
                矢田わか子君
    委 員
                足立 敏之君
                大家 敏志君
                古賀友一郎君
                高野光二郎君
                山田 修路君
                山田 太郎君
                山谷えり子君
                石川 大我君
                小沼  巧君
                杉尾 秀哉君
                石川 博崇君
                柴田  巧君
                高木かおり君
                市田 忠義君
                田村 智子君
   国務大臣
       国務大臣     河野 太郎君
       国務大臣     西村 康稔君
       国務大臣     丸川 珠代君
   副大臣
       厚生労働副大臣  山本 博司君
   大臣政務官
       文部科学大臣政
       務官       三谷 英弘君
       厚生労働大臣政
       務官       こやり隆史君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        宮崎 一徳君
   政府参考人
       内閣官房内閣審
       議官       梶尾 雅宏君
       内閣官房内閣審
       議官       十時 憲司君
       内閣官房内閣審
       議官       山内 智生君
       内閣府大臣官房
       審議官      五味 裕一君
       警察庁長官官房
       総括審議官    櫻澤 健一君
       外務省大臣官房
       参事官      實生 泰介君
       文部科学省大臣
       官房学習基盤審
       議官       塩見みづ枝君
       厚生労働省大臣
       官房生活衛生・
       食品安全審議官  浅沼 一成君
       厚生労働省大臣
       官房審議官    宮崎 敦文君
       厚生労働省大臣
       官房審議官    山本  史君
       海上保安庁警備
       救難部長     瀬口 良夫君
   参考人
       独立行政法人地
       域医療機能推進
       機構理事長    尾身  茂君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○参考人の出席要求に関する件
○内閣の重要政策及び警察等に関する調査
 (新型コロナウイルスワクチンの医療関係者に
 対する三回目接種に関する件)
 (新型コロナウイルス感染症に係る更なる感染
 拡大防止策の早急な実施の必要性に関する件)
 (新型コロナウイルス感染症対策と国民の行動
 変容に関する件)
 (新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言下の
 災害ボランティアに関する件)
 (新型コロナウイルスのラムダ株についての政
 府の認識に関する件)
 (新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づ
 く臨時の医療施設の設置に関する件)
 (東京パラリンピック競技大会の開催の是非に
 関する件)
    ─────────────
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森屋宏#1
○委員長(森屋宏君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。
 委員の異動につきまして御報告いたします。
 昨日までに、東徹君、清水真人君、和田政宗君及び塩村あやかさんが委員を辞任され、その補欠として高木かおりさん、足立敏之君、山田修路君及び石川大我君が選任をされました。
    ─────────────
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森屋宏#2
○委員長(森屋宏君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
 内閣の重要政策及び警察等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官梶尾雅宏君外十名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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森屋宏#3
○委員長(森屋宏君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。
    ─────────────
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森屋宏#4
○委員長(森屋宏君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
 内閣の重要政策及び警察等に関する調査のため、本日の委員会に独立行政法人地域医療機能推進機構理事長尾身茂君を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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森屋宏#5
○委員長(森屋宏君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。
    ─────────────
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森屋宏#6
○委員長(森屋宏君) 内閣の重要政策及び警察等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
 質疑のある方は順次御発言願います。
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徳茂雅之#7
○徳茂雅之君 おはようございます。自由民主党の徳茂雅之でございます。
 本日は、質疑の機会、大変ありがとうございます。
 まず、西日本を中心に先週来続いています豪雨に際し、亡くなられた皆様に御冥福を、そして被災された方々にお見舞いを申し上げます。懸命に救援、復旧に取り組む自治体、消防、自衛隊、ボランティア、多くの関係者の皆様に敬意を表します。とりわけ、避難所における感染リスクに対してしっかりと政府として取り組んでいただきたい、まずもってこの御要望をさせていただきます。
 八月八日に閉会いたしました東京オリンピックにおけるアスリートの活躍は全世界に感動と勇気を与えてくれました。安心、安全な大会運営に努められた全ての大会の関係者、そして、猛暑の中お手伝いをいただいたボランティアの皆様に対して全世界から感謝の意が伝わっています。
 東京パラリンピックは一昨日、日本選手団の団結式も行われまして、来週二十四日にいよいよ開幕いたします。今回、感染拡大の中ということで原則無観客での開催ということになりますけれども、学校連携観戦につきましては、今回、自治体の判断で認められることになりました。大変ありがとうございます。
 世界各国から参加するパラアスリートが幾多の困難を乗り越えてプレーする姿を直接目の当たりにすることで、将来を担う若者に勇気と希望を与え、真の意味での共生社会をつくり上げること、これは極めて重要だというふうに思っております。ただ、心配いたしますのは、観戦におけるまさに感染のリスクであります。
 そこで、丸川大臣にお尋ねしますが、まず、閉幕いたしました東京オリンピックにおける感染症対策についてどのような評価をしているのか、それから、来週開会する東京パラリンピックについて、安心、安全な開催に向けてどのように取り組んでいくのか、お尋ねいたします。
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丸川珠代#8
○国務大臣(丸川珠代君) 徳茂委員におかれましては、オリンピック開催の成果について御自身の御見解を今こうやってお伝えをいただいたわけでございますが、私どもとしましても、世論調査拝見しても、多くの国民の皆様が御理解とそれから御協力をいただいたということがうかがえまして、まずこの場をお借りして感謝を申し上げたいと思います。
 そして、東京オリンピックにおける感染症対策ということでございますが、組織委員会が公表した資料によりますと、七月一日から選手村が閉村した八月十一日の期間に選手と大会関係者を合わせておよそ四万三千名が入国をいたしました。海外からおいでになりました。そのうち陽性者は累計百六十八名となりましたが、入院された方は累計四百名にとどまり、重症者は出ていないということでございます。
 大会に参加する選手や大会関係者については、定期的な検査や厳格な行動管理、健康管理などの防疫上の措置の徹底が図られ、また、陽性者が確認された場合は速やかに隔離するとともに、濃厚接触者の特定や隔離も速やかに行うことにより、選手村や競技会場における感染の拡大を防止し、オリンピックにおける全ての競技を無事に終えることができたと承知をしております。
 せんだっての四者協議、IPC、東京都、組織委員会、そして国の協議においても、こうした防疫措置、また感染症対策を改めて徹底していただくように御関係の皆様にお願いしたところでございますし、学校連携観戦については、オリパラ事務局から組織委員会に、また文科省からも各自治体等に向けて通知を出して、感染症対策の徹底ということをお願いをしてございます。
 八月二十四日にはいよいよパラリンピックが開催をいたします。史上初の同一都市で二度目の夏季パラリンピック開催は、自らの夢に向かって活躍できる共生社会の実現へ向けて日本社会を大きく後押しするものであり、こうした取組が大会のレガシーとなりますように引き続き努力をしてまいります。よろしくお願いいたします。
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森屋宏#9
○委員長(森屋宏君) 徳茂雅之君。ヤジ丸川国務大臣。
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丸川珠代#10
○国務大臣(丸川珠代君) ごめんなさい。累計四名の入院があったということでございます。失礼いたしました。
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徳茂雅之#11
○徳茂雅之君 ありがとうございました。
 是非、東京オリンピックにおける感染症対策の知見とか経験を生かして、安全、安心なパラリンピックの開催をお願いしたいと思います。
 続いて、ワクチン接種についてお伺いします。
 感染力の強いデルタ株が世界中で猛威を振るう中、米国では、バイデン政権が医療関係者、高齢者等に対して、来月以降、三回目の接種、いわゆるブースター接種を行うというふうに報じられました。我が国でも医療関係者あるいは高齢者を中心にワクチン接種が先行接種されており、とりわけ医療関係者の免疫低下による感染リスクを心配する声が現場でも上がってきています。政府においても、来年、ブースター接種を行うために必要なワクチンの追加供給について取り組んでおられるというふうに承知をしておりますが、先ほど申し上げた先行接種した医療関係者について、免疫の効果がいつまで継続するか心配であります。
 そこで、河野大臣にお尋ねしますが、医療関係者に対するブースター接種について、これはできるだけ早く前向きに取り組むべきではないかというふうに考えますが、政府の見解をお尋ねします。
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河野太郎#12
○国務大臣(河野太郎君) 政府といたしましては、まず一日も早く希望される全ての国民の皆様にワクチンの二回接種ができるように進めているところでございます。
 アメリカが八か月たったリスクの高い方からブースター接種を始めるというような話もございます。委員おっしゃるように、二月に接種を始めた医療従事者、八か月というと十月になります。我が国でブースター接種が必要かどうか、これは厚労省の御判断を待たなければなりませんが、コロナの治療に当たられるような医療従事者の方にもしブースター接種が必要だということになれば、それに対応できるような準備はしているところでございます。
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徳茂雅之#13
○徳茂雅之君 ありがとうございます。
 今、本当に医療体制が逼迫する中で、医療従事者、関係者の中にコロナが発生すると大変な危機になります。是非とも政府でも前向きに御検討いただきたいと思います。
 今日、西村大臣にも一問用意したんですが、質問できません。お疲れでしょうけれども、精いっぱいコロナ対応に取り組んでいただきたいことをお願い申し上げまして、質問を終わります。
 ありがとうございました。
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杉尾秀哉#14
○杉尾秀哉君 立憲民主・社民の杉尾でございます。
 豪雨関係で伺いたいんですけど、時間がございません。二十分です。
 早速、政府分科会の尾身会長に伺います。
 尾身会長に先月末の当委員会で質問しました。ところが、あれから事態が悪化する一方です。資料をお配りしました。これは東京都ですけれども、全国的にまさに災害レベルとなっているわけですが、政府の対策、ほとんど代わり映えがしません。会長が提案しました、提言しましたお盆の人出五割減も実現しておりません。
 もう打つ手なしに見えるんですけれども、会長、いかがでしょうか。
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尾身茂#15
○参考人(尾身茂君) なかなか難しい状況になっていると思いますけれども、打つ手がないと言った瞬間にもうこれは更に悪化するので、何とかして今の感染状況を止める必要があると同時に、医療の体制ですね、これは、宿泊施設、あるいは、の増設とか臨時医療施設の増設というのは、これは是非やっていただきたいと思います。
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杉尾秀哉#16
○杉尾秀哉君 あとは、まあそのある程度強制力を伴った法制度、これについても分科会の中で意見が出たということなんですが、今医療体制の話ありました。不安が現実のものというふうになっております。この委員会でも話が出たとおり、大阪のようになるんじゃないかということなんですけれども、実際に例えば自宅療養、そして救急搬送困難事案、全国で急増しております。
 昨日ですけれども、東京で親子三人自宅療養していた方が、その四十代の母親が亡くなったと、こういうふうな報道もございました。悲惨です。自宅療養中亡くなった方が、この第五波で首都圏、十五人亡くなったと、こういう報道もございます。
 医療崩壊とも言えるような深刻な現状、どういうふうに御覧になっていますでしょうか。
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尾身茂#17
○参考人(尾身茂君) もうこれは医療は間違いなく逼迫して、極めて深刻な危機的な状況だと思います。
 したがって、私ども申し上げたと思いますけれども、ここは本当に災害医療というような観点で国と自治体が今まで以上にリーダーシップを取る時期でありまして、今、特措法がもうあるわけですから、特措法のある法令をフルに活用して必要な対策を全て打っていただければと思います。
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杉尾秀哉#18
○杉尾秀哉君 国と自治体がリーダーシップを取ってというお話でした。この後伺いますけれども、いわゆる野戦病院のような、その特別な施設をこれは至急造るべきじゃないかと、こういう意見が高まっておりますけれども、国の方が動いておりません。
 それから、もう一つあります、資料一にありましたように、東京オリンピックがこの間にございました。感染急増ぶりを見ますと、直接的ではなくても、間接的にでも影響は否定できない、こういうふうに多くの感染、専門家の方がおっしゃっている。中には、オリンピックがなければ第五波はなかったと、こういうふうなことをおっしゃる方もいらっしゃいます。
 当時よりもはるかに感染爆発しているという状況の中で、今、徳茂委員からも話がありましたパラリンピック、それはもう開いてあげたいのはもう本当にやまやまですけれども、果たしてその開くことが適切なのか、また、無観客にもかかわらず、学校観戦プログラム、今話ありました、子供たちに感染のリスクを負わせること、これ専門家としてそれについて意見を聞かれたかということについても含めて、会長の考え聞かせてください。
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尾身茂#19
○参考人(尾身茂君) パラリンピックについての意見を聞かれたことはございません。
 それから、パラリンピックをどうするかという話は国あるいは組織委員会が決めることだと思いますけど、一つだけ関係者に理解していただきたいと思いますのは、オリンピックの開始の時期とこれからパラリンピックの開始の時期を比較すると、今の方が状況はかなり悪くなっているということを踏まえていろんなことを決めていただければと思います。
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杉尾秀哉#20
○杉尾秀哉君 会長に重ねて伺います。子供たちの観戦は適切なんですか。どうですか。
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尾身茂#21
○参考人(尾身茂君) 私、オリンピックのときには、子供たちのことを、観客を入れるのであれば例外的に子供たちということを一つ申し上げたと思いますけど、ただ、自治体の方であのときはそういうことをしないということであったと思いますけれども、今回の場合も、先ほど申し上げましたように状況はかなり悪いので、そういう中で私は観客を入れるというのはどういうことかというのは考えていただければ当然の結論になると思います。
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杉尾秀哉#22
○杉尾秀哉君 賛成できないというふうに私は聞きましたけれども、意見を聞かれたことがないということでした。同じですね、オリンピックのときと、最終的にですね。
 それからもう一つ、これからの見通しについて伺います。
 ピークアウトするのは、今の第五波、いつ頃というふうに考えておられるのか。また、これまでの例から見ても、感染がピークアウトをして、その緊急事態宣言等を解除するまでに最低一か月半掛かっている。まあ二か月ぐらいというのもございますけれども。としますと、九月十二日の解除というのは、これ到底無理なんじゃないですか。どうですか。
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尾身茂#23
○参考人(尾身茂君) いつピークアウトするかというのは、これは正確に予想することはできませんが、一つ分かっていることは、今東京なんかでは、報告されているデータを見ますと、実効再生産数も少しずつ下がっているように見えます。しかし、実際には、検査の数が追い付いていない等々のことを考えると、実際の感染はもう少し厳しいものだと思います。
 したがって、解除がいつできるかどうかということを予想することは、正確に予想することは誰にもできませんので、今はともかく、私が申し上げた、さっき申し上げたように、接触機会をともかく最低五割は下げて、と同時に、医療の供給体制を災害医療として全力にやるということに私は集中すべきだと思います。
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杉尾秀哉#24
○杉尾秀哉君 ありがとうございます。
 実効再生産数、下がりつつはあるけれども、ピークアウトの時期見えないという話でした。これは後ほど西村大臣にも伺います。
 あともう一つ、デルタ株だけではなくて、今度は南米ペルー由来のラムダ株、それから、更なる変異株の感染拡大というのもあり得るということだと思います。としますと、六、七割の方がワクチンを打てばもう大丈夫だということではなくて、更なる長期戦が避けられないんじゃないか。
 そして、菅総理大臣、ワクチン一本足打法というふうによく言われます。最後は結局、ワクチン、ワクチン、ワクチンとしかおっしゃっていない。これ、実際危ういんじゃないですか。どうですか。
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尾身茂#25
○参考人(尾身茂君) その前に一つ、言おうと思って言えなかったので、こういう席ですので。
 さっき人流の増加を何とかしなくちゃいけないということを申し上げましたけど、こういう席で申し上げたいのは、今実は人流が増えているのは、若い人たちだけではなくて、例えば年齢層が四十から六十四歳、いわゆる青壮年層、中壮年層という方が夜の六時から八時なんかはそれより若い人よりも一〇%も多いんですよね。こういうことは是非一般の人たちに理解をしていただきたいと思います。
 それから、もう一つの一本足打法ということですけど、これは、ワクチンは非常に重要な政策の柱でありますけど、この柱は一本だけじゃなくて、二本、三本、四本必要だと思います。
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杉尾秀哉#26
○杉尾秀哉君 ワクチン一本足打法は危ういということだというふうに思います。今後の事態の推移は全く予断を許さない。
 そこで、西村大臣、伺います。
 昨日、東京で過去二番目の五千四百人弱、全国で過去最多二万四千人弱。大臣が言うように桁違いの状況ですけれども、こうした事態というのは想定の範囲内なのか範囲外なのか、イエスかノーかでお答えください。どちらですか。
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西
西村康稔#27
○国務大臣(西村康稔君) 私ども、デルタ株という非常に感染力が強い新しい変異株がもう全国でも九割を超えて、首都圏は九割、九十何%になっているという状況でありますので、そうした事態も想定をして私ども様々なシミュレーションを行っておりますので、そういう意味では、私の立場ではいろんな事態を想定して対応していますので、そうしたシミュレーションの中の一つにはこうした事態も含めて入っているということであります。
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杉尾秀哉#28
○杉尾秀哉君 想定していたということです。
 菅総理も五月からおっしゃっていました。デルタ株に警戒しなきゃいけない、何度もおっしゃっていました、記者会見で。にもかかわらず、先ほど話したような医療崩壊、若しくは医療崩壊に近い状態になっている。結局何をやっていたんですか、この間。無策じゃないですか。どうですか。
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西
西村康稔#29
○国務大臣(西村康稔君) 緊急事態宣言を発出をして、八時までの時短を飲食店の皆さんにお願いをしたり、また、経済界にも何度も七割の出勤者削減、こうしたこともお願いをしてきております。
 ただ、御存じのように、これは与野党の協議の中で、特に野党の皆さんからも強い御意見があって、行政罰で三十万円、二十万円という非常に緩やかな強制力の中で、法律上やれることは非常に限られております。そうした中で、自粛疲れの中でなかなか守られないところ、非常に苦慮しながら対応してきていますが、ただ一方で、協力していただける方もたくさんおられますので、そうした方々、広く私ども呼びかけ、要請を行いながら、人流も減ってはきていますので、何とかもう一段下がるよう努力はしていきたいと思いますし、医療提供体制についても、厚労省中心に病床を増やすという努力をしてきたところであります。
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