本会議

2022-04-26 衆議院 全52発言

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会議録情報#0
令和四年四月二十六日(火曜日)
    ―――――――――――――
 議事日程 第十八号
  令和四年四月二十六日
    午後一時開議
 第一 日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案(災害対策特別委員長提出)
 第二 特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出)
 第三 航空法等の一部を改正する法律案(内閣提出)
 第四 安定的なエネルギー需給構造の確立を図るためのエネルギーの使用の合理化等に関する法律等の一部を改正する法律案(内閣提出)
    ―――――――――――――
○本日の会議に付した案件
 永年在職の議員金田勝年君に対し、院議をもって功労を表彰することとし、表彰文は議長に一任するの件(議長発議)
 日程第一 日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案(災害対策特別委員長提出)
 日程第二 特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出)
 日程第三 航空法等の一部を改正する法律案(内閣提出)
 日程第四 安定的なエネルギー需給構造の確立を図るためのエネルギーの使用の合理化等に関する法律等の一部を改正する法律案(内閣提出)
 福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律案(内閣提出)の趣旨説明及び質疑
    午後一時二分開議
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細田博之#1
○議長(細田博之君) これより会議を開きます。
     ――――◇―――――
 永年在職議員の表彰の件
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細田博之#2
○議長(細田博之君) お諮りいたします。
 国会議員として在職二十五年に達せられました金田勝年君に対し、先例により、院議をもってその功労を表彰いたしたいと存じます。
 表彰文は議長に一任されたいと存じます。これに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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細田博之#3
○議長(細田博之君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決まりました。
 表彰文を朗読いたします。
 議員金田勝年君は国会議員として在職すること二十五年に及び常に憲政のために尽くし民意の伸張に努められた
 よって衆議院は君が永年の功労を多とし特に院議をもってこれを表彰する
    〔拍手〕
 この贈呈方は議長において取り計らいます。
    ―――――――――――――
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細田博之#4
○議長(細田博之君) この際、金田勝年君から発言を求められております。これを許します。金田勝年君。
    〔金田勝年君登壇〕
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金田勝年#5
○金田勝年君 
    謝辞
 この度は、院議をもって永年在職表彰の栄誉を賜りましたことに、心から感謝を申し上げます。
 思えば、今日に至るまで、ただひたすらに「公的なものへの献身という思い」一つで駆け抜けてきた日々であったと思います。
 私の父は、ふるさと秋田で水力発電所に勤務をする会社員でありました。
 父はいつも私に、自分が作る電気で世の中が明るくなるんだ、おまえも父さんを見習って、将来、人の役に立つような仕事をするんだぞと言われて育った少年時代、これが私の原点でありました。
 大学を卒業して、私は、大蔵省に入省し、国の予算を預かる主計局を中心に公務員生活を送るのですが、入省した当時は、主計局長のかばん持ちとして、国会の予算委員会に陪席したことがしばしばでありました。
 あれから四十八年。
 当初、第一委員室の末席に付添いで座っておりました私が、後に国会議員となって、昨年は、予算委員長の席に座る運命をいただくことになる。拍手
 人生とは実に不思議な巡り合わせでもありますが、こうした私ですから、大蔵省で働く中で政治の世界と関わる機会を豊富にいただいたことも事実であります。
 その例の一つとして、国会の予算を担当した際には、例えば、ここにおられる国会議員の皆さん全員がお世話になっております、なじみの深い制度、すなわち政策秘書制度の設立に携わったときのことであります。当時、各党並びに秘書会から、第三秘書をつくってほしいということで御相談をいただいたものですが、アメリカなども参考に、また、当時の議運の指導もいただきながら、それまでの第一秘書よりも俸給の高い格付で、新たに政策秘書制度をつくることができたのであります。我が国の議会政治の向上に資するのであればとの私たちの願いがかなった瞬間でありました。
 また、大蔵省時代には、大蔵大臣として薫陶を賜りました竹下登先生や渡辺美智雄先生のお世話になったことに加え、野呂田芳成先生との出会いもあり、ふるさと秋田のために力を尽くすべく、平成七年に参議院議員となり、後に衆議院に転じ、今日に至っております。
 すばらしい政界の先輩、同僚の皆様から御縁をいただいたことに心から感謝を申し上げる次第であります。
 この間、法務大臣や外務副大臣、党の幹事長代理、また、衆議院予算委員長、財務金融委員長などの要職を拝命するなど、折々に、政治と行政の枢要において汗をかかせていただきました。
 また、法務大臣時代は、百二十年ぶりの民法の債権法分野の改正、百十年ぶりの刑法改正に加え、長年の懸案となっていたテロ等準備罪処罰法の東京オリンピック前の成立に取り組むなど、僅か一年で二千回に及ぶ国会質疑に応じたことは、得難い体験でありました。拍手
 国民の安全と国際社会秩序の安定に取り組むという重大な責務を自分の手で果たすことができましたことは、政治家として大きな矜持となりました。
 振り返ればたくさんの思い出が去来いたしますが、それらは全て「公的なものへの献身の思い」の結果でありました。
 こうした私を後押しして支えてくれましたのは、地元秋田の皆様、同志議員の皆様、党や役所、また事務所スタッフの皆様たちであって、そして、今日まで私を支えてくれた妻に対しても、心から感謝を申し上げる次第であります。拍手
 今後も、国会議員としての職務に愚直に励み、次の世代に誇れる日本、愛するふるさと秋田のために、全力で責任を果たしていく決意を申し上げ、私の心からの謝辞とさせていただきます。
 ありがとうございました。拍手
     ――――◇―――――
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細田博之#6
○議長(細田博之君) 日程第一は、委員長提出の議案でありますから、委員会の審査を省略するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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細田博之#7
○議長(細田博之君) 御異議なしと認めます。
    ―――――――――――――
 日程第一 日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案(災害対策特別委員長提出)
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細田博之#8
○議長(細田博之君) 日程第一、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
 委員長の趣旨弁明を許します。災害対策特別委員長小里泰弘君。
    ―――――――――――――
 日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
    〔小里泰弘君登壇〕
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小里泰弘#9
○小里泰弘君 ただいま議題となりました法律案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。
 日本海溝及び千島海溝沿いの海溝型地震については、関係法律等に基づき、鋭意防災対策が進められてきましたが、甚大な被害が発生した東日本大震災の教訓を踏まえ、本年三月に、最新の科学的知見に基づく最大クラスの地震、津波を想定した防災対策がまとめられました。
 本案は、こうした状況に鑑み、同地震に係る地震防災対策について、先に対策が進められてきた南海トラフ地震に係るものと同程度に強化するため、地震防災対策推進協議会の組織、津波避難対策特別強化地域の指定、津波避難対策緊急事業計画の作成及びこれに基づく事業に係る財政上の特別の措置等について定めようとするものであります。
 本案は、去る二十一日の災害対策特別委員会において、内閣の意見を聴取した後、全会一致をもって成案と決定し、これを委員会提出法律案とすることに決したものであります。
 なお、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震に係る地震防災対策の強化に関する件を本委員会の決議として議決したことを申し添えます。
 何とぞ議員各位の御賛同をお願い申し上げます。拍手
    ―――――――――――――
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細田博之#10
○議長(細田博之君) 採決いたします。
 本案を可決するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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細田博之#11
○議長(細田博之君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決いたしました。
     ――――◇―――――
 日程第二 特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出)
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細田博之#12
○議長(細田博之君) 日程第二、特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
 委員長の報告を求めます。環境委員長関芳弘君。
    ―――――――――――――
 特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案及び同報告書
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
    〔関芳弘君登壇〕
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関芳弘#13
○関芳弘君 ただいま議題となりました法律案につきまして、環境委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 本案は、特定外来生物による生態系等に係る被害を防止する対策を強化するため、国と地方公共団体の役割分担の見直し等による防除体制の強化、特定外来生物のうち緊急に対処を要するものに係る検査並びに当該検査対象の移動禁止及び消毒命令等の措置の新設、特定外来生物の一部についてその飼養の状況等に鑑み規制を適用除外とする規定の整備等の措置を講じようとするものであります。
 本案は、去る十四日本委員会に付託され、翌十五日山口環境大臣から趣旨の説明を聴取し、二十二日に質疑を行い、質疑終局後、直ちに採決いたしましたところ、本案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 なお、本案に対し附帯決議が付されましたことを申し添えます。
 以上、御報告申し上げます。拍手
    ―――――――――――――
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細田博之#14
○議長(細田博之君) 採決いたします。
 本案の委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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細田博之#15
○議長(細田博之君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
     ――――◇―――――
 日程第三 航空法等の一部を改正する法律案(内閣提出)
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細田博之#16
○議長(細田博之君) 日程第三、航空法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
 委員長の報告を求めます。国土交通委員長中根一幸君。
    ―――――――――――――
 航空法等の一部を改正する法律案及び同報告書
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
    〔中根一幸君登壇〕
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中根一幸#17
○中根一幸君 ただいま議題となりました法律案につきまして、国土交通委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 本案は、航空分野における脱炭素化の推進及び新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた航空会社への支援を講じようとするもので、その主な内容は、
 第一に、国による航空脱炭素化推進基本方針の策定及び航空会社等が作成する計画の認定制度の創設並びに同計画に基づく事業等に係る特別の措置を定めること、
 第二に、航空会社への支援措置を講じる特例措置を令和四年度においても引き続き行うこと
などであります。
 本案は、去る四月十九日本委員会に付託され、翌二十日斉藤国土交通大臣から趣旨の説明を聴取し、二十二日、質疑を行い、質疑終了後、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと議決した次第であります。
 以上、御報告申し上げます。拍手
    ―――――――――――――
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細田博之#18
○議長(細田博之君) 採決いたします。
 本案の委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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細田博之#19
○議長(細田博之君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
     ――――◇―――――
 日程第四 安定的なエネルギー需給構造の確立を図るためのエネルギーの使用の合理化等に関する法律等の一部を改正する法律案(内閣提出)
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細田博之#20
○議長(細田博之君) 日程第四、安定的なエネルギー需給構造の確立を図るためのエネルギーの使用の合理化等に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。
 委員長の報告を求めます。経済産業委員長古屋範子君。
    ―――――――――――――
 安定的なエネルギー需給構造の確立を図るためのエネルギーの使用の合理化等に関する法律等の一部を改正する法律案及び同報告書
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
    〔古屋範子君登壇〕
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古屋範子#21
○古屋範子君 ただいま議題となりました法律案につきまして、経済産業委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 本法律案は、第六次エネルギー基本計画等を踏まえ、我が国のエネルギー需給構造の転換を後押しすると同時に安定的なエネルギー供給を確保するため、省エネルギーの対象範囲の見直しや非化石エネルギーへの転換促進、脱炭素燃料や技術への支援強化、電源休廃止時の事前届出制の導入や蓄電池の発電事業への位置づけ等の措置を講ずるものであります。
 本案は、去る四月五日、本会議において趣旨説明及び質疑が行われた後、本委員会に付託され、八日萩生田経済産業大臣から趣旨の説明を聴取いたしました。十三日に質疑に入り、更に十五日に質疑を行い、二十日参考人から意見を聴取し、二十二日、日本維新の会から、エネルギーの使用の合理化等に関する基本方針策定時の勘案事項の追加等を内容とする修正案が提出され、趣旨の説明を聴取した後、原案及び修正案を一括して質疑を行い、同日質疑を終局いたしました。質疑終局後、討論、採決を行った結果、修正案は否決され、本案は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと議決いたしました。
 なお、本案に対し附帯決議が付されました。
 以上、御報告申し上げます。拍手
    ―――――――――――――
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細田博之#22
○議長(細田博之君) 採決いたします。
 本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
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細田博之#23
○議長(細田博之君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
     ――――◇―――――
 福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律案(内閣提出)の趣旨説明
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細田博之#24
○議長(細田博之君) この際、内閣提出、福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律案について、趣旨の説明を求めます。国務大臣西銘恒三郎君。
    〔国務大臣西銘恒三郎君登壇〕
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西
西銘恒三郎#25
○国務大臣(西銘恒三郎君) 福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。
 この法律案は、福島の復興及び再生を一層推進するとともに、我が国の科学技術力及び産業競争力の強化に貢献するため、福島において取り組むべき新たな産業の創出等に資する研究開発等に関する基本的な計画を内閣総理大臣が定めることとするとともに、福島の創造的復興の中核的な役割を担うものとして、研究開発、研究開発成果の産業化、これらを担う人材の育成等の業務を行う福島国際研究教育機構を新たに設立するものであります。
 次に、この法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。
 第一に、内閣総理大臣は、福島において取り組むべき新たな産業の創出及び産業の国際競争力の強化に資する研究開発並びにその環境の整備及び成果の普及並びに当該研究開発に係る人材の育成及び確保に関する施策等の推進に関する新産業創出等研究開発基本計画を定めるものとし、同計画は、福島国際研究教育機構が中核的な役割を担うよう定めるものとしております。
 第二に、福島国際研究教育機構の目的、業務の範囲等に関する事項を定めております。
 第三に、福島国際研究教育機構の役員として、理事長、監事及び理事を置くこととしております。
 第四に、福島国際研究教育機構の主務大臣等について定めるほか、中期目標の策定等に当たって、復興推進委員会、総合科学技術・イノベーション会議及び福島県知事の意見を聞くこととしております。
 その他所要の改正を行うこととしております。
 以上が、この法案の趣旨でございます。拍手
     ――――◇―――――
 福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律案(内閣提出)の趣旨説明に対する質疑
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細田博之#26
○議長(細田博之君) ただいまの趣旨の説明に対して質疑の通告があります。順次これを許します。菅家一郎君。
    〔菅家一郎君登壇〕
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菅家一郎#27
○菅家一郎君 自由民主党の菅家一郎であります。
 私は、自由民主党を代表し、ただいま議題となりました福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律案について質問させていただきます。拍手
 まず冒頭に、北海道知床半島沖で乗員乗客二十六名を乗せた観光船が浸水して消息を絶った事故によりお亡くなりになられた方々に心より哀悼の意を表するとともに、懸命に続けられている捜索活動により、行方不明となっている方々が一日も早く救出されることをお祈り申し上げます。
 東日本大震災そして東京電力福島第一原子力発電所の事故が発生してから十一年の月日がたちました。また、最近でも、二度にわたって、福島県沖を震源とする大きな地震が被災地を襲っています。
 改めまして、震災でお亡くなりになられた方々、御遺族の皆様に哀悼の誠をささげるとともに、現在も避難生活を強いられている方々、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
 原子力発電所の事故によって被災した福島を、私たちは責任を持って復興させていかなければなりません。事故の収束はもとより、夢と希望にあふれた福島の創造的復興を成し遂げるためには、単に震災以前の状態に戻すことを目指すのではなく、福島において新しい研究開発を推進し、原発事故の福島から研究開発の福島へ、抜本的な転換を図る必要があります。
 そして、本法案で新しく設立しようとしている福島国際研究教育機構は、各市町村で帰還できていない人が数多くいらっしゃる中、困難な課題を抱える避難指示区域を始めとする福島の復興に寄与する大きな起爆剤となるものだと考えています。この国家的プロジェクトを何としてでも成功させるべく、政府においては、覚悟を持って、また、政府一丸となった取組を求めたいと思います。
 かかる前提の下、以下、本法案の内容等について質問をいたします。
 まず初めに、福島国際研究教育機構の設立に当たり、復興大臣の決意について伺います。
 福島国際研究教育機構が、我が国の科学技術力及び産業の国際競争力の強化に貢献するものであり、さらには世界に誇れるものとするためには、復興大臣のリーダーシップの下、省庁間の縦割りを超えるものである必要があり、復興庁の強いリーダーシップを発揮することが重要であると思いますが、西銘復興大臣の御決意について伺います。
 次に、福島国際研究教育機構の役割について伺います。
 これまで、福島では、福島イノベーション・コースト構想が進められてきており、既に様々なプロジェクトの具体化や産業集積に向けた取組が進められてきています。例えば、福島県立医科大学においては、復興予算を活用し、新しい感染症の分析にも活用できるような新たな研究開発に取り組んでおり、新たな創薬につながるこうした取組をより一層推進する必要があります。そして、これらの取組を更に発展させていくためには、福島国際研究教育機構の役割が重要になってくると考えます。
 福島を始め東北全体の創造的復興に向けて、福島国際研究教育機構は福島イノベーション・コースト構想の中でどのような位置づけとなるのか、西銘復興大臣にお伺いをいたします。
 次に、研究者等の呼び込みについて伺います。
 世界に誇れる研究開発を進めていくには、国内外の優秀な研究者等が福島国際研究教育機構における研究開発等の活動に参画していただく必要があります。そのためには、研究者等に対する処遇の確保や研究環境の整備はもちろんのこと、研究者の御家族にも福島に来ていただけるよう、生活環境の整備も重要です。
 福島に優秀な研究者等を呼び込むためにどのような対策を講ずる予定なのか、西銘復興大臣に伺います。
 次に、福島国際研究教育機構における研究内容について伺います。
 福島国際研究教育機構が地元の夢や希望となるものとしていくためには、福島だからこそ取り組むべき研究開発、あるいは福島だからこそ取り組める研究開発を行っていくべきと考えます。
 この機構が世界に冠たる研究機関となるよう、どのような研究開発を進めていくのか、西銘復興大臣にお伺いいたします。
 最後に、福島の復興再生が本格的に始まったばかりであり、今後も中長期的な対応が不可欠です。震災から十一年が経過する中で、全国に、そして世界に誇れる福島をつくっていくためには、福島国際研究教育機構が中心となって取組を加速させていくことができるよう、本法案の早期成立を訴えて、私の質問といたします。
 ありがとうございました。拍手
    〔国務大臣西銘恒三郎君登壇〕
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西
西銘恒三郎#28
○国務大臣(西銘恒三郎君) 菅家一郎議員から、四点御質問がございました。
 福島国際研究教育機構の設立への決意についてお尋ねがありました。
 福島国際研究教育機構については、政府として、福島を始め東北の復興を実現するための夢や希望となるとともに、我が国の科学技術力、産業競争力の強化を牽引し、経済成長や国民生活の向上に貢献する、世界に冠たる創造的復興の中核拠点となることを目指します。
 また、昨年度末に策定した機構の基本構想等に基づき、機構の設立に向けた取組を、復興庁が中心となり、政府一体となって進めてまいります。
 引き続き、被災地の皆様の声をしっかり受け止め、東北の復興なくして日本の再生なしとの強い決意の下で、被災地の復興に全力を尽くしてまいります。
 福島イノベーション・コースト構想における福島国際研究教育機構の位置づけについてお尋ねがありました。
 これまで、福島イノベーション・コースト構想に基づく廃炉、ロボット等の研究・実証拠点等の整備、さらには医療関連、航空宇宙などにも拡大された取組を通じて、浜通り地域等に新たに進出した企業と地元企業が連携して研究開発に取り組むなど、産業集積の芽が出始めています。
 福島国際研究教育機構は、この福島イノベーション・コースト構想を更に発展させ、各施設等の取組に横串を刺す司令塔として位置づけられております。今後、福島国際研究教育機構を設立することにより、研究開発や産業化、人材育成の取組を更に加速させてまいります。
 福島国際研究教育機構における研究者等の確保についてのお尋ねがありました。
 福島国際研究教育機構が、福島の中長期の課題の解決、ひいては世界共通の課題の解決に資する、国内外に誇れる研究開発を推進するためには、国内外から優秀な研究者が参画することが重要です。
 このため、最先端の研究を支える研究設備の設置や、国際的に優れた能力を有する人材を確保する必要性を考慮した処遇、人事制度を整備すること等により、魅力ある研究環境の整備に取り組んでまいります。
 あわせて、住まい、教育、子育て、医療を始めとする生活環境の充実が重要であり、地元が取り組むまちづくりと緊密に連携して、機構の施設整備を進めてまいります。
 福島国際研究教育機構における研究開発についてのお尋ねがありました。
 機構は、福島を始め東北の被災地における中長期の課題の解決、ひいては世界共通の課題の解決に資する、国内外に誇れる研究開発を推進することとしています。
 例えば、廃炉作業の着実な推進を支え、災害現場等の過酷環境下や人手不足の産業現場等でも対応が可能な遠隔操作ロボットやドローンの開発、放射性同位元素、いわゆるRIの先端的な医療利用や創薬技術開発等につながる、アルファ線放出核種等を用いた新たな医薬品の開発などの研究開発を進めていくことを想定しております。
 国内外から優秀な研究者が参画する研究環境の下で、新たな技術や手法を分野横断的、学際的に融合させることなどにより、世界最先端の研究開発の実現を目指してまいります。
 以上です。拍手
    ―――――――――――――
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細田博之#29
○議長(細田博之君) 金子恵美君。
    〔金子恵美君登壇〕
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