予算委員会

2024-12-13 参議院 全462発言

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会議録情報#0
令和六年十二月十三日(金曜日)
   午前八時五十六分開会
    ─────────────
   委員の異動
 十二月十日
    辞任         補欠選任
     朝日健太郎君     猪口 邦子君
     竹内 真二君     平木 大作君
 十二月十二日
    辞任         補欠選任
     猪口 邦子君     森屋  宏君
     堀井  巌君     星  北斗君
     山田 俊男君     白坂 亜紀君
     石川 大我君     田島麻衣子君
     小沼  巧君     小沢 雅仁君
     川田 龍平君     横沢 高徳君
     高木 真理君     石垣のりこ君
     山添  拓君     紙  智子君
     山本 太郎君     大島九州男君
 十二月十三日
    辞任         補欠選任
     石垣のりこ君     高木 真理君
     田島麻衣子君     石川 大我君
     横沢 高徳君     川田 龍平君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         櫻井  充君
    理 事
                足立 敏之君
                臼井 正一君
                自見はなこ君
                中西 祐介君
                永井  学君
                杉尾 秀哉君
                徳永 エリ君
                上田  勇君
                金子 道仁君
    委 員
                石田 昌宏君
                江島  潔君
                北村 経夫君
                古庄 玄知君
                上月 良祐君
                佐藤  啓君
                白坂 亜紀君
                進藤金日子君
                船橋 利実君
                星  北斗君
                本田 顕子君
                松川 るい君
                三浦  靖君
                宮本 周司君
                森屋  宏君
                山田  宏君
                吉川ゆうみ君
                石垣のりこ君
                石川 大我君
                小沢 雅仁君
                奥村 政佳君
                川田 龍平君
                柴  愼一君
                田島麻衣子君
                高木 真理君
                横沢 高徳君
                塩田 博昭君
                平木 大作君
                三浦 信祐君
                宮崎  勝君
                嘉田由紀子君
                串田 誠一君
                松野 明美君
                伊藤 孝恵君
                田村 まみ君
                紙  智子君
                大門実紀史君
                大島九州男君
   衆議院議員
       修正案提出者   高木  啓君
   国務大臣
       内閣総理大臣   石破  茂君
       総務大臣     村上誠一郎君
       法務大臣     鈴木 馨祐君
       外務大臣     岩屋  毅君
       財務大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(金融)
       )        加藤 勝信君
       文部科学大臣   あべ 俊子君
       厚生労働大臣   福岡 資麿君
       農林水産大臣   江藤  拓君
       経済産業大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(原子力
       損害賠償・廃炉
       等支援機構))  武藤 容治君
       国土交通大臣
       国務大臣     中野 洋昌君
       環境大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(原子力
       防災))     浅尾慶一郎君
       防衛大臣     中谷  元君
       国務大臣
       (内閣官房長官) 林  芳正君
       国務大臣
       (デジタル大臣)
       (内閣府特命担
       当大臣(規制改
       革))      平  将明君
       国務大臣
       (復興大臣)   伊藤 忠彦君
       国務大臣
       (国家公安委員
       会委員長)
       (内閣府特命担
       当大臣(防災、
       海洋政策))   坂井  学君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(こども
       政策 少子化対
       策 若者活躍 男
       女共同参画、共
       生・共助))  三原じゅん子君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(経済財
       政政策))    赤澤 亮正君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(クール
       ジャパン戦略、
       知的財産戦略、
       科学技術政策、
       宇宙政策、経済
       安全保障))   城内  実君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(沖縄及
       び北方対策、消
       費者及び食品安
       全、地方創生、
       アイヌ施策))  伊東 良孝君
   副大臣
       財務副大臣    横山 信一君
   大臣政務官
       経済産業大臣政
       務官       加藤 明良君
   政府特別補佐人
       内閣法制局長官  岩尾 信行君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        星  正彦君
   政府参考人
       内閣官房国土強
       靱化推進室次長  丹羽 克彦君
       内閣官房行政改
       革推進本部事務
       局次長      柴田 智樹君
       内閣官房就職氷
       河期世代支援推
       進室次長     廣瀬 健司君
       内閣官房新しい
       地方経済・生活
       環境創生本部事
       務局審議官    大森 一顕君
       内閣官房新しい
       地方経済・生活
       環境創生本部事
       務局審議官    岸田里佳子君
       内閣府政策統括
       官        黒瀬 敏文君
       内閣府地方創生
       推進室次長    宮本 岩男君
       内閣府地方創生
       推進事務局審議
       官        安楽岡 武君
       内閣府宇宙開発
       戦略推進事務局
       長        風木  淳君
       こども家庭庁成
       育局長      藤原 朋子君
       総務省大臣官房
       総括審議官    玉田 康人君
       総務省大臣官房
       審議官      新田 一郎君
       法務省民事局長  竹内  努君
       外務省大臣官房
       審議官      熊谷 直樹君
       外務省総合外交
       政策局長     河邉 賢裕君
       文部科学省大臣
       官房学習基盤審
       議官       森  孝之君
       文部科学省高等
       教育局長     伊藤 学司君
       文部科学省研究
       開発局長     堀内 義規君
       スポーツ庁次長  寺門 成真君
       厚生労働省雇用
       環境・均等局長  田中佐智子君
       厚生労働省社会
       ・援護局障害保
       健福祉部長    野村 知司君
       厚生労働省老健
       局長       黒田 秀郎君
       厚生労働省年金
       局長       間 隆一郎君
       厚生労働省人材
       開発統括官    堀井奈津子君
       厚生労働省政策
       統括官      朝川 知昭君
       農林水産省農産
       局長       松尾 浩則君
       農林水産省経営
       局長       杉中  淳君
       農林水産省農村
       振興局長     前島 明成君
       水産庁長官    森   健君
       経済産業省商務
       情報政策局長   野原  諭君
       資源エネルギー
       庁電力・ガス事
       業部長      久米  孝君
       中小企業庁事業
       環境部長     山本 和徳君
       中小企業庁経営
       支援部長     岡田 智裕君
       国土交通省大臣
       官房公共交通政
       策審議官     池光  崇君
       国土交通省総合
       政策局長     塩見 英之君
       国土交通省都市
       局長       内田 欽也君
       国土交通省道路
       局長       山本  巧君
       国土交通省鉄道
       局長       五十嵐徹人君
       国土交通省物流
       ・自動車局長   鶴田 浩久君
       国土交通省海事
       局長       宮武 宜史君
       環境省自然環境
       局長       植田 明浩君
       防衛省防衛政策
       局長       大和 太郎君
       防衛省整備計画
       局長       青柳  肇君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○令和六年度一般会計補正予算(第1号)(衆議
 院送付)
○令和六年度特別会計補正予算(特第1号)(衆
 議院送付)
○令和六年度政府関係機関補正予算(機第1号)
 (衆議院送付)
    ─────────────
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櫻井充#1
○委員長(櫻井充君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
 令和六年度補正予算三案審査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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櫻井充#2
○委員長(櫻井充君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
    ─────────────
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櫻井充#3
○委員長(櫻井充君) 令和六年度補正予算三案に関する理事会決定事項について御報告いたします。
 本日及び来る十六日の質疑は総括質疑方式で三百三十一分行うこととし、各会派への割当て時間は、自由民主党八十分、立憲民主・社民・無所属九十九分、公明党四十分、日本維新の会五十分、国民民主党・新緑風会二十五分、日本共産党二十五分、れいわ新選組十二分、質疑順位につきましてはお手元の質疑通告表のとおりでございます。
    ─────────────
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櫻井充#4
○委員長(櫻井充君) 令和六年度一般会計補正予算(第1号)、令和六年度特別会計補正予算(特第1号)、令和六年度政府関係機関補正予算(機第1号)、以上三案を一括して議題といたします。
 令和六年度一般会計補正予算(第1号)の衆議院における修正部分について、修正案提出者衆議院議員高木啓君から説明を聴取いたします。高木啓君。
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高木啓#5
○衆議院議員(高木啓君) ただいま議題となりました令和六年度一般会計補正予算外二案のうち、令和六年度一般会計補正予算につきまして、衆議院における修正の趣旨及び概要について御説明申し上げます。
 今回提出された令和六年度補正予算は、我が国の経済が、コストカット型経済から脱却し、デフレに後戻りせず、賃上げと投資が牽引する成長型経済へ移行できるかの分岐点にある中で、この移行を確実なものとするために策定したものであり、本補正予算の一日も早い成立は国民各層から強く望まれているところであります。
 衆議院予算委員会におきましては、去る十二月九日、政府から提案理由の説明を聴取し、その後、補正予算の内容に関し熱心な審議が行われました。この補正予算の中には、能登地域の皆様が受けた地震、豪雨の度重なる被害からの一刻も早い復旧と創造的復興を一層加速するための経費も措置されており、審議の中では、今後とも能登地域の復旧復興に取り組んでいくべきであるとの議論がありました。こうした中で、今後とも、能登地域の支援ニーズに応じ、切れ目なく対応していくに当たって、財源確保に支障が生じないことを明確化するため、修正を行った次第であります。
 修正の内容について申し上げます。
 本修正では、予算総則において、一般予備費の残額のうち、「一千億円については、令和六年能登半島地震及び令和六年九月二十日から同月二十三日までの間の豪雨による被害の被災者の生活及び生業の再建その他同被害からの復旧・復興に要する経費に使用する。」との条文を追加することとしております。
 以上が衆議院における修正の趣旨とその概要であります。
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櫻井充#6
○委員長(櫻井充君) ありがとうございました。
 以上で衆議院における修正部分の説明の聴取は終わりました。
 高木啓君は御退席いただいて結構でございます。どうもありがとうございました。
 これより質疑に入ります。杉尾秀哉君。
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杉尾秀哉#7
○杉尾秀哉君 おはようございます。立憲民主・社民・無所属の杉尾秀哉でございます。
 今説明がありました補正予算、私たち立憲民主党の修正要求を受けて、能登半島の復旧・復興予算一千億円積み増されたものでございます。予算の修正は二十八年ぶり、補正予算では史上初めてということでございます。極めて画期的だということを皆さんに御説明をさせていただきたいと思います。
 質問に入りたいんですが、ちょっと済みません、通告していないんですけれども、今朝の中日新聞の一面トップで、これ、伊藤復興大臣ですが、自民党知多市支部の収支報告書が十年以上未提出だったうち、二〇〇九年と二〇一〇年の二年間については代表が伊藤忠彦復興大臣だったということですけれども、大臣、いかがでしょう。
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伊藤忠彦#8
○国務大臣(伊藤忠彦君) お答えを申し上げます。
 そのとおりでございます。
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杉尾秀哉#9
○杉尾秀哉君 この記事にも書いてありますけれども、報告書の未提出や無届けでの政治資金の出し入れは政治資金規正法違反となる可能性があるということですけれども、これも通告しておりませんが、総務大臣、いかがでしょうか。もし答えられなければ、総務省の事務方どなたでも結構です。
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櫻井充#10
○委員長(櫻井充君) 総務省、事務方来ておりませんので、こちらで、村上総務大臣、こちらで発言をお願いいたします。
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村上誠一郎#11
○国務大臣(村上誠一郎君) お答えします。
 質問をよく聞いていないので、準備できていません。済みませんでした。
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杉尾秀哉#12
○杉尾秀哉君 実は、総務大臣には別件で質問の予定があったんで、事務方来ているかと思ったんですけれども、済みません。
 それでは、本題に入ります。
 済みません、委員長、その前に。総務省の方から資料提出を求めます、この件に関して。
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櫻井充#13
○委員長(櫻井充君) 後刻理事会で協議させていただきます。
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杉尾秀哉#14
○杉尾秀哉君 こうした政党の支部が無届けで活動していた場合、資金の出し入れ等あった場合に、政治資金収支報告書がそもそも提出されていない場合に規正法に違反するかどうかということについての見解の資料です。
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櫻井充#15
○委員長(櫻井充君) 改めて、後刻理事会で協議させていただきます。
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杉尾秀哉#16
○杉尾秀哉君 それでは、中身に入ります。
 今日は、石破総理の基本的な政治姿勢から伺います。
 これ、石破総理の総裁選に当たって出されました、わが政策、わが天命、石破茂、保守政治家、読ませていただきました。(資料提示)ここに書かれている政策は私どもの政策と非常に近い部分が多い、期待しておりました。
 ところが、総理になった途端に、百八十度、これらの政策がことごとく転換をしております。これは総裁選のときに言っていた公約も含めてなんですけれども、資料一、御覧ください。
 例えば、衆議院解散の根拠と選挙のタイミング、これ全く違うんですね、言行不一致。自民党さん惨敗されましたけれども、その惨敗の一つはこの総理の変節があったと思います。
 そして、原発政策。総裁選のときにはゼロに近づける努力を最大限にするというふうに発言されておられましたが、総理になってから、原発の利活用を強調して、総合経済対策では、最大限の利活用という、そういう表現になっている。そして、ここに来て、エネルギー基本計画、原発回帰の姿勢が鮮明になっておりますけれども、総理、原発ゼロの旗は下ろしたんですか。
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石破茂#17
○内閣総理大臣(石破茂君) 安全性を大前提とするということでございます。
 原発のウエートを減らすこと、それ自体が目的ではないと。地熱であるとか風力であるとか小水力であるとか、そういうあらゆる再生可能エネルギーを活用し、なおかつ省エネを徹底をするということを併せまして、結果的に原発のウエートが下がるということはございます。
 同時に、日本を今、エネルギー制約から守っていかねばなりません。AIの進展によって使用電力が物すごい増えることが予想されている。あくまで安全性を大前提とし、再エネを最大限に活用して、結果として原発のウエートは下がるということはございます。
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杉尾秀哉#18
○杉尾秀哉君 詭弁ですね。ゼロに近づける努力を最大限にするというふうにおっしゃっています。全く違います。
 経産大臣にも伺います。
 総理の発言は今は訂正していると了解している、こういうふうに記者会見で述べておられます。総理の発言、訂正されたんですね。
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武藤容治#19
○国務大臣(武藤容治君) 杉尾委員にお答えさせていただきます。
 昨今の生成AIとかデータセンターとか、いわゆるDX、GXの進展によって電力需要の増加が見込まれる中で、脱炭素電源の確保は国力を左右すると、今総理もそのようなお気持ちを言っておられます。再エネとともに、安全性の確保を大前提として原子力を活用していくということが重要だと思っています。
 私の記者会見でのお話を申し上げられました。一貫しておられると私は今も認識しているところでございます。
 以上です。
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杉尾秀哉#20
○杉尾秀哉君 全然一貫していないですよ。ゼロに近づける努力をするって言っていたんだから、これも全くうそですね。
 それから、選択的夫婦別姓、これも衆議院で何回か聞かれましたけど、本当に後ろ向きになりました。
 それから、この著書の中では、同性婚、これも、基本的人権は最大限に尊重されるべきだということで、同性婚を認めるのを積極的なことをおっしゃっているんですよ。しかし、たしか打越さく良さんの代表質問のとき、やっぱり後ろ向きの答弁をされていました。
 それからもう一つ、お得意のこれ安全保障分野なんですけれども、持論の日米地位協定の改定、それからアジア版NATOについて発言しなくなりました。封印されたんですか。
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石破茂#21
○内閣総理大臣(石破茂君) 衆議院で申し上げましたが、我が党は自由で民主的な議論というのを最大限尊重する党であります。総裁が総裁選挙のときにこういうことを言って当選したから、じゃ、総裁が掲げた政策がそのまま公約になって出てくるか、そういう党ではございません。私も政調会長もいたしましたが、その党の政策ってどうであるかというのを党内においてかんかんがくがく議論をして、我が党の政権公約というのは決まっていくものでございます。
 今お尋ねのアジア版NATOというもの、あるいは日米地位協定、今党内にアジアの安全保障について検討するという、そういう組織を立ち上げて、まさしくここにおいてもかんかんがくがくの議論をいたしております。そこにおいていろんな考え方があって、それを闘わせた上で民主的に我が党の政策というのは決まっていくものでございます。
 私自身の考えは党内に申し上げております。それを党として採用するかどうかということをきちんと議論して世に問うというのが自由民主党という政党でございます。
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杉尾秀哉#22
○杉尾秀哉君 違いますね。総理が自分で言わなくなったんですよ。だって、持論だったんでしょう。言っていないですよ。だから、党に投げているんですよ。
 五年間で四十三兆円の防衛予算、今回の補正予算にも一部組み込まれておりますけれども、この著書の中で何と言っていますか。この数字が独り歩きをした、五年間、四十三兆円、国民に対してまともな説明もないまま、冷静さを欠いた言説で危機感をあおり、予算だけが膨らんでいくのは不誠実だと、こういうふうに書かれているんですよ。
 この発言が事実ならば、いま一度、防衛予算、検証してください。五年間、四十三兆円。
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石破茂#23
○内閣総理大臣(石破茂君) 最初に数字ありきという印象を持たれるような議論はよくないということを申し上げておって、四・三兆円とか二%とか言われますと、えっ、そんなに増えるの、倍になるのという印象を持たれます。そこにおいて説明するときに、何がどれだけ積み上がったかということを併せて提示をしないと、それは数字が独り歩きするということになるわけでございます。
 衆議院の予算審議においてもそうですし、参議院の補正予算、今まさしくそうでございますが、防衛大臣の方から、あるいは防衛省、私も可能な限り努力はいたしますが、どうしてこうなるのという説明をきちんとした上で御審議をいただき採決をいただくということであって、数字を示さないのはよくない、根拠を示さないのはよくないという考え方に全く変わりはございません。
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杉尾秀哉#24
○杉尾秀哉君 違うんですよ。あのね、根拠が薄いという趣旨のことが書いてあるんですよ。台湾有事は即日本有事の可能性が相当低いというふうに書いてあるじゃないですか。トマホークは古い兵器で、そこから先が書いていないけれども、こんなにたくさん買うのはいかがなものかという趣旨のことがこの中に書かれているんですよ。
 それから、アベノミクスですけれども、この著書の中でぼろくそです。異次元の金融緩和で病気が治るわけがない、低金利で企業がやすきに流れた。いろいろあるんですけれども、それがなぜ、日銀の利上げを牽制してアベノミクス継続なのか。功罪を検証するんじゃなかったんですか。
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石破茂#25
○内閣総理大臣(石破茂君) 失礼、先ほど四・三兆と申しましたが、四十三兆の間違いでございます。失礼をいたしました。
 ですから、その根拠、衆議院でも随分議論がございました。なぜこうなるのだということをきちんと国会にお示しをして御議論をいただくのであって、最初にぼんとその数字が出たときは世間の印象はそうではなかったかということを申し上げておるところでございます。ヤジあっ、アベノミクスね。
 それは、その時点において、私自身申し上げておりますように、じゃ、日本全体のGDPが、一九九四年段階では全世界の一八%ございましたと、今四%になってしまいましたと、国際競争力も一位だったのが三十位台に落ちましたと、これにはいろんな要因があるでしょうということで、要因について自分なりの考え方を申し上げました。
 それがどうであるかということは、内閣総理大臣として政府として御説明もし、その時点において有効であったもの、今の時点においてどうなのかということ、コストカット型の経済から付加価値を創出する形の経済へというふうに経済の形を変えていくわけでございます。いろんな原因があって、それを分析して新しい政策にしていくというのは、政党として、あるいは政権として当然のことだと思っております。
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杉尾秀哉#26
○杉尾秀哉君 金融所得課税も全然言わなくなったんですよ。
 それから、総務大臣、済みません、先ほどは。総務大臣もアベノミクスに非常に厳しかったんじゃないですか。
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村上誠一郎#27
○国務大臣(村上誠一郎君) 別に厳しかったわけじゃないと思います。
 だから、経済財政政策の評価については、我が内閣では内閣府の担当になっております。アベノミクスについては、デフレでない状況をつくり出し、GDPを高め、雇用を拡大し、企業収益の増加の傾向につながったと、そう評価されていると言われております。
 それに対してはそれぞれいろいろ考え方もあろうと思いますが、石破内閣では、経済あっての財政との考え方に立ち、デフレ脱却最優先の経済財政運営を行う、それから、成長分野に官民挙げて思い切った投資を行い、賃上げと投資が牽引する成長型経済を実現しつつ財政状況の改善に努めると、これを基本としています。この方針の下に、内閣の一員として、与えられた職務に全力で取り組んでまいりたいと考えております。
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杉尾秀哉#28
○杉尾秀哉君 先ほどの伊藤大臣の不記載の問題、これ、午前中に準備をしていただきまして、午後も質問ありますので、質疑の時間の中で答弁してもらうように、大臣、お願いします。
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櫻井充#29
○委員長(櫻井充君) そのように取り計らうようにお願い申し上げます。
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