地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会

2025-03-14 参議院 全6発言

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会議録情報#0
令和七年三月十四日(金曜日)
   午後零時十三分開会
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         山田 太郎君
    理 事
                磯崎 仁彦君
                船橋 利実君
                岸 真紀子君
                伊藤 孝江君
    委 員
                小野田紀美君
                越智 俊之君
                太田 房江君
                友納 理緒君
                長谷川英晴君
                山本 啓介君
                山本佐知子君
                柴  愼一君
                高木 真理君
                福島みずほ君
                宮崎  勝君
                金子 道仁君
                藤巻 健史君
                礒崎 哲史君
                伊藤  岳君
   国務大臣
       国務大臣
       (デジタル大臣) 平  将明君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(地方創
       生))      伊東 良孝君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        岩波 祐子君
       常任委員会専門
       員        荒井 透雅君
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  本日の会議に付した案件
○地方創生及びデジタル社会の形成等に関しての総合的な対策樹立に関する調査
 (地方創生及びデジタル社会の形成等の基本施策に関する件)
    ─────────────
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山田太郎#1
○委員長(山田太郎君) ただいまから地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会を開会いたします。
 地方創生及びデジタル社会の形成等に関しての総合的な対策樹立に関する調査を議題といたします。
 地方創生及びデジタル社会の形成等の基本施策につきまして関係大臣から所信を聴取いたします。伊東国務大臣。
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伊東良孝#2
○国務大臣(伊東良孝君) 地方創生を担当する内閣府特命担当大臣、また、新しい地方経済・生活環境創生担当大臣として、所信の一端を申し述べます。
 多様な価値観を持つ一人一人が、互いに尊重し合い、自己実現を図っていけるような活力ある国家を実現すべく、地方創生二・〇を強力に進めてまいります。
 昨年末に取りまとめた地方創生二・〇の基本的な考え方に掲げた五つの柱に沿って、今年の夏に、今後十年間集中的に取り組む基本構想を取りまとめてまいります。
 第一に、安心して働き、暮らせる地方の生活環境の創生です。若者や女性にも選ばれる地方をつくるとともに、買物、医療、交通など日常生活に不可欠なサービスの維持向上を進めてまいります。
 第二に、東京一極集中のリスクに対応した人や企業の地方分散です。政府関係機関の地方移転について取り組んでまいります。また、地方拠点強化税制により、企業の本社機能の地方移転や拡充を後押しするとともに、地方大学・地域産業創生交付金により、地域の魅力的な大学づくりと産業、雇用の創出を支援します。さらに、関係人口の増加など人の流れをつくります。
 第三に、付加価値創出型の新しい地方経済の創生です。農林水産業や、観光、文化芸術、スポーツなど、地域資源を最大限活用した高付加価値型の産業、事業を創出します。
 第四に、デジタル、新技術の徹底活用です。地方の課題を起点とする規制・制度改革にも取り組んでまいります。特区制度について、スーパーシティ、デジタル田園健康特区、連携“絆”特区等の国家戦略特区における取組の加速化や、特例措置の全国展開の一層の推進、特区の活用促進につながる情報発信の強化などを進めてまいります。
 第五に、産官学金労言の連携など、国民的な機運の向上です。地方創生に関する国民運動的な取組を支援するとともに、国の職員がこれまでの職務経験を生かし、自らの仕事を行いつつ、市町村に寄り添った伴走支援を行います。
 これらの取組を通じ、国は国でなければできないことに取り組むとともに、地域自らが真剣に考え、行動を起こし、自主的、主体的に取り組むことを支援してまいります。特に、令和七年度当初予算案ベースで倍増する地方創生の交付金により、全国各地の取組を一層強力に後押しいたします。加えて、企業版ふるさと納税を活用し、引き続き地方への資金の流れを生み出してまいります。
 物価高対策のための重点支援地方交付金については、食料品やエネルギー価格等の物価高騰に苦しむ低所得者の方々に迅速に給付金を支給するとともに、地域の実情に応じて生活者や事業者の方々にきめ細やかな支援をお届けできるよう、地方公共団体に御尽力いただいているところであり、引き続き、しっかりと地方公共団体をサポートしてまいります。
 地方分権改革については、令和六年の地方からの提案などに関する対応方針を踏まえ、地域の自主性及び自立性を高めるため、地方公共団体に対する義務付けの緩和などを内容とする第十五次地方分権一括法案を提出しております。法案の早期成立に向け、御審議のほどをよろしくお願い申し上げます。
 道州制については、国と地方の在り方を大きく見直すものであり、国会における御議論も踏まえつつ取り組んでまいります。
 山田委員長を始め、理事、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。
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山田太郎#3
○委員長(山田太郎君) 平国務大臣。
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平将明#4
○国務大臣(平将明君) デジタル大臣、デジタル行財政改革担当大臣として、所信の一端を申し述べます。
 まず、国民の利便性の向上及び行政運営の効率化を図るため、マイナンバーを利用することができる事務として司法書士等の国家資格に関する事務、酒類免許に関する事務の追加等を行うための行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律及び住民基本台帳法の一部を改正する法律案を今国会に提出をいたしました。
 マイナンバーカードについては、安全で便利なデジタル社会の基盤となるものであり、カードを保有するメリットを多くの人に実感していただけるよう、行政を始め民間も含めた利用シーンの拡大、スマートフォンへの機能搭載、マイナポータルの利便性の向上などの取組を進めてまいります。
 防災DXについては、令和六年能登半島地震での経験も踏まえ、防災システム、アプリ間でのデータ連携や災害時のマイナンバーカード利活用を促進するとともに、大規模災害時に民間のデジタル人材を現地に派遣する制度の創設に向けて取り組んでまいります。
 事業者向け行政手続については、認証機能のGビズIDや、行政機関への電子申請窓口であるe―Gov等を活用したデジタル化を加速させます。中でも、補助金の申請システムであるJグランツの利用促進に取り組み、令和七年度以降、全補助金の電子申請が可能となることを目指します。
 マイナ保険証を基本とする仕組みへの円滑な移行や、そのメリットを早期に発現するための医療DXの推進に、関係省庁と連携をして取り組むとともに、マイナンバーカードを基盤とした各分野のDXを進めてまいります。
 人口減少により職員が減っていく中でも行政サービスの維持向上をするため、AIの効果的な活用を実現していくことが重要です。AIアイデアソン等を通じて、ユースケースの発掘や実用化に向けた検証を進めてまいります。加えて、本年春を目途にAIの政府調達・利活用に係るガイドラインを整備するなど、関係大臣と協力をして、AIに関する競争力強化と安全性確保に取り組んでまいります。
 発展著しい技術の価値を最大限活用できるよう、国では、法令等に残るアナログ規制の見直しをほぼ完了させました。今後は、この制度の見直しを技術の実装との好循環につなげていくことを目指します。さらに、国の取組で得られた知見も生かしながら、アナログ規制の見直しに取り組む地方公共団体への各種支援を強化し、地方におけるデジタル活用を更に後押しをしてまいります。
 地方公共団体の基幹業務システムについて、原則として二〇二五年度末までにガバメントクラウドを活用した標準準拠システムへの円滑かつ安全な移行に向けて、関係府省庁と連携をして、昨年十二月に改定をした地方公共団体情報システム標準化基本方針を踏まえた取組を進めてまいります。また、特定移行支援システムがある地方公共団体に対しては、丁寧に状況を把握した上で支援をしてまいります。
 国際的なデータ流通におけるDFFTの推進については、今後、国内における取組を一層強化するとともに、信頼性のある自由なデータ流通に向け、OECDに新たに設立された枠組みの下で、国際的なリーダーシップを発揮をしてまいります。
 急速な人口減少社会の中、利用者起点で我が国の行財政の在り方を見直し、デジタルを最大限に活用して公共サービスの維持強化を図るデジタル行財政改革に引き続き取り組みます。
 教育や子育て、交通のDXといった各分野のデジタル化に取り組むとともに、国・地方デジタル共通基盤の整備・運用に関する基本方針に基づき、システム共通化の取組を進めます。
 加えて、新しい地方経済・生活環境創生交付金の活用を通じ、AIやNFT、ウェブ3など新技術の地方実装を推進することで地方創生二・〇の実現に貢献をします。
 さらに、データ利活用を通じた社会課題の解決を実現するための制度及びシステムの整備について、昨年末に立ち上げたデータ利活用制度・システム検討会において検討を行い、今夏を目途に基本的な方針を策定します。
 山田委員長を始め、理事、委員各位の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
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山田太郎#5
○委員長(山田太郎君) 以上で所信の聴取は終了しました。
 本件に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
   午後零時二十三分散会
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