堤和馬 に関する国会発言

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2004-05-25 堤和馬 国土交通委員会 参議院

○参考人(堤和馬君) この四十兆円の問題ですが、一番典型的なのは本州四国連絡橋公団ではなかったのかなと思います。道路公団もたくさん抱えておりますが、本州四国連絡橋公団は三兆八千億円赤字を抱えて、年間の収入が八百億円にも満たないというようなことになったと思います。  この特殊法人改革の中の重要な柱として、道路四公団の民営化問題が議論をされてきましたが、この本州四国連絡橋公団がなぜこのような状況に立ち入ったのかというようなことに対してのき

2004-05-25 堤和馬 国土交通委員会 参議院

○参考人(堤和馬君) 私は、最初にも申し上げましたように、これは最悪の特殊法人改革だと、やはりそういうものは温存されるだろうというふうに思っているからです。  民営化して株式会社になると、株式会社から違う株式会社に移るのは天下りじゃなくて単なる再就職ということに見えるはずです。公団の職員は元々天下り規制は受けておりませんが、株式会社から株式会社へ移るときに天下りという言葉はまずもって使わないわけですよね。だから、NTTから、NTTの子

2004-05-25 堤和馬 国土交通委員会 参議院

○参考人(堤和馬君) 道路公団の元々ファミリー企業というのはどうしてできたのか、どういうやり方を取ってきたのかということをまず最初に申し上げたいと思いますが、元々、道路公団法の中では、自らが出資をする子会社を設立できないことになっておりました。それはつい最近までそうだったと思いますが。それで、高速道路網がどんどんどんどん広がっていくに従って、本体の人員が抑制される。これは、公務員の定数削減、国家公務員の総定員法ってありますよね、それの見

2004-05-25 堤和馬 国土交通委員会 参議院

○参考人(堤和馬君) 分かりました。  せんだって、子会社の、ファミリー企業の役員をやっていらっしゃる方、若干お話聞いたんですが、そういう鉄のバリアといいますか、要するに、自分たちだけの共栄圏を作って利益を守れたのはつい数年前だと、数年前までだと。もう今は自分たちが独占的に受注したくても、公団の仕事をダンピングをする業者が増えて、とても独占的に受注できるような状況ではなくなったというふうに言っておりました。  ということは、民営化の

2004-05-25 堤和馬 国土交通委員会 参議院

○参考人(堤和馬君) 道路公団の工事に関してですが、非常に金額が張る十億円以上とかいうような工事はやはり官製談合といいますか、というような形でやられているようです。そして、大きな工事は、やっぱり大きな建設会社、中央のゼネコンさんだとかがやっぱり受注するような形にどうしてもなりますよね。  やはり小さな工事の部分をいかに増やしていくかということが大事なんでしょうが、これも公団の職員に聞きますと、技術的には細かく発注していくことはできるん

2004-05-25 堤和馬 国土交通委員会 参議院

○参考人(堤和馬君) 民営会社は、要するに特殊法人、独立行政法人の範疇に入らないわけですね。そうしますと、これはそれらの情報公開法というのがありますが、その対象にならないということになるわけです。  そういう意味では、今道路公団で資料請求をすれば、どういう政治家といつどこで飲み食いをしたかというような資料まで取ることができるわけですね。そういうものが出てこなくなるということは、非常に道路公団が持っているそういう癒着の体質といいますか、

2004-05-25 堤和馬 国土交通委員会 参議院

○参考人(堤和馬君) この問題、前回も森本先生がネットワーク論どうでしょうかということでお聞きになった問題だと思うんですが、この一万四千キロの高規格道、四全総で決まったもの、私はそのことについての国民的な合意はあるのかと。自民党の古賀誠道路調査会長は当時から、これは国民に約束したことだから絶対に約束を守るのが政治家の使命だというふうにおっしゃっておりますが、この一万四千キロの高規格道路を建設していくということを知っている国民はどのぐらい

2004-05-25 堤和馬 国土交通委員会 参議院

○参考人(堤和馬君) レジュメに沿いながら発言をしたいと思います。  私、道路公団の民営化委員会設置法案、そして昨年の新直轄の高速道路の法案、そして今回、高速道路の問題では三回目の参考人ということになりました。私は高速道路の専門家というわけではないんですが、以前から特殊法人労連という労働組合で特殊法人の改革問題に関して様々に提言をしたり、意見を発表したり、いろいろやってきました。そして、ここ十年来特殊法人の改革が行われてきたわけですが

2004-05-25 輿石東 国土交通委員会 参議院

○委員長(輿石東君) 高速道路株式会社法案、独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構法案、日本道路公団等の民営化に伴う道路関係法律の整備等に関する法律案及び日本道路公団等民営化関係法施行法案、以上四案を一括して議題といたします。  午前は、四案審査のため、参考人として静岡県知事石川嘉延君、ジャーナリスト・前特殊法人労連事務局長堤和馬君及び社団法人日本自動車連盟(JAF)理事林広敏君の三名の方に御出席をいただいております。  この際

2004-05-18 小林美恵子 内閣委員会 参議院

○小林美恵子君 それでいきますと、元警察官幹部の場合は公正の基準に入るということになりますよね。それは、全国どこでも元警察幹部の天下り先を確保することになるのではないかと私は思うんです。  私が今手にしているこの文書は、堤和馬さんがお書きになった「巨大省庁天下り腐敗白書」というものの写しです。二〇〇〇年の二月ですけれども、衆議院の予算委員会に要求資料として提出されたものですけれども、ここに元警察幹部百二十二人が複数の場所も入れて二百三

2003-04-23 堤和馬 国土交通委員会 参議院

○参考人(堤和馬君) 非常に重要な指摘だと思います。  私、労働組合をやっているときから特殊法人の事業の民主化が大事だということで、国民の利益にかなうような事業の在り方をいろいろな形で提言をしてきました。またその中で、特殊法人の組織の在り方として非常に硬直的な経営、不透明な実態というものがあるということも指摘をして、様々、自分たちができる範囲ではございますが、天下り白書を作ったり政策的な提言をしたり、いろいろなことをやってきました。

2003-04-23 堤和馬 国土交通委員会 参議院

○参考人(堤和馬君) 私、去年六月、参考人で来たときにも申し上げたんですが、道路公団がやっている事業は要するにほとんど国会の審議を経ずに決まる仕組みになっている、ここが非常に問題だと。全国総合開発計画、また個別の道路審議会の答申、また国幹審、道路公団に施行命令が出れば予算化されていくというシステムですが、ほとんどどれを見ても国会の審議を必要としないと。しかも、道路公団の予算は大臣認可予算で、財投の一費用、何とか会計としてしか報告されない

2003-04-23 堤和馬 国土交通委員会 参議院

○参考人(堤和馬君) 私、特殊法人改革をずっと二十年見てきまして、特に九〇年代に入ってからの特殊法人改革は、東欧やソ連の崩壊を受けてといいますか、民営化の流れが一挙に強まった時代がありまして、何かいうと民営化すればいいというような風潮が非常にありました。特殊法人を幾つか民営化して、株にして売れば何兆円の資金が調達できるというような計算までして行われた時期もありました。しかしながら、現状を見ていただけば分かるように、そう簡単にそういうよう

2003-04-23 堤和馬 国土交通委員会 参議院

○参考人(堤和馬君) 今の御質問、森本先生、昨年六月にも同じことをお聞きになったかと思うんですが。  私は、一般的な意味でそのネットワークを整備することは別に問題はないと思うんですが、今具体的に、この高速道路の問題でいいますと、一万四千キロの法定予定路線というのがありますよね。それが要するに国民的な合意を得られるものなのかということがまず第一にあるんだと思います。私は、まだ七千キロしかできていないこの現状で、それ全部ネットワークとして

2003-04-23 堤和馬 国土交通委員会 参議院

○参考人(堤和馬君) 今の議論ですが、特殊法人の歴史を見ると、非常にこのことがいろいろなところで出てきているんじゃないかと思います。  最初、日本航空だとか、また空港公団とか、利用者が負担すると。そういうことを前提にして特殊法人が作られたところもたくさんあります。そして、時代の流れとともに、受益者といいますか利用者が非常に多くなった。そういう中で、税金はどうするのかという議論は当然出てくることだと思います。特に、道路特定財源の場合は非

2003-04-23 堤和馬 国土交通委員会 参議院

○参考人(堤和馬君) ジャーナリスト・前特殊法人労連事務局長の堤です。  私、昨年六月の道路公団民営化法案、設置法案のときも参考人として陳述をさせていただきました。私の立場は経歴をごらんいただけば分かると思いますが、約二十年間、特殊法人に関係した労働組合の仕事をやってきました。そういう中で、今回で特殊法人の改革は四回目ということになったわけですが、その経過を見ながら、特殊法人改革はどうあるべきかというような観点を含めて今日の議論に参加

2003-04-23 藤井俊男 国土交通委員会 参議院

○委員長(藤井俊男君) ただいまから国土交通委員会を開会いたします。  本州四国連絡橋公団の債務の負担の軽減を図るために平成十五年度において緊急に講ずべき特別措置に関する法律案及び高速自動車国道法及び沖縄振興特別措置法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。  本日は、筑波大学社会工学系教授石田東生君、社団法人日本自動車連盟(JAF)理事・公益事業部長林広敏君及びジャーナリスト・前特殊法人労連事務局長堤和馬君の以上三

2002-06-04 堤和馬 内閣委員会 参議院

○参考人(堤和馬君) まず、雇用の確保の点で言いますと、確かに民間企業だとか福祉法人、大変なところがたくさんあるんだと思いますが、特殊法人の職員で一番困るのは、自分たちがやっている、そういう勤めている法人の将来について自分たちが責任を持てないわけですよね。政治の場で決められるということなんですよ。ここが一番普通の会社などと違うところで、そこで幾ら労働協約でいろんなことを決めたとしても、結局国が決めてしまえば、統合しろ、民営化しろというこ

2002-06-04 堤和馬 内閣委員会 参議院

○参考人(堤和馬君) 例えば、今の特殊法人、例えば道路公団などのシステムをそのままにして、もう政策は国が作る、公団はただやるだけということから見れば、元の政策がうまくないということであれば公団が今のまま存続している限りうまくいかないと。これは、天下りを禁止しても禁止しなくても、今の高速道路を造り続ける特殊法人のシステムがある限りはそんなに大きくは変わらないと思います。  しかし、問題なのは、特殊法人などに天下りをした高級官僚たちが、じ

2002-06-04 堤和馬 内閣委員会 参議院

○参考人(堤和馬君) 一つは、やはり公共事業などを介して政治家に献金が渡ると。もう一つが、その公共工事、公然の秘密でほとんど談合でできているわけですよね。談合をして政治献金をする、その間に天下りが介在をするというシステムになっているわけです。一番典型的だったのは、北海道庁農政部が行った官製談合事件、二〇〇〇年の三月ぐらいに摘発されたやつですが、非常に明らかに三位一体の関係ができ上がっているわけですね。ですから、そこのすべてのところで歯止