予算委員会
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会
会議録情報#0
平成四年十二月三日(木曜日)
午後二時三十六分開会
―――――――――――――
委員の異動
十一月二十四日
辞任 補欠選任
栗原 君子君 清水 澄子君
十一月二十五日
辞任 補欠選任
泉 信也君 野村 五男君
上野 公成君 井上 章平君
十二月二日
辞任 補欠選任
広中和歌子君 山下 栄一君
乾 晴美君 古川太三郎君
十二月三日
辞任 補欠選任
古川太三郎君 乾 晴美君
―――――――――――――
出席者は左のとおり。
委員長 遠藤 要君
理 事
井上 裕君
石川 弘君
上杉 光弘君
柳川 覺治君
角田 義一君
村沢 牧君
山本 正和君
白浜 一良君
寺崎 昭久君
委 員
井上 章平君
石井 道子君
大河原太一郎君
北 修二君
志村 哲良君
下稲葉耕吉君
須藤良太郎君
野間 赳君
野村 五男君
服部三男雄君
林田悠紀夫君
星野 朋市君
前田 勲男君
松浦 孝治君
穐山 篤君
及川 一夫君
喜岡 淳君
久保田真苗君
小林 正看
櫻井 規順君
清水 澄子君
種田 誠君
堂本 暁子君
肥田美代子君
三重野栄子君
荒木 清寛君
猪熊 重二君
山下 栄一君
長谷川 清君
聴濤 弘君
吉川 春子君
磯村 修君
乾 晴美君
青島 幸男君
武田邦太郎君
国務大臣
内閣総理大臣 宮澤 喜一君
法 務 大 臣 田原 隆君
外 務 大 臣 渡辺美智雄君
大 蔵 大 臣 羽田 孜君
文 部 大 臣 鳩山 邦夫君
厚 生 大 臣 山下 徳夫君
農林水産大臣 田名部匡省君
通商産業大臣 渡部 恒三君
運 輸 大 臣 奥田 敬和君
郵 政 大 臣 渡辺 秀央君
労 働 大 臣 近藤 鉄雄君
建 設 大 臣 山崎 拓君
自 治 大 臣
国 務 大 臣 塩川正十郎君
(国家公安委員
会委員長)
国 務 大 臣 加藤 紘一君
(内閣官房長官)
国 務 大 臣 岩崎 純三君
(総務庁長官)
国 務 大 臣
(北海道開発庁
長官) 伊江 朝雄君
(沖縄開発庁長
官)
国 務 大 臣 宮下 創平君
(防衛庁長官)
国 務 大 臣
(経済企画庁長 野田 毅君
官)
国 務 大 臣
(科学技術庁長 谷川 寛三君
官)
国 務 大 臣 中村正三郎君
(環境庁長官)
国 務 大 臣 東家 嘉幸君
(国土庁長官)
政府委員
内閣法制局長官 工藤 敦夫君
内閣法制局第一 大森 政輔君
部長
内閣総理大臣官 石倉 寛治君
房管理室長
国際平和協力本 柳井 俊二君
部事務局長
警察庁刑事局暴 廣瀬 權君
力団対策本部長
警察庁警備局長 菅沼 清高君
総務庁統計局長 小山 弘彦君
防衛庁参事官 三井 康有君
防衛庁防衛局長 畠山 蕃君
防衛庁経理局長 宝珠山 昇君
防衛施設庁労務 荻野 貴一君
局長
経済企画庁調整 長瀬 要石君
局長
経済企画庁総合 田中 章介君
計画局長
経済企画庁調査 土志田征一君
局長
科学技術庁原子 石田 寛人君
力局長
科学技術庁原子 佐竹 宏文君
力安全局長
環境庁長官官房 森 仁美君
長
国土庁長官官房 藤原 和人君
長
法務大臣官房長 則定 衛君
法務省刑事局長 濱 邦久君
外務大臣官房外 英 正道君
務報道官
外務省アジア局 池田 維君
長
外務省北米局長 佐藤 行雄君
外務省経済局長 小倉 和夫君
外務省条約局長 丹波 實君
外務省国際連合 澁谷 治彦君
局長
外務省情報調査 鈴木 勝也君
局長
大蔵大臣官房総 日高 壮平君
務審議官
大蔵省主計局長 斎藤 次郎君
大蔵省主税局長 濱本 英輔君
大蔵省関税局長 米澤 潤一君
大蔵省理財局長 藤井 威君
大蔵省銀行局長 寺村 信行君
国税庁次長 瀧川 哲男君
文部大臣官房長 吉田 茂君
文部大臣官房総 岡村 豊君
務審議官
文部省生涯学習 前畑 安宏君
局長
文部省初等中等 野崎 弘君
教育局長
文部省教育助成 井上 孝美君
局長
文部省高等教育 遠山 敦子君
局長
文部省学術国際 長谷川善一君
局長
文部省体育局長 奥田與志清君
厚生大臣官房総 瀬田 公和君
務審議官
厚生省老人保健 横尾 和子君
福祉局長
農林水産大臣官 上野 博史君
局長
農林水産省経済 眞鍋 武紀君
局長
農林水産省農蚕 高橋 政行君
園芸局長
食糧庁長官 鶴岡 俊彦君
通商産業大臣官 石黒 正大君
房審議官
通商産業省通商 岡松壯三郎君
政策局長
中小企業庁長官 関 收君
運輸大臣官房長 豊田 実君
運輸省自動車交 土坂 泰敏君
通局長
運輸省海上技術 戸田 邦司君
安全局長
労働省労働基準 石岡慎太郎君
局長
労働省職業安定 齋藤 邦彦君
局長
建設省建設経済 伴 襄君
局長
建設省都市局長 鹿島 尚武君
建設省住宅局長 三井 康壽君
自治省政局選 吉田 弘正君
挙部長
自治省財政局長 湯浅 利夫君
事務局側
常任委員会専門 宮下 忠安君
員
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
○証人の出頭要求に関する件
○院外における証人証言要求に関する件
○平成四年度一般会計補正予算(第1号)(内閣
提出、衆議院送付)
○平成四年度特別会計補正予算(特第1号)(内
閣提出、衆議院送付)
○平成四年度政府関係機関補正予算(機第1号)
(内閣提出、衆議院送付)
―――――――――――――
この発言だけを見る →午後二時三十六分開会
―――――――――――――
委員の異動
十一月二十四日
辞任 補欠選任
栗原 君子君 清水 澄子君
十一月二十五日
辞任 補欠選任
泉 信也君 野村 五男君
上野 公成君 井上 章平君
十二月二日
辞任 補欠選任
広中和歌子君 山下 栄一君
乾 晴美君 古川太三郎君
十二月三日
辞任 補欠選任
古川太三郎君 乾 晴美君
―――――――――――――
出席者は左のとおり。
委員長 遠藤 要君
理 事
井上 裕君
石川 弘君
上杉 光弘君
柳川 覺治君
角田 義一君
村沢 牧君
山本 正和君
白浜 一良君
寺崎 昭久君
委 員
井上 章平君
石井 道子君
大河原太一郎君
北 修二君
志村 哲良君
下稲葉耕吉君
須藤良太郎君
野間 赳君
野村 五男君
服部三男雄君
林田悠紀夫君
星野 朋市君
前田 勲男君
松浦 孝治君
穐山 篤君
及川 一夫君
喜岡 淳君
久保田真苗君
小林 正看
櫻井 規順君
清水 澄子君
種田 誠君
堂本 暁子君
肥田美代子君
三重野栄子君
荒木 清寛君
猪熊 重二君
山下 栄一君
長谷川 清君
聴濤 弘君
吉川 春子君
磯村 修君
乾 晴美君
青島 幸男君
武田邦太郎君
国務大臣
内閣総理大臣 宮澤 喜一君
法 務 大 臣 田原 隆君
外 務 大 臣 渡辺美智雄君
大 蔵 大 臣 羽田 孜君
文 部 大 臣 鳩山 邦夫君
厚 生 大 臣 山下 徳夫君
農林水産大臣 田名部匡省君
通商産業大臣 渡部 恒三君
運 輸 大 臣 奥田 敬和君
郵 政 大 臣 渡辺 秀央君
労 働 大 臣 近藤 鉄雄君
建 設 大 臣 山崎 拓君
自 治 大 臣
国 務 大 臣 塩川正十郎君
(国家公安委員
会委員長)
国 務 大 臣 加藤 紘一君
(内閣官房長官)
国 務 大 臣 岩崎 純三君
(総務庁長官)
国 務 大 臣
(北海道開発庁
長官) 伊江 朝雄君
(沖縄開発庁長
官)
国 務 大 臣 宮下 創平君
(防衛庁長官)
国 務 大 臣
(経済企画庁長 野田 毅君
官)
国 務 大 臣
(科学技術庁長 谷川 寛三君
官)
国 務 大 臣 中村正三郎君
(環境庁長官)
国 務 大 臣 東家 嘉幸君
(国土庁長官)
政府委員
内閣法制局長官 工藤 敦夫君
内閣法制局第一 大森 政輔君
部長
内閣総理大臣官 石倉 寛治君
房管理室長
国際平和協力本 柳井 俊二君
部事務局長
警察庁刑事局暴 廣瀬 權君
力団対策本部長
警察庁警備局長 菅沼 清高君
総務庁統計局長 小山 弘彦君
防衛庁参事官 三井 康有君
防衛庁防衛局長 畠山 蕃君
防衛庁経理局長 宝珠山 昇君
防衛施設庁労務 荻野 貴一君
局長
経済企画庁調整 長瀬 要石君
局長
経済企画庁総合 田中 章介君
計画局長
経済企画庁調査 土志田征一君
局長
科学技術庁原子 石田 寛人君
力局長
科学技術庁原子 佐竹 宏文君
力安全局長
環境庁長官官房 森 仁美君
長
国土庁長官官房 藤原 和人君
長
法務大臣官房長 則定 衛君
法務省刑事局長 濱 邦久君
外務大臣官房外 英 正道君
務報道官
外務省アジア局 池田 維君
長
外務省北米局長 佐藤 行雄君
外務省経済局長 小倉 和夫君
外務省条約局長 丹波 實君
外務省国際連合 澁谷 治彦君
局長
外務省情報調査 鈴木 勝也君
局長
大蔵大臣官房総 日高 壮平君
務審議官
大蔵省主計局長 斎藤 次郎君
大蔵省主税局長 濱本 英輔君
大蔵省関税局長 米澤 潤一君
大蔵省理財局長 藤井 威君
大蔵省銀行局長 寺村 信行君
国税庁次長 瀧川 哲男君
文部大臣官房長 吉田 茂君
文部大臣官房総 岡村 豊君
務審議官
文部省生涯学習 前畑 安宏君
局長
文部省初等中等 野崎 弘君
教育局長
文部省教育助成 井上 孝美君
局長
文部省高等教育 遠山 敦子君
局長
文部省学術国際 長谷川善一君
局長
文部省体育局長 奥田與志清君
厚生大臣官房総 瀬田 公和君
務審議官
厚生省老人保健 横尾 和子君
福祉局長
農林水産大臣官 上野 博史君
局長
農林水産省経済 眞鍋 武紀君
局長
農林水産省農蚕 高橋 政行君
園芸局長
食糧庁長官 鶴岡 俊彦君
通商産業大臣官 石黒 正大君
房審議官
通商産業省通商 岡松壯三郎君
政策局長
中小企業庁長官 関 收君
運輸大臣官房長 豊田 実君
運輸省自動車交 土坂 泰敏君
通局長
運輸省海上技術 戸田 邦司君
安全局長
労働省労働基準 石岡慎太郎君
局長
労働省職業安定 齋藤 邦彦君
局長
建設省建設経済 伴 襄君
局長
建設省都市局長 鹿島 尚武君
建設省住宅局長 三井 康壽君
自治省政局選 吉田 弘正君
挙部長
自治省財政局長 湯浅 利夫君
事務局側
常任委員会専門 宮下 忠安君
員
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
○証人の出頭要求に関する件
○院外における証人証言要求に関する件
○平成四年度一般会計補正予算(第1号)(内閣
提出、衆議院送付)
○平成四年度特別会計補正予算(特第1号)(内
閣提出、衆議院送付)
○平成四年度政府関係機関補正予算(機第1号)
(内閣提出、衆議院送付)
―――――――――――――
遠
遠藤要#1
○委員長(遠藤要君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
まず、証人の出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
平成四年度補正予算三案に関し、東京佐川問題について、来る十二月七日午前十時に竹下登君を、翌八日午前十時に佐川清君を証人として出頭を求め、その証言を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →まず、証人の出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
平成四年度補正予算三案に関し、東京佐川問題について、来る十二月七日午前十時に竹下登君を、翌八日午前十時に佐川清君を証人として出頭を求め、その証言を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
遠
遠藤要#2
○委員長(遠藤要君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、来る十二月七日、竹下登君に証言を求めることにつきましては、同君より同意を得ていることを御報告いたします。
つきましては、証言を求める事項の通知その他の手続等については、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →なお、来る十二月七日、竹下登君に証言を求めることにつきましては、同君より同意を得ていることを御報告いたします。
つきましては、証言を求める事項の通知その他の手続等については、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
遠
遠
遠藤要#4
○委員長(遠藤要君) 次に、院外における証人証言要求についてお諮りいたします。
平成四年度補正予算三案に関し、東京佐川問題について、委員を派遣し、渡邊廣康君を証人として来る十二月八日午後三時にその現在場所において証言を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →平成四年度補正予算三案に関し、東京佐川問題について、委員を派遣し、渡邊廣康君を証人として来る十二月八日午後三時にその現在場所において証言を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
遠
遠藤要#5
○委員長(遠藤要君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、証言を求める事項の通知その手続等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →なお、証言を求める事項の通知その手続等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
遠
遠
遠藤要#7
○委員長(遠藤要君) 次に、平成四年度補正予算三案の総括質疑に関する理事会決定事項について御報告いたします。
総括質疑は二日間分とすること、質疑割り当て時間の総計は二百八十分とし、各会派への割り当て時間は、自由民主党及び日本社会党・護憲民主連合九十八分、公明党・国民会議二十八分、民社党・スポーツ・国民連合、日本共産党及び連合参議院それぞれ十四分、二院クラブ及び日本新党七分とすること、質疑の順位についてはお手元に配付いたしておりますとおりでございます。
以上でございます。
ただいま御報告いたしました理事会の決定どおり取り運ぶことに御異議ございませんか。ヤジ
この発言だけを見る →総括質疑は二日間分とすること、質疑割り当て時間の総計は二百八十分とし、各会派への割り当て時間は、自由民主党及び日本社会党・護憲民主連合九十八分、公明党・国民会議二十八分、民社党・スポーツ・国民連合、日本共産党及び連合参議院それぞれ十四分、二院クラブ及び日本新党七分とすること、質疑の順位についてはお手元に配付いたしておりますとおりでございます。
以上でございます。
ただいま御報告いたしました理事会の決定どおり取り運ぶことに御異議ございませんか。ヤジ
遠
遠
遠藤要#9
○委員長(遠藤要君) 平成四年度一般会計補正予算、平成四年度特別会計補正予算、平成四年度政府関係機関補正予算、以上三案を一括して議題といたします。
三案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。村沢君。ヤジ
ちょっと速記をとめてください。
〔速記中止〕
この発言だけを見る →三案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。村沢君。ヤジ
ちょっと速記をとめてください。
〔速記中止〕
遠
村
村沢牧#11
○村沢牧君 佐川急便のやみ献金、政権誕生に暴力団の介入など、日本の政治の本質にかかわるような問題が発生いたしました。あわせて、政治改革のおくれによって政治不信は頂点に達しております。
政治家の汚職は戦後、何回もありましたけれども、ロッキード事件で田中元首相の逮捕、それからリクルート事件で宮澤総理あなた自身、さらにはまた竹下元総理の関係、竹下内閣の退陣。もうこうしたことは再び起こしませんと国民に誓ったその背景で共和問題や佐川問題が発生をしておった。そして共和問題では阿部文男元北海道沖縄開発庁長官逮捕、さらには今回の佐川事件では竹下元首相あるいはまた金丸元副総裁。このようなまさに政界の中枢とも言われる人たちがこうした問題を起こしているのであります。
総理、どうしてこういう問題が起きるというように思うんですか。あなた自身の問題も含めてどのように感じておりますか。
この発言だけを見る →政治家の汚職は戦後、何回もありましたけれども、ロッキード事件で田中元首相の逮捕、それからリクルート事件で宮澤総理あなた自身、さらにはまた竹下元総理の関係、竹下内閣の退陣。もうこうしたことは再び起こしませんと国民に誓ったその背景で共和問題や佐川問題が発生をしておった。そして共和問題では阿部文男元北海道沖縄開発庁長官逮捕、さらには今回の佐川事件では竹下元首相あるいはまた金丸元副総裁。このようなまさに政界の中枢とも言われる人たちがこうした問題を起こしているのであります。
総理、どうしてこういう問題が起きるというように思うんですか。あなた自身の問題も含めてどのように感じておりますか。
宮
宮澤喜一#12
○国務大臣(宮澤喜一君) 政治家と金の問題あるいは政治家のあり方の問題につきまして、このたび再び御指摘のような事件に関連をして国民から厳しい批判を受けております。このたびの国民の政治に対する批判は、今までとまた異質な、異常なまでの批判の厳しさであるというふうに考えます。これはもとより私ども政治にあります者の一人一人の倫理、モラルの問題でもございますけれども、また国民が指摘しておられることは、それにさらにそのモラルを担保するための制度的な改革、いわゆる政治改革が国民の希望せられるような成果をおさめていないということについての批判もまた厳しゅうございまして、これに対処するためには、やはりお互い我々政治家の倫理を厳しくするとともに、また政治改革についてできるだけ速やかにその成果をおさめてこれを実行することが大事であるというふうに考えております。
この発言だけを見る →村
村沢牧#13
○村沢牧君 総理の答弁では満足いたしませんが、だんだん聞いてまいりましょう。
国民の怒りと不満は連日いろいろな行動となってあらわれております。特に、住民と一番身近にある地方の議会が、佐川事件の究明と政治改革について多くの意見書や決議書が出されております。自治省、この実態を報告してください。
この発言だけを見る →国民の怒りと不満は連日いろいろな行動となってあらわれております。特に、住民と一番身近にある地方の議会が、佐川事件の究明と政治改革について多くの意見書や決議書が出されております。自治省、この実態を報告してください。
塩
村
村沢牧#15
○村沢牧君 府県で四十一、市町村で千の団体、地方議会がこうした意見書、決議書を寄せておるんであります。今答弁があったように、たくさんな議会が政府に対して要請をしておる。しかも、この決議のほとんどは、九月地方議会が終わった後臨時議会を開いて、そうして決議をしておるんです。十二月の議会も始まってまいりますから、さらにふえるでありましょう。
総理、こうした地方議会の決議を見てどう思うんですか。
この発言だけを見る →総理、こうした地方議会の決議を見てどう思うんですか。
宮
宮澤喜一#16
○国務大臣(宮澤喜一君) 先ほども申し上げましたが、このたびの政治不信というのはまことにかって例を見ないものでございますが、それが全国津々浦々に国民の批判となり関心となっておりますために、ただいま仰せのような地方自治団体の決議にもそれが反映されてきているものというふうに考えます。
この発言だけを見る →村
塩
塩川正十郎#18
○国務大臣(塩川正十郎君) これだけのそれぞれの地方団体が決議をしているということは、重大なことだと思っております。したがいまして、政治改革につきましては、議会だけではなくして、政府も同様、全国民的課題としてこれにこたえるべきだと思っております。
つきましては、先日衆議院におきまして、各党協議の上におきまして政治改革に関連するところの各項目、すなわち選挙制度並びに政治資金関係に関しまして二十一項目、並びに選挙制度に関します九増十減の法案等、本日、先ほど衆議院において可決いたしたところでございますが、これをぜひ参議院においても早期に可決していただきまして、政治改革が一歩でも前進するように我々も最大の努力を尽くしていきたい、こう思っております。
この発言だけを見る →つきましては、先日衆議院におきまして、各党協議の上におきまして政治改革に関連するところの各項目、すなわち選挙制度並びに政治資金関係に関しまして二十一項目、並びに選挙制度に関します九増十減の法案等、本日、先ほど衆議院において可決いたしたところでございますが、これをぜひ参議院においても早期に可決していただきまして、政治改革が一歩でも前進するように我々も最大の努力を尽くしていきたい、こう思っております。
村
村沢牧#19
○村沢牧君 政治改革に関する法案などはもっと早くやりなさいと、後ほど指摘していきますが、やっと今出たところじゃありませんか。この問題は後ほど指摘をいたしましょう。
総理、政治家の金にまつわるスキャンダルが後を絶たない。まことに恥ずかしいことです。外国からは、日本という国はどういう政治が行われている、軽べつされ国際不信は高まっているんです。新聞の世論調査を見ても、政治を信頼しない、また宮澤首相を支持しない国民は八割以上になっている。
総理、日本の政治の根幹にかかわるようなこうした汚職事件が次から次へと発生する、これに対して政権政党の党首として責任を感じ、国民に申しわけない、こういう、頭を下げるその気持ちはありませんか。そうして、こうした信頼を取り戻すためにはすべての努力を傾注しなければならない。いかがですか。
この発言だけを見る →総理、政治家の金にまつわるスキャンダルが後を絶たない。まことに恥ずかしいことです。外国からは、日本という国はどういう政治が行われている、軽べつされ国際不信は高まっているんです。新聞の世論調査を見ても、政治を信頼しない、また宮澤首相を支持しない国民は八割以上になっている。
総理、日本の政治の根幹にかかわるようなこうした汚職事件が次から次へと発生する、これに対して政権政党の党首として責任を感じ、国民に申しわけない、こういう、頭を下げるその気持ちはありませんか。そうして、こうした信頼を取り戻すためにはすべての努力を傾注しなければならない。いかがですか。
宮
宮澤喜一#20
○国務大臣(宮澤喜一君) 御指摘のとおりでございます。そのことは所信表明におきましても申し上げまして、国民にもおわびを申し上げたところでございます。
なお、政治改革、確かにできるだけ早くと存じました。実は前国会において成立すべかりしものであったと思います。いろいろな御事情でそれが延びましたことは残念でございましたが、今国会におきましてはひとつぜひ成立をさせていただいて、実行いたしたいと思います。
この発言だけを見る →なお、政治改革、確かにできるだけ早くと存じました。実は前国会において成立すべかりしものであったと思います。いろいろな御事情でそれが延びましたことは残念でございましたが、今国会におきましてはひとつぜひ成立をさせていただいて、実行いたしたいと思います。
村
村沢牧#21
○村沢牧君 今回の事件を反省して抜本的な政治改革を実現させるためには、まず第一に真相を徹底的に解明すること、次に政治責任を明らかにすること、その中で、再びこのような汚職事件が発生しないように、政治腐敗をなくするために政治倫理の徹底と法律や制度を整備しなければならないと思いますが、総理の見解はどうですか。
この発言だけを見る →宮
村
村沢牧#23
○村沢牧君 衆参の本会議、そして衆議院の予算委員会あるいは証人喚問で佐川事件の真相が解明されたと総理はお思いになりますか。また、政治責任が明確になったと思うんですか。
この発言だけを見る →宮
宮澤喜一#24
○国務大臣(宮澤喜一君) 政府におきましては、おのおのつかさつかさがこの問題につきましての捜査、調査等をいたしておりますし、また一部は既に公判係属中でございます。
他方で、国会におかれましても国政調査の立場から、これにつきましては、既に衆議院におかれましては証人を呼ばれ、あるいは出張して尋問をされる等々のことが行われております。国会におかれましてもそのおのおののお立場からこの真相解明に当たっておられることをよく存じておりますし、またそれは国民に向かって、この出来事の真相を国民が知る上から、国会におけるそういう解明の御努力というものは極めて重要な意味を持っておるものというふうに考えております。
この発言だけを見る →他方で、国会におかれましても国政調査の立場から、これにつきましては、既に衆議院におかれましては証人を呼ばれ、あるいは出張して尋問をされる等々のことが行われております。国会におかれましてもそのおのおののお立場からこの真相解明に当たっておられることをよく存じておりますし、またそれは国民に向かって、この出来事の真相を国民が知る上から、国会におけるそういう解明の御努力というものは極めて重要な意味を持っておるものというふうに考えております。
村
村沢牧#25
○村沢牧君 真相を解明することが重要であることはもちろんであります。
私がお聞きしたことは、総理もずっと衆議院の予算委員会、本会議におられまして、こうした論議を通じて真相が解明されたと思うんですか。
この発言だけを見る →私がお聞きしたことは、総理もずっと衆議院の予算委員会、本会議におられまして、こうした論議を通じて真相が解明されたと思うんですか。
宮
宮澤喜一#26
○国務大臣(宮澤喜一君) 国会におかれましては国会のお立場と権威に基づいて真相解明に努力をしてこられましたし、また証人等につきましては、私が拝見をしておる限りにおいて、真摯に国会に対して証言をせられたというふうに存じます。
この発言だけを見る →村
村沢牧#27
○村沢牧君 真相はほとんど解明されておらない。政治責任も明確にされておらない。後ほど指摘してまいりましょう。
こうした事件の真相を一番よく知っておるのは、また関係しているのは自民党の議員の諸君です。総理は自民党としても真相解明に努めるというふうに答弁をしておりますが、どのように努力をされておるんですか。
自民党が機敏に対応したのは、七人の自民党議員が名前を明らかにされたとき検事告訴などと言って決起したこと。これは機敏に対応した。
佐川事件について、自民党としての解明、現状について報告してください。
この発言だけを見る →こうした事件の真相を一番よく知っておるのは、また関係しているのは自民党の議員の諸君です。総理は自民党としても真相解明に努めるというふうに答弁をしておりますが、どのように努力をされておるんですか。
自民党が機敏に対応したのは、七人の自民党議員が名前を明らかにされたとき検事告訴などと言って決起したこと。これは機敏に対応した。
佐川事件について、自民党としての解明、現状について報告してください。
宮
宮澤喜一#28
○国務大臣(宮澤喜一君) 執行部に対しまして解明の努力をするようにということは申してございまして、ただいま言われました点は、既に一つそういう問題がございましたけれども、全体として申しますと、事件そのものがただいま捜査中であるといったようなことがございますために、それと並行して自民党内で調査をするということも、これもいかがなものであろうか、お一人お一人の立場ということも考えなければなりませんので。
したがいまして、これはいろいろな捜査、調査が一つの段階を迎えました後、自民党におきましてさらに解明すべきものがあれば解明をしなければならない。ただ、並行してやるということには実際上いろんな点で困難がございますので、もう少し時間を待ってというふうに考えておる部分が幾つかございます。
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村
村沢牧#29
○村沢牧君 私は、七人の自民党の議員の皆さん方の名前が挙がった、その真相を究明しようと言っているんじゃない。自民党として佐川事件全体の究明をしなさい、そのことなんです。もう一回答弁をお願いします。
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