厚生労働委員会

2002-06-12 衆議院 全306発言

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会議録情報#0
平成十四年六月十二日(水曜日)
    午前九時三分開議
 出席委員
   委員長 森  英介君
   理事 鴨下 一郎君 理事 鈴木 俊一君
   理事 長勢 甚遠君 理事 野田 聖子君
   理事 釘宮  磐君 理事 山井 和則君
   理事 福島  豊君 理事 佐藤 公治君
      岡下 信子君    金子 恭之君
      上川 陽子君    木村 義雄君
      北村 誠吾君    後藤田正純君
      佐藤  勉君    田村 憲久君
      竹下  亘君    竹本 直一君
      棚橋 泰文君    中本 太衛君
      西川 京子君    林 省之介君
      松島みどり君    三ッ林隆志君
      宮澤 洋一君    吉野 正芳君
      大島  敦君    加藤 公一君
      鍵田 節哉君    金田 誠一君
      五島 正規君    土肥 隆一君
      三井 辨雄君    水島 広子君
      江田 康幸君    桝屋 敬悟君
      樋高  剛君    小沢 和秋君
      大森  猛君    春名 直章君
      矢島 恒夫君    阿部 知子君
      中川 智子君    野田  毅君
      川田 悦子君
    …………………………………
   議員           五島 正規君
   厚生労働大臣       坂口  力君
   厚生労働副大臣      宮路 和明君
   文部科学大臣政務官    池坊 保子君
   厚生労働大臣政務官    田村 憲久君
   政府参考人
   (警察庁生活安全局長)  黒澤 正和君
   政府参考人
   (防衛庁防衛参事官)   田中 慶司君
   政府参考人
   (文部科学省大臣官房審議
   官)           上原  哲君
   政府参考人
   (文部科学省高等教育局私
   学部長)         石川  明君
   政府参考人
   (厚生労働省医政局長)  篠崎 英夫君
   政府参考人
   (厚生労働省健康局長)  下田 智久君
   政府参考人
   (厚生労働省職業安定局長
   )            澤田陽太郎君
   政府参考人
   (厚生労働省雇用均等・児
   童家庭局長)       岩田喜美枝君
   政府参考人
   (厚生労働省社会・援護局
   長)           真野  章君
   政府参考人
   (厚生労働省社会・援護局
   障害保健福祉部長)    高原 亮治君
   政府参考人
   (厚生労働省保険局長)  大塚 義治君
   政府参考人
   (厚生労働省政策統括官) 石本 宏昭君
   厚生労働委員会専門員   宮武 太郎君
    —————————————
委員の異動
六月十二日
 辞任         補欠選任
  自見庄三郎君     金子 恭之君
  棚橋 泰文君     中本 太衛君
  小沢 和秋君     塩川 鉄也君
  瀬古由起子君     矢島 恒夫君
同日
 辞任         補欠選任
  金子 恭之君     自見庄三郎君
  中本 太衛君     棚橋 泰文君
  矢島 恒夫君     春名 直章君
同日
 辞任         補欠選任
  春名 直章君     大森  猛君
同日
 辞任         補欠選任
  大森  猛君     瀬古由起子君
    —————————————
 患者負担引き上げ中止に関する請願(木島日出夫君紹介)(第五一七四号)
 同(佐々木憲昭君紹介)(第五一七五号)
 同(赤嶺政賢君紹介)(第五三三八号)
 同(小沢和秋君紹介)(第五三三九号)
 同(木島日出夫君紹介)(第五三四〇号)
 同(藤木洋子君紹介)(第五三四一号)
 同(矢島恒夫君紹介)(第五三四二号)
 同(吉井英勝君紹介)(第五三四三号)
 同(古川元久君紹介)(第五五一〇号)
 同(小沢和秋君紹介)(第五七二二号)
 同(大森猛君紹介)(第五七二三号)
 同(木島日出夫君紹介)(第五七二四号)
 同(古賀一成君紹介)(第五七二五号)
 同(児玉健次君紹介)(第五七二六号)
 同(佐々木憲昭君紹介)(第五七二七号)
 同(中林よし子君紹介)(第五七二八号)
 同(春名直章君紹介)(第五七二九号)
 同(松本善明君紹介)(第五七三〇号)
 同(水島広子君紹介)(第五七三一号)
 同(矢島恒夫君紹介)(第五七三二号)
 同(山口富男君紹介)(第五七三三号)
 同(吉井英勝君紹介)(第五七三四号)
 社会保障を拡充し、将来への安心と生活の安定に関する請願(岩國哲人君紹介)(第五一七六号)
 同(東門美津子君紹介)(第五一七七号)
 同(阿久津幸彦君紹介)(第五三四四号)
 同(佐藤公治君紹介)(第五三四五号)
 同(高木義明君紹介)(第五五一一号)
 同(山口富男君紹介)(第五七三五号)
 医療費負担引き上げの中止に関する請願(木島日出夫君紹介)(第五一七八号)
 健保三割負担・高齢者窓口負担の大幅引き上げ中止に関する請願(今川正美君紹介)(第五一七九号)
 同(植田至紀君紹介)(第五一八〇号)
 同(木島日出夫君紹介)(第五一八一号)
 同(羽田孜君紹介)(第五一八二号)
 同(細野豪志君紹介)(第五一八三号)
 同(水島広子君紹介)(第五一八四号)
 同(矢島恒夫君紹介)(第五一八五号)
 同(横光克彦君紹介)(第五一八六号)
 同(鍵田節哉君紹介)(第五三五一号)
 同(金子哲夫君紹介)(第五三五二号)
 同(近藤昭一君紹介)(第五三五三号)
 同(佐藤公治君紹介)(第五三五四号)
 同(筒井信隆君紹介)(第五三五五号)
 同(中川智子君紹介)(第五三五六号)
 同(羽田孜君紹介)(第五三五七号)
 同(荒井聰君紹介)(第五五一二号)
 同(川田悦子君紹介)(第五五一三号)
 同(小泉俊明君紹介)(第五五一四号)
 同(重野安正君紹介)(第五五一五号)
 同(葉山峻君紹介)(第五五一六号)
 同(日森文尋君紹介)(第五五一七号)
 同(山口わか子君紹介)(第五五一八号)
 同(小沢和秋君紹介)(第五七四五号)
 同(木島日出夫君紹介)(第五七四六号)
 同(佐藤敬夫君紹介)(第五七四七号)
 同(田中慶秋君紹介)(第五七四八号)
 同(松本龍君紹介)(第五七四九号)
 健保三割負担・高齢者窓口負担の大幅引き上げなどの中止に関する請願(佐藤観樹君紹介)(第五一八七号)
 同(中林よし子君紹介)(第五一八八号)
 同(春名直章君紹介)(第五一八九号)
 同(川田悦子君紹介)(第五五一九号)
 同(高木義明君紹介)(第五五二〇号)
 同(古川元久君紹介)(第五五二一号)
 同(松野頼久君紹介)(第五五二二号)
 同(山谷えり子君紹介)(第五五二三号)
 同(石井一君紹介)(第五七五一号)
 同(川端達夫君紹介)(第五七五二号)
 同(河村たかし君紹介)(第五七五三号)
 同(釘宮磐君紹介)(第五七五四号)
 同(武正公一君紹介)(第五七五五号)
 同(武山百合子君紹介)(第五七五六号)
 国民医療及び建設国保組合の改善に関する請願(植田至紀君紹介)(第五一九〇号)
 同(重野安正君紹介)(第五一九一号)
 同(東門美津子君紹介)(第五一九二号)
 同(日森文尋君紹介)(第五五二五号)
 同(北川れん子君紹介)(第五七五七号)
 あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律第十九条の改正に関する請願(児玉健次君紹介)(第五一九三号)
 同(山井和則君紹介)(第五一九四号)
 同(佐藤公治君紹介)(第五三五八号)
 同(鳩山由紀夫君紹介)(第五三五九号)
 同(池坊保子君紹介)(第五五二六号)
 同(高木義明君紹介)(第五五二七号)
 同(鳩山由紀夫君紹介)(第五五二八号)
 同(石井一君紹介)(第五七五八号)
 同(釘宮磐君紹介)(第五七五九号)
 健保本人三割負担、高齢者窓口負担などの患者負担引き上げ中止に関する請願(春名直章君紹介)(第五一九五号)
 安全で行き届いた医療・看護実現のための国立病院・療養所の看護師増員に関する請願(今川正美君紹介)(第五一九六号)
 同(佐々木憲昭君紹介)(第五一九七号)
 同(羽田孜君紹介)(第五一九八号)
 同(三井辨雄君紹介)(第五一九九号)
 同(渡辺周君紹介)(第五二〇〇号)
 同(石井郁子君紹介)(第五三六〇号)
 同(今川正美君紹介)(第五三六一号)
 同(小沢和秋君紹介)(第五三六二号)
 同(大幡基夫君紹介)(第五三六三号)
 同(大森猛君紹介)(第五三六四号)
 同(木島日出夫君紹介)(第五三六五号)
 同(児玉健次君紹介)(第五三六六号)
 同(穀田恵二君紹介)(第五三六七号)
 同(佐々木憲昭君紹介)(第五三六八号)
 同(佐藤公治君紹介)(第五三六九号)
 同(志位和夫君紹介)(第五三七〇号)
 同(塩川鉄也君紹介)(第五三七一号)
 同(瀬古由起子君紹介)(第五三七二号)
 同(羽田孜君紹介)(第五三七三号)
 同(春名直章君紹介)(第五三七四号)
 同(不破哲三君紹介)(第五三七五号)
 同(藤木洋子君紹介)(第五三七六号)
 同(松本善明君紹介)(第五三七七号)
 同(三井辨雄君紹介)(第五三七八号)
 同(矢島恒夫君紹介)(第五三七九号)
 同(山口富男君紹介)(第五三八〇号)
 同(後藤茂之君紹介)(第五五三〇号)
 同(佐藤公治君紹介)(第五五三一号)
 同(古川元久君紹介)(第五五三二号)
 同(山口わか子君紹介)(第五五三三号)
 同(釘宮磐君紹介)(第五七六四号)
 同(佐藤公治君紹介)(第五七六五号)
 同(徳田虎雄君紹介)(第五七六六号)
 同(日森文尋君紹介)(第五七六七号)
 中国帰国者の老後生活保障に関する請願(青山二三君紹介)(第五二〇一号)
 同(青山二三君紹介)(第五三八一号)
 同(家西悟君紹介)(第五三八二号)
 同(釘宮磐君紹介)(第五八〇四号)
 小規模作業所等成人期障害者施策に関する請願(阿部知子君紹介)(第五二〇二号)
 同(青山二三君紹介)(第五二〇三号)
 同(赤城徳彦君紹介)(第五二〇四号)
 同(荒井聰君紹介)(第五二〇五号)
 同(石井郁子君紹介)(第五二〇六号)
 同(市川雄一君紹介)(第五二〇七号)
 同(上田勇君紹介)(第五二〇八号)
 同(枝野幸男君紹介)(第五二〇九号)
 同(小沢和秋君紹介)(第五二一〇号)
 同(大畠章宏君紹介)(第五二一一号)
 同(菅直人君紹介)(第五二一二号)
 同(木島日出夫君紹介)(第五二一三号)
 同(北川れん子君紹介)(第五二一四号)
 同(佐々木憲昭君紹介)(第五二一五号)
 同(塩川鉄也君紹介)(第五二一六号)
 同(首藤信彦君紹介)(第五二一七号)
 同(中川昭一君紹介)(第五二一八号)
 同(羽田孜君紹介)(第五二一九号)
 同(藤木洋子君紹介)(第五二二〇号)
 同(細野豪志君紹介)(第五二二一号)
 同(矢島恒夫君紹介)(第五二二二号)
 同(山口富男君紹介)(第五二二三号)
 同(横光克彦君紹介)(第五二二四号)
 同(渡辺周君紹介)(第五二二五号)
 同(青山二三君紹介)(第五三八三号)
 同(甘利明君紹介)(第五三八四号)
 同(伊藤達也君紹介)(第五三八五号)
 同(岩永峯一君紹介)(第五三八六号)
 同(菅直人君紹介)(第五三八七号)
 同(木村隆秀君紹介)(第五三八八号)
 同(左藤章君紹介)(第五三八九号)
 同(佐藤公治君紹介)(第五三九〇号)
 同(永田寿康君紹介)(第五三九一号)
 同(羽田孜君紹介)(第五三九二号)
 同(原田昇左右君紹介)(第五三九三号)
 同(東順治君紹介)(第五三九四号)
 同(細野豪志君紹介)(第五三九五号)
 同(青山二三君紹介)(第五五八二号)
 同(伊藤信太郎君紹介)(第五五八三号)
 同(池坊保子君紹介)(第五五八四号)
 同(江崎洋一郎君紹介)(第五五八五号)
 同(川崎二郎君紹介)(第五五八六号)
 同(佐藤公治君紹介)(第五五八七号)
 同(坂井隆憲君紹介)(第五五八八号)
 同(重野安正君紹介)(第五五八九号)
 同(高木義明君紹介)(第五五九〇号)
 同(武山百合子君紹介)(第五五九一号)
 同(玉置一弥君紹介)(第五五九二号)
 同(二田孝治君紹介)(第五五九三号)
 同(古川元久君紹介)(第五五九四号)
 同(山口わか子君紹介)(第五五九五号)
 同(青山丘君紹介)(第五八〇五号)
 同(石井一君紹介)(第五八〇六号)
 同(稲葉大和君紹介)(第五八〇七号)
 同(岩屋毅君紹介)(第五八〇八号)
 同(大石正光君紹介)(第五八〇九号)
 同(釘宮磐君紹介)(第五八一〇号)
 同(後藤田正純君紹介)(第五八一一号)
 同(武山百合子君紹介)(第五八一二号)
 同(徳田虎雄君紹介)(第五八一三号)
 同(長勢甚遠君紹介)(第五八一四号)
 同(鉢呂吉雄君紹介)(第五八一五号)
 同(原口一博君紹介)(第五八一六号)
 同(冬柴鐵三君紹介)(第五八一七号)
 同(三塚博君紹介)(第五八一八号)
 同(宮澤喜一君紹介)(第五八一九号)
 同(山口壯君紹介)(第五八二〇号)
 ウイルス肝炎総合対策の充実に関する請願(木島日出夫君紹介)(第五二二六号)
 同(野田毅君紹介)(第五二二七号)
 同(佐藤公治君紹介)(第五三九六号)
 同(釘宮磐君紹介)(第五八二二号)
 同(後藤田正純君紹介)(第五八二三号)
 同(長勢甚遠君紹介)(第五八二四号)
 総合的難病対策の早期確立に関する請願(大幡基夫君紹介)(第五二二八号)
 同(木島日出夫君紹介)(第五二二九号)
 同(北側一雄君紹介)(第五二三〇号)
 同(児玉健次君紹介)(第五二三一号)
 同(穀田恵二君紹介)(第五二三二号)
 同(佐藤剛男君紹介)(第五二三三号)
 同(志位和夫君紹介)(第五二三四号)
 同(瀬古由起子君紹介)(第五二三五号)
 同(中川昭一君紹介)(第五二三六号)
 同(中林よし子君紹介)(第五二三七号)
 同(野田聖子君紹介)(第五二三八号)
 同(野田毅君紹介)(第五二三九号)
 同(春名直章君紹介)(第五二四〇号)
 同(細野豪志君紹介)(第五二四一号)
 同(松島みどり君紹介)(第五二四二号)
 同(水島広子君紹介)(第五二四三号)
 同(矢島恒夫君紹介)(第五二四四号)
 同(山口富男君紹介)(第五二四五号)
 同(横光克彦君紹介)(第五二四六号)
 同(渡辺周君紹介)(第五二四七号)
 同(岩倉博文君紹介)(第五三九七号)
 同(岩崎忠夫君紹介)(第五三九八号)
 同(岩永峯一君紹介)(第五三九九号)
 同(鍵田節哉君紹介)(第五四〇〇号)
 同(左藤章君紹介)(第五四〇一号)
 同(佐々木秀典君紹介)(第五四〇二号)
 同(佐藤静雄君紹介)(第五四〇三号)
 同(中川智子君紹介)(第五四〇四号)
 同(鳩山由紀夫君紹介)(第五四〇五号)
 同(原田昇左右君紹介)(第五四〇六号)
 同(細野豪志君紹介)(第五四〇七号)
 同(町村信孝君紹介)(第五四〇八号)
 同(丸谷佳織君紹介)(第五四〇九号)
 同(川田悦子君紹介)(第五五九九号)
 同(谷垣禎一君紹介)(第五六〇〇号)
 同(中川智子君紹介)(第五六〇一号)
 同(古川元久君紹介)(第五六〇二号)
 同(松崎公昭君紹介)(第五六〇三号)
 同(山口わか子君紹介)(第五六〇四号)
 同(石田真敏君紹介)(第五八二六号)
 同(大石正光君紹介)(第五八二七号)
 同(大島敦君紹介)(第五八二八号)
 同(釘宮磐君紹介)(第五八二九号)
 同(後藤田正純君紹介)(第五八三〇号)
 同(坂井隆憲君紹介)(第五八三一号)
 同(土肥隆一君紹介)(第五八三二号)
 同(中川智子君紹介)(第五八三三号)
 同(長勢甚遠君紹介)(第五八三四号)
 同(鉢呂吉雄君紹介)(第五八三五号)
 同(松沢成文君紹介)(第五八三六号)
 安定した社会保障理念に基づいた医療保険制度に関する請願(土井たか子君紹介)(第五三二〇号)
 同(土肥隆一君紹介)(第五三二一号)
 同(中西績介君紹介)(第五三二二号)
 同(葉山峻君紹介)(第五三二三号)
 同(山元勉君紹介)(第五三二四号)
 同(横路孝弘君紹介)(第五三二五号)
 同(横光克彦君紹介)(第五三二六号)
 原爆被害への国家補償制度化に関する請願(赤嶺政賢君紹介)(第五三二七号)
 同(大森猛君紹介)(第五三二八号)
 同(木島日出夫君紹介)(第五三二九号)
 同(児玉健次君紹介)(第五三三〇号)
 同(佐々木憲昭君紹介)(第五三三一号)
 骨髄バンク事業の充実に関する請願(岡下信子君紹介)(第五三三二号)
 同(鍵田節哉君紹介)(第五三三三号)
 同(上川陽子君紹介)(第五三三四号)
 同(三ッ林隆志君紹介)(第五三三五号)
 同(三井辨雄君紹介)(第五三三六号)
 同(谷津義男君紹介)(第五三三七号)
 同(水島広子君紹介)(第五六〇五号)
 同(松島みどり君紹介)(第五八三七号)
 医療改悪反対、国民健康保険・介護保険制度の拡充に関する請願(小沢和秋君紹介)(第五三四六号)
 同(木島日出夫君紹介)(第五三四七号)
 同(筒井信隆君紹介)(第五三四八号)
 パーキンソン病患者・家族の療養生活の質向上に関する請願(阿久津幸彦君紹介)(第五三四九号)
 保育・学童保育予算の大幅増額に関する請願(佐藤公治君紹介)(第五三五〇号)
 被爆者援護法の改正に関する請願(金子哲夫君紹介)(第五五〇八号)
 同(高木義明君紹介)(第五五〇九号)
 腎疾患総合対策の早期確立に関する請願(高木義明君紹介)(第五五二四号)
 患者負担引き上げの中止に関する請願(山元勉君紹介)(第五五二九号)
 介護保険制度の改善に関する請願(小渕優子君紹介)(第五五三四号)
 同(平井卓也君紹介)(第五五三五号)
 同(平岡秀夫君紹介)(第五五三六号)
 同(二田孝治君紹介)(第五五三七号)
 同(亀井静香君紹介)(第五七六八号)
 同(釘宮磐君紹介)(第五七六九号)
 同(佐藤謙一郎君紹介)(第五七七〇号)
 重度障害者のケアハウス設置に関する請願(小渕優子君紹介)(第五五三八号)
 同(平井卓也君紹介)(第五五三九号)
 同(平岡秀夫君紹介)(第五五四〇号)
 同(二田孝治君紹介)(第五五四一号)
 同(亀井静香君紹介)(第五七七一号)
 同(釘宮磐君紹介)(第五七七二号)
 同(佐藤謙一郎君紹介)(第五七七三号)
 重度障害者の障害基礎年金増額に関する請願(小渕優子君紹介)(第五五四二号)
 同(平井卓也君紹介)(第五五四三号)
 同(平岡秀夫君紹介)(第五五四四号)
 同(二田孝治君紹介)(第五五四五号)
 同(亀井静香君紹介)(第五七七四号)
 同(釘宮磐君紹介)(第五七七五号)
 同(佐藤謙一郎君紹介)(第五七七六号)
 障害者雇用率引き上げ及び職域開発に関する請願(小渕優子君紹介)(第五五四六号)
 同(平井卓也君紹介)(第五五四七号)
 同(平岡秀夫君紹介)(第五五四八号)
 同(二田孝治君紹介)(第五五四九号)
 同(亀井静香君紹介)(第五七七七号)
 同(釘宮磐君紹介)(第五七七八号)
 同(佐藤謙一郎君紹介)(第五七七九号)
 障害者の医療制度改善に関する請願(小渕優子君紹介)(第五五五〇号)
 同(平井卓也君紹介)(第五五五一号)
 同(平岡秀夫君紹介)(第五五五二号)
 同(二田孝治君紹介)(第五五五三号)
 同(亀井静香君紹介)(第五七八〇号)
 同(釘宮磐君紹介)(第五七八一号)
 同(佐藤謙一郎君紹介)(第五七八二号)
 人工呼吸器を必要とする脊髄損傷者に関する請願(小渕優子君紹介)(第五五五四号)
 同(平井卓也君紹介)(第五五五五号)
 同(平岡秀夫君紹介)(第五五五六号)
 同(二田孝治君紹介)(第五五五七号)
 同(亀井静香君紹介)(第五七八三号)
 同(釘宮磐君紹介)(第五七八四号)
 同(佐藤謙一郎君紹介)(第五七八五号)
 脊髄神経治療の研究開発促進に関する請願(小渕優子君紹介)(第五五五八号)
 同(平井卓也君紹介)(第五五五九号)
 同(平岡秀夫君紹介)(第五五六〇号)
 同(二田孝治君紹介)(第五五六一号)
 同(亀井静香君紹介)(第五七八六号)
 同(釘宮磐君紹介)(第五七八七号)
 同(佐藤謙一郎君紹介)(第五七八八号)
 日常生活用具の意志伝達装置の支給対象者拡大に関する請願(小渕優子君紹介)(第五五六二号)
 同(平井卓也君紹介)(第五五六三号)
 同(平岡秀夫君紹介)(第五五六四号)
 同(二田孝治君紹介)(第五五六五号)
 同(亀井静香君紹介)(第五七八九号)
 同(釘宮磐君紹介)(第五七九〇号)
 同(佐藤謙一郎君紹介)(第五七九一号)
 ベンチレーターを必要とする脊髄損傷者が社会参加するための環境整備に関する請願(小渕優子君紹介)(第五五六六号)
 同(平井卓也君紹介)(第五五六七号)
 同(平岡秀夫君紹介)(第五五六八号)
 同(二田孝治君紹介)(第五五六九号)
 同(亀井静香君紹介)(第五七九二号)
 同(釘宮磐君紹介)(第五七九三号)
 同(佐藤謙一郎君紹介)(第五七九四号)
 無年金障害者の解消に関する請願(小渕優子君紹介)(第五五七〇号)
 同(平井卓也君紹介)(第五五七一号)
 同(平岡秀夫君紹介)(第五五七二号)
 同(二田孝治君紹介)(第五五七三号)
 同(亀井静香君紹介)(第五七九五号)
 同(釘宮磐君紹介)(第五七九六号)
 同(佐藤謙一郎君紹介)(第五七九七号)
 労災遺族年金支給制度及び要件の改善に関する請願(小渕優子君紹介)(第五五七四号)
 同(平井卓也君紹介)(第五五七五号)
 同(平岡秀夫君紹介)(第五五七六号)
 同(二田孝治君紹介)(第五五七七号)
 同(亀井静香君紹介)(第五七九八号)
 同(釘宮磐君紹介)(第五七九九号)
 同(佐藤謙一郎君紹介)(第五八〇〇号)
 労働者災害補償保険法の改善に関する請願(小渕優子君紹介)(第五五七八号)
 同(平井卓也君紹介)(第五五七九号)
 同(平岡秀夫君紹介)(第五五八〇号)
 同(二田孝治君紹介)(第五五八一号)
 同(亀井静香君紹介)(第五八〇一号)
 同(釘宮磐君紹介)(第五八〇二号)
 同(佐藤謙一郎君紹介)(第五八〇三号)
 てんかんを持つ人の医療と福祉の向上に関する請願(松島みどり君紹介)(第五五九六号)
 同(釘宮磐君紹介)(第五八二一号)
 医療費負担増法案の廃案に関する請願(藤村修君紹介)(第五五九七号)
 同(河村たかし君紹介)(第五八二五号)
 介護と医療の改悪反対に関する請願(川田悦子君紹介)(第五五九八号)
 高齢者のホームづくりに関する請願(釘宮磐君紹介)(第五七一一号)
 雇用対策と失業者支援の強化に関する請願(石毛えい子君紹介)(第五七一二号)
 同(菅野哲雄君紹介)(第五七一三号)
 同(北川れん子君紹介)(第五七一四号)
 同(鉢呂吉雄君紹介)(第五七一五号)
 同(日森文尋君紹介)(第五七一六号)
 同(細川律夫君紹介)(第五七一七号)
 不妊治療の保険適用に関する請願(釘宮磐君紹介)(第五七一八号)
 同(佐藤公治君紹介)(第五七一九号)
 同(土肥隆一君紹介)(第五七二〇号)
 医療費負担引き上げ中止と介護保険の緊急改善に関する請願(志位和夫君紹介)(第五七二一号)
 児童扶養手当の抑制案撤回に関する請願(石毛えい子君紹介)(第五七三六号)
 同(徳田虎雄君紹介)(第五七三七号)
 児童扶養手当抑制案の撤回に関する請願(水島広子君紹介)(第五七三八号)
 介護、医療、年金制度の拡充に関する請願(不破哲三君紹介)(第五七三九号)
 安全で行き届いた看護の実現に関する請願(古賀一成君紹介)(第五七四〇号)
 同(佐藤敬夫君紹介)(第五七四一号)
 移行教育の早期実現と看護制度一本化に関する請願(佐藤敬夫君紹介)(第五七四二号)
 同(松本龍君紹介)(第五七四三号)
 安全で行き届いた看護実現に関する請願(松本龍君紹介)(第五七四四号)
 国民の医療と国立病院・療養所の充実・強化に関する請願(徳田虎雄君紹介)(第五七五〇号)
 安心の医療制度への抜本改革、負担増反対に関する請願(枝野幸男君紹介)(第五七六〇号)
 同(河村たかし君紹介)(第五七六一号)
 同(島聡君紹介)(第五七六二号)
 同(原口一博君紹介)(第五七六三号)
は本委員会に付託された。
    —————————————
本日の会議に付した案件
 政府参考人出頭要求に関する件
 健康保険法等の一部を改正する法律案(内閣提出第四六号)
 健康増進法案(内閣提出第四七号)
 医療の信頼性の確保向上のための医療情報の提供の促進、医療に係る体制の整備等に関する法律案(山井和則君外三名提出、衆法第一一号)
 健康保険法等の一部を改正する法律案(五島正規君外三名提出、衆法第一三号)

     ————◇—————
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森英介#1
○森委員長 これより会議を開きます。
 内閣提出、健康保険法等の一部を改正する法律案、健康増進法案、山井和則君外三名提出、医療の信頼性の確保向上のための医療情報の提供の促進、医療に係る体制の整備等に関する法律案及び五島正規君外三名提出、健康保険法等の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。
 この際、お諮りいたします。
 各案審査のため、本日、政府参考人として警察庁生活安全局長黒澤正和君、防衛庁防衛参事官田中慶司君、文部科学省大臣官房審議官上原哲君、高等教育局私学部長石川明君、厚生労働省医政局長篠崎英夫君、健康局長下田智久君、職業安定局長澤田陽太郎君、雇用均等・児童家庭局長岩田喜美枝君、社会・援護局長真野章君、社会・援護局障害保健福祉部長高原亮治君、保険局長大塚義治君及び政策統括官石本宏昭君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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森英介#2
○森委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
    —————————————
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森英介#3
○森委員長 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山井和則君。
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山井和則#4
○山井委員 民主党の山井和則です。
 これから一時間、質疑をさせていただきます。これからの一時間の中で、質問の順番は多少変わっているところもありますので、よろしくお願いいたします。
 昨日、参考人質疑を行ったわけですが、その中でも、この健保法改正に関していかに反対論が強いかということ、そして、まさにプラスとなる面が少ないということを私も痛感しましたし、委員の皆さんも御一緒の意見だと思っております。
 それで、きょうは手元に六ページの資料をお配りさせていただきました。これは、先日サンデープロジェクトで行われた電話調査の結果であります。この資料を見ていただきましても、四つの重要法案の中で最も健保法に関して賛成が低くて、そして反対が一番高い。この国会で議論になっております四つの中で、一番国民に対して不安を与えて、そして審議がまだまだ不十分であると考えられているのがこの健保法の改正である。
 このようなデータもあるわけですが、冒頭、坂口大臣、このようなデータを見て、いかが思われますでしょうか。御感想をお聞かせください。
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坂口力#5
○坂口国務大臣 おはようございます。
 アンケート調査というのは聞き方でありまして、三割負担に賛成か反対かといえば、反対だという人が多いのは当然であります。ですから、そういう聞き方ではなくて、医療費がこれから増大するわけでありますから、保険料負担にするか、それとも自己負担にするか、あるいはその両方にするか、こういう聞き方をしてもらえば、私は最も的確な答えが出てくるというふうに思っております。
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山井和則#6
○山井委員 そもそもの聞き方、四つの法案を比較して聞いてあるわけですね。今の答弁を聞いていても、やはり国民の痛みなり不安がわかっていないということを私は感じざるを得ません。
 そして、まだこの金曜日にも審議を行う行わないということで今も理事会で議論をしていたわけですけれども、与党の方は、十四日に総理を呼んで質疑をやりたいというようなことも提案されているそうであります。今回のこの審議も今大詰めにかかっておりますけれども、抜本改革の道筋も見えてこない。そして、この法案に対する不安はどんどん高まってきてこの世論調査の結果である。
 そんな中で、報道によりますと、坂口大臣も聞いておられると思いますが、十四日の日、このまさに健保法改正の三割負担を言い出した小泉首相本人が、ワールドカップのチュニジア・日本戦を見に行きたいということをおっしゃった。そして、その日は政治休戦にしたらどうかと。この厚生労働委員会で十四日の日に総理を呼んでこの最も切実な問題に対して審議をしようとしているときに、まさに最高の責任者である首相が、その日は休んでサッカーを見に行きたい、自分が行ったら日本は勝つんだと。一体これはどういう認識ですか。
 私たちも、大臣も一緒だと思いますが、本当に命をかけてこの審議をやっているわけです。高齢者の自己負担もアップする。サラリーマンの方の自己負担もアップする。これによって受診抑制がかかって手おくれになる人も出てくる。それによって命を落とす人もやはり出てくるでしょう。また、こういう自己負担を、今の最も不況が深刻な時期にやって、一九九七年の例を見ても、これによって景気の、まさにさらに低迷を招くかもしれない。御存じのように三万人以上が自殺をして、この非常に深刻な中で、これがまた景気回復をおくらせて、そしてそれによってまた崩壊する家庭や自殺者がふえたらどうしよう。与党も野党も含めて、私たちは、この法案を通すことによってそういう命を落とす方や家庭崩壊する人が出たらどうしよう、こういう法案を通していいのか。反対するのは当然としても、それでも、厚生労働委員会の一員として、こういう審議をやっていてそのまま通っていいのか、そんな意味で私も非常に心痛む思いで審議をしております。
 ある意味で最も悩んでおられるのは、私、坂口大臣だと思うんです。まさかこんなことを強行採決で、与党単独で採決されることはないと思いますが、そういう坂口大臣も必死に悩んでおられるときに、党の最高の責任者である小泉首相が金曜日の日にサッカーを見に行きたいと言った。このような姿勢に対して、坂口大臣の御感想をお聞かせください。
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坂口力#7
○坂口国務大臣 この委員会の審議を熱心に皆さん方に行っていただいておりますことに、私は感謝を申し上げております。
 ワールドカップの話はワールドカップの話でありまして、それはそういうまあ冗談をおっしゃったんだろうというふうに思っておりまして、この審議は審議、ぜひ粛々とお願いを申し上げたいと思っているところでございます。
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山井和則#8
○山井委員 冗談で済まないですよ。先日の福田官房長官の核武装発言にしても、有事関連法案の議論が一番深刻なときにああいう発言が出てくる。そして、この健保法案の審議が大詰めにかかっているときに、冗談ででも、政治休戦をしてサッカーを見に行こうと。これによって苦しんでいる患者さんやお年寄り、そういう人の気持ちをわかったら、そんな冗談なんか言っている場合じゃないでしょう。
 坂口大臣、本当にあれは冗談だと思っておられるんですか。改めて小泉首相の政治姿勢を象徴する出来事ですよ。言った当の本人がサッカーを見に行きたいと言っている、そんな中で私たちはこうやって議論している、そして世論調査では一番不安が多いわけですよ。今回の健保法の審議を象徴するのが、今回の小泉首相の、ワールドカップをその日見に行きたいという発言だと思います。こういう無責任な状態で私は審議をできません。坂口大臣、いかがですか。
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坂口力#9
○坂口国務大臣 亡くなる人がないように、そういう医療制度をつくるために今御審議をいただいているわけであります。現在だけではなくて、将来にわたりましても安定した医療制度をどうつくり上げていくかということが我々に課せられた課題でありますから、そのことを熱心に御議論をいただいているところでありますので、この委員会で、ひとつさらに御議論をいただければというふうに思っております。
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山井和則#10
○山井委員 そういうこと一つ一つが健保法に対する不信を助長させているんです。坂口大臣からも、小泉首相にきっちりと言ってください。
 大体、小泉首相も、三方一両損といいながら、結局は健保法の公費負担についても、一九九二年の附則によって当面の間一三%ということで引き下げられたわけですが、これはやはり一六・四%に今こそ戻すべきではないでしょうか。三方一両損といいますが、今回は、自己負担と保険料のアップ、これは国民の損、すなわち負担増です。診療報酬の引き下げは医療機関の損。しかし、政府だけは損をしていないではないですか。この政管健保の公費負担の一三%に据え置かれている問題、一六・四%に戻すべきだと思います。いかがですか。
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坂口力#11
○坂口国務大臣 国庫補助率につきましては、昭和四十八年だったというふうに思いますが、一〇%の定率補助が導入をされまして、それ以後、保険料率の引き上げが行われました。それは、五十三年には一六・四%に引き上げられたところでございます。しかし、その後、平成四年に、積立金を用いた中期的な財政運営を導入いたしまして、そして、当時の厳しい国家財政も踏まえて、一三%に引き下げられたというふうに聞いております。
 国庫補助といいましても、国民の負担であることには変わりがないわけでありまして、今回の改革は、患者の皆さんあるいは加入者及び医療機関がそれぞれ痛みを分かち合っていただくようにお願いを申し上げているところでございます。
 今回、一三%はそのままでございますけれども、しかし、高齢者の皆さん方に、これから七十五歳に引き上げますが、五割負担というふうにだんだんと国庫負担をふやしていくわけでありますから、国庫負担をふやすことには変わりがございません。
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山井和則#12
○山井委員 このような自己負担、保険料をアップさせながらも、また医療機関に痛みを強いながらも、自分たちは負担増を行わない。そういうことが、一番、国民にとって三方一両損という言葉がまやかしに映っているわけです。
 そして、そのような事態の中で、やはり、もっと医療費のむだを省いていく、またコスト感覚を持っていくことが必要だと思います。
 政管健保の医療費通知について、昨日私、厚生労働省にお伺いをしました。そうしますと、政管健保における医療費通知の実施状況は、総レセプトが三万一千二百七十二のうち、通知レセプト件数が三千二百四十三ということで、非常に少ないわけですね。
 これは質問ではなくて要望にさせていただきますが、せめて国保並みに、年に何回か、全員にやはり通知をして、自分のかかった医療に幾らお金がかかっているのか、やはりそれは通知すべきであると思いますので、これはぜひともやっていただきたいと思います。
 次に、今坂口大臣が答弁の中でもおっしゃいました高齢者医療制度です。
 医療制度改革の最大のポイントであるわけですが、これについては、今回の法案の中で、老人保健制度の対象年齢を七十歳以上から年に一歳ずつ、七十五歳まで引き上げるということになっています。つまり、七十五歳まで引き上げるのに五年かかるわけですね。しかし、今回の法案の附則では、新しい高齢者医療制度の基本方針を今年度中に決定し、二年以内に新しい高齢者医療制度を実施するとなっております。この二つの記述は矛盾していると思います。整合性はどうなっているんでしょうか。
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坂口力#13
○坂口国務大臣 その五年、二年の話は今御指摘をいただいたとおりでございますが、今回の、五年間の間にだんだんと七十五歳に引き上げていくというこの方針につきましては、これは今後も継続をしていく、この線に沿って次の改革は考えていく、そういうふうに今思っておるところでございます。だから、七十五歳まで五年かかって引き上げていくという線は崩さないというつもりでおります。
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山井和則#14
○山井委員 そのことと、二年後からの実施ということ、本当に整合性がないと思います。そういうこと一つ一つが、まさに、まだ高齢者医療制度の姿形が私たちに見えてこない大きな理由だと思います。
 また、そういうものを議論するために、厚生労働省の中では医療制度改革推進本部というのをつくって議論をされているというふうに聞いております。しかし、これは省内で課長さんとかが集まって議論をされているそうですが、省内で行うだけではなく、もっとオープンに議論すべきだと思います。省内だけで議論をして、最後の案ができてからぽっと国会に出してくるんではなくて、その議論の途中段階でも、しっかりとオープンな形で国会にも提示して議論をすべきであると思いますが、そのような議論の仕方について、いかがでしょうか。
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田村憲久#15
○田村大臣政務官 先生おっしゃられましたとおり、先般、厚生労働大臣を本部長といたします医療制度改革推進本部を省内で立ち上げました。今もお話ございました、高齢者医療をどうするかという問題でありますとか、医療保険制度体系自体をどうするか、こういう議論をこれからさせていただくわけでありますけれども、法案成立後は、速やかにそのような厚生労働省としての考え方をまとめまして、それを社会保障審議会の方に御検討いただきまして、その後、年度内に基本方針をつくってまいりたい。
 もちろん、幅広く国民の皆様方、いろいろな御意見をいただきながら、新しい制度というものを考えていかなきゃ、抜本改革をやっていかなきゃならぬわけでありまして、そういう意味では、有識者の方々からもいろいろな御意見をいただきながら、これから医療制度改革を進めてまいりたい、このように思っております。
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山井和則#16
○山井委員 これは早急に、急いでやってもらいながら、しかし、かつオープンに、しっかり、私たちは国民の代表でもあるわけですから、国会議員の声も聞いて、国会の場でも議論をぜひやっていただきたいというふうに思います。
 そして、次の質問に移ります。手術に関する施設基準の導入について。
 これは先日阿部知子議員からも指摘があったことですけれども、私も最近、四つの病院を訪問しました。その四つの病院すべてから、今回の診療報酬の改定に対して何とかしてほしいと言われましたのが、この手術に関する施設基準の導入についてであります。これは、百十項目について、年間手術件数が一定に達しないと診療報酬を三〇%減額するもので、事実上、その手術をしない方がよいですよ、しても余りもうかりませんよというような政策誘導であります。
 確かに私も病院の機能分化というものの必要性を否定するものではありませんが、現実には、このような減額をされない病院が非常に少ないのが現状です。
 近畿医師会連合の調査では、近畿二府四県、千三百三十五施設のうち、約三分の一の三十一項目では、基準を満たす病院は十未満で、六項目では、基準を満たす病院が近畿全体でゼロなわけなんですね。そして、北海道では、例えば開心術を例にとると、基準を満たす病院は八施設あるが、そのうち五施設は札幌市に集中、人工関節手術では、二十一の二次医療圏のうち十二圏で、基準を満たす病院は皆無です。つまり、これは二次医療圏を基本とした地域医療計画の崩壊につながりかねません。急にこのような改定を行うことは、地域医療の格差を広げ、全国どこの地域でも平等な医療を受けるという権利を侵害するものであります。
 この点について、厚生労働省に聞いてみました。このような手術件数の基準を持ち込むと、各都道府県でその基準を満たす病院があるのかないのか、そういうことを事前に調べてみたんですかと聞いたら、事前にそのような調査はしていないということであります。そんなこともせずにこのような乱暴なことをやって、本当に地域医療圏が崩壊しかねない。
 これに関しては、七月一日現在の病院の状況を厚生労働省に届けることになっているので、八月末ぐらいまでに情報が上がってきて集約するということでありますけれども、このようなことを行った根拠、なぜこういうことを行ったのか。そして、各都道府県に一つも基準を満たすような病院がなければ、やはりこのような乱暴な方針というのは撤回すべきだと思います。そのことについて答弁をお願いいたします。
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坂口力#17
○坂口国務大臣 日本の医療を見てみますと、例えばペースメーカーなんかを入れる例を見てみましても、年間一つとか二つとか、そういうところもたくさんあるわけですね。一つ二つが悪いということを言っているわけじゃございませんが、やはり質の高い医療を形成していこうということになれば、集中して多くの例をこなしていただくようにしていく方がいいだろう、成功率は高いだろうというふうに私は思っています。いわゆる機能分化をしていかなきゃならない。そうした意味で、方向性としてはそんなに間違っていないというふうに私は思っています。
 ただ、何例以上という、その例数がそれでよかったかどうかという問題につきましては、これは地域の格差もございますし、若干その点は考えなきゃならない点もあるのかなというふうに思っております。
 四、五、六と三カ月ほど、その他の分野もございますけれども、診療報酬につきましては、いろいろの観点から結果を拝見させていただきまして、その後、そうした問題を中医協で御議論いただくものというふうに思っている次第でございます。
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山井和則#18
○山井委員 大臣おっしゃるように機能分化という方向性、それは、先ほど申し上げましたように、私も否定するものではありません。しかし、まさにおっしゃったように、件数がこれで妥当なのかということ。まさに八月までの調査の結果を見て、そこは柔軟に見直していただきたいというふうに思っております。これは本当に現場の病院から一番切実な要望ですので、そこは柔軟にお願いしたいと思います。
 次の質問に移りますが、今回の医療制度改革の中で、私がかねてから取り上げております救急医療の問題、余り取り上げられませんでしたので、私、取り上げたいと思うんです。
 御存じのように、欧米に比べて心肺停止患者の救命率というのは日本は半分以下であるということで、大きな問題になっております。これに関しては、坂口大臣のリーダーシップのもと、救急救命士の業務のあり方等に関する検討会が今立ち上がって、検討が行われているわけであります。
 そこで、この資料、二ページ目を見ていただきたいんですが、ここで見ると、心原性疾患において、ドクターカーと救急救命士隊の救命率の差が、六・三%と二・六%、二倍以上の大きな差があるわけです。これに関しては、平成十三年の救命効果検証委員会でも、この理由は「ドクターカーにおいては早期に気管内挿管ができること、及びエピネフリン等の薬剤投与ができること」が大きな差であるということが、これは報告書で答申をされております。そして、まさにその下の「考察」のところでも、早期除細動、気管内挿管及び薬剤投与により、発症後早期に心拍の再開を図ることが非常に重要であるということが書かれております。
 これについて、これからは指示なしの除細動、気管内挿管、薬剤投与、この三点セットの業務拡大が必要だと思います。この気管内挿管や薬剤投与ということに関して、今回の検討会で御議論いただいていると思いますが、これは、気管内挿管や薬剤投与をやっていくという方向で議論になっていると思います。その件について、気管内挿管と薬剤投与、今後どのようにしていくのか、大臣のお考えをお聞かせ願いたいと思います。
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坂口力#19
○坂口国務大臣 今専門家の先生方にお集まりをいただきまして、熱心に御議論をいただいているところでございます。委員も傍聴等をしていただいているようでございますが、かなり熱心に御議論を進めていただいているというふうに思っておりますし、七月の初旬には中間報告を出していただけるというふうに聞いておりますので、楽しみにしているところでございます。
 方向性といたしましては、私も、できるだけ患者の皆さん方のことを中心にして考えていくべきだというふうに思っております。したがって、そうした方向でお話は進めていただいているものというふうに思っている次第でございます。
 除細動の問題につきましては、機械器具も発達をしてまいりまして、最近また非常にいい器械が出たようでございますから、かなり問題は排除されたというふうに思っている次第でございます。
 薬の問題でありますとか、それから気管内挿入の問題でございますとか、こうした問題も、いろいろ、どういうときはするかしないかということもある程度は明確にしておかないといけない話だというふうに思いますし、そうしたことも御議論をいただけるものというふうに思っている次第でございますので、そこは、ここまで来たわけでございますから、結論を少し待ちたいというふうに思っているところでございます。
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山井和則#20
○山井委員 まさにこれは坂口大臣のリーダーシップのもとで早急に検討をしていただいて、ありがたいと思っておりますが、やはり人の命がかかっていることでありますし、例えば医師の指示なしの除細動の問題に関しても、一分間その処置がおくれると救命率は一〇%低下するというふうに、本当に切実な、一刻を争う問題であります。
 次の三ページを見ていただきたいんですけれども、各国の救急救命士、パラメディックの業務範囲の比較という、この三ページ、坂口大臣、見ていただきたいと思います。
 ここで明らかなように、まず除細動に関しては、アメリカ、イギリス、オーストラリア、すべて具体的な医師の指示は必要ありません。しかし、日本だけ医師の具体的な指示が必要、つまり、事前に電話して聞かないとだめなわけですね。その電話して聞いている間に手おくれになるケースがたくさんあるということが問題になっているわけです。
 それともう一つ、気管内挿管も、アメリカ、イギリス、オーストラリアはできます。ところが日本のところには、それはできませんと。
 そして、今私が質問しました薬剤投与に関しても、何も百種類も二百種類も使えるようにというのではなくて、私もこの間、この土日も三カ所の救急病院と二カ所の消防署に行って、現場の救急救命士さんと救急医の方の話を聞いてまいりましたけれども、ここの下線で引いてある、エピネフリンとリドカインとアトロピン、この三つさえ使えればかなり救命率は上がるということを、救急医の方も、救急救命士の方も口をそろえておっしゃっておられます。
 そして、見てもらったらわかりますように、研修時間というのは、アメリカ、イギリス、オーストラリアに比べても、日本の八百から千時間というのは特に遜色のないものなんですね。
 大臣、この表を見ていただいて、同じような研修期間で熱心に日本の救急救命士さんも研修を組まれておられて、ところが、表で比較してみると、除細動は日本だけ具体的指示がないとできない、気管内挿管もできない、薬剤投与のエピネフリン、リドカイン、アトロピンというものも認められていない。こういう一覧表を見て、かつ、十一年前に救急救命士法ができたときから、実は、この三点セットは一日も早く実現してくださいということが十一年前から懸案になっていながら、十一年間放置された状態が続いている。大臣、この表を見ていかが思われますか。
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坂口力#21
○坂口国務大臣 ですから、今、検討会をつくっていただいて、議論をしていただいているわけであります。それもできるだけ早く結論を出していただくということで今おやりをいただいているわけでありますから、そんなに急がないで、もうしばらくお待ちをいただきたいと思います。今進行しているわけでありますから。
 これを背景にしまして、エピネフリンだとかリドカインだとかアトロピンだとかという薬剤もございますが、しかし、時代も変化をしておりますけれども、これらを見まして、なかなか使い方も難しい薬だなという気も率直に言ってするわけです。使い方一つ間違えますと大変なことになるなという気もいたしまして、そうしたこともどうするかというようなことを具体的に決めていただかないと次へ話が進みませんので、そうした問題も御議論をいただきたいというふうに思っている次第でございます。
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山井和則#22
○山井委員 先ほどの平成十三年の報告書で、既に一年以上も前に、そういう薬剤投与や気管内挿管があれば救命率が上がるという報告が出ていながら、今日まで放置されているんですね。だから、急いでいただきたいと思います。
 私が心配しておりますのは、正直言いまして、来年度の概算要求のことも絡んでくると思います。ですから、七月上旬の段階で、指示なし除細動だけではなく、今まさに大臣がおっしゃいましたように薬剤投与にしても気管内挿管にしても研修のプラスアルファが当然必要なわけでして、メディカルコントロール体制の充実も必要なわけですから、今回の中間まとめで気管内挿管や薬剤投与に関してもやっていくという方向を出さないと、来年度予算に間に合わない、また一年先送りということになってしまうわけです。
 現場の救急救命士さんや救急医の方の話を聞くと、この三点セットができれば、救命率も、心肺停止患者の方に関してはドクターカーにかなり近づくんではないかというのが現場の一致した意見なんですね。
 改めて大臣にお伺いしたいと思いますが、今回の中間まとめで、薬剤投与や気管内挿管に関しても、来年度予算にも関係することですから、研修のことにも関して、やっていくという方向でまとめていただきたい。これは私の要望なんですが、大臣いかがでしょうか。
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坂口力#23
○坂口国務大臣 あくまでも中間報告でありますから、結論ではないというふうに思いますけれども、しかし、全体としての方向性はお示しをいただけるものと思っております。
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山井和則#24
○山井委員 研修を来年からするんでしたら予算も発生することですので、そこはぜひとも、これは年末までになってしまったらまた一年おくれるわけですので、よろしくお願いしたいと思います。
 そして、まさに大臣がおっしゃいました、薬剤投与や気管内挿管に関しては研修が当然必要であります。そこで、今これも検討会で御議論されていることですので余り口を挟むのもよくないわけですけれども、やはりこの医療制度改革の中で一つ私聞いておきたいのは、気管内挿管を救急救命士の方にやっていただく、そして三つの薬剤投与もやっていただく、もしそういうことを前提とするならば、研修期間は大体どれぐらい必要だというふうにお考えになられますか。そのことについて御答弁お願いします。
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宮路和明#25
○宮路副大臣 この点、私の方から答弁させていただきます。
 今、基本的な方向は大臣の方から御答弁のあったとおりでありますけれども、御指摘の、実習も含めて研修、教育の問題も重要な検討課題として位置づけられております。その点も専門的な見地から今後御議論をいただく必要があるということでありまして、目下のところ、それを具体的にどういう期間のものにするか、まだ今後の検討課題ということで、御指摘の点も十分念頭に置いてこの検討に臨んでいただくよう我々としても努力してまいりたい、このように思っております。
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山井和則#26
○山井委員 この表には出ておりませんけれども、今、ワールドカップを共催しております韓国でも救急救命士の方々が活躍しておられまして、韓国でも気管内挿管と薬剤投与はオーケーなわけです。聞くところによりますと、今回のワールドカップのサッカーで、何か暴動が起こったときのために多くの救急救命士さんが待機をしておられるということなんですね、この表には韓国のことは出ておりませんけれども。そう考えてみたら、日本、韓国で同じように暴動が起こって、そこで出動した救急救命士さん、韓国の場合は気管内挿管や薬剤投与というものができる、ところが日本はできない、それで救命率に差が出てくるというふうなことにもなりかねないんです。
 そういうことで、一日も早くこういう検討を急いでほしいと思うんですが、そのあたりの日本と韓国の格差。ヨーロッパと日本ではなくて、日本と韓国でも、救急救命士法ができたのは韓国の方が後で、日本は抜かれているわけなんですね。そのあたり、坂口大臣いかがでしょうか、お隣の国ですが。
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坂口力#27
○坂口国務大臣 韓国は韓国の基準でおやりになっておるんだというふうに思いますし、後からやられたところが先進国になることもあるわけでありますから、ひとつよく勉強させていただいて、参考にするところは参考にしたい、そういうふうに思っております。
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山井和則#28
○山井委員 本当に、これはまさに人の命がかかっている問題でありまして、医療制度改革の究極の目標はいかに人の命を救うかでありまして、残念ながら、最初に言いましたように、心肺停止患者の方の救命率が欧米に比べて半分以下だ、それを、十年前から懸案になっていて、まだ改善できていない。やはりこういうことも私は医療改革の重要な一つのポイントだと思いますので、坂口大臣、どうかよろしくお願い申し上げます。
 では次に、高齢者の医療と表裏の関係にあります介護保険のことについてもお伺いしたいと思います。
 今までからこの問題取り上げておりますが、高齢者医療の改善には介護基盤の整備や介護保険の見直しが不可欠だと私は思います。四月の診療報酬の改定の中でも、半年以上の長期入院の社会的入院の方は特定療養費化してできるだけ退院をしてもらうという方向性を出されているわけでありまして、社会的入院を減らしていくということは、まさに高齢者医療をよりよいものにするために重要なことだと思います。しかし、問題は、その受け皿があるか。
 前回は老人ホームの数が足りるかということを質問させてもらいましたが、きょうはその質についてお伺いしたいと思います。
 前回、介護職員の方々の労働条件はどう変わったかということを質問させてもらいましたら、介護保険の前後で、この四ページのようなデータを厚生労働省さんからいただきました。つまり、非常勤がふえてということですけれども、これだけではわかりませんので、このことに関して私が聞いておりますのは、介護保険によって非常勤がふえて、そしてまた中堅の方が人件費が高いからといってどんどん首を切られていっている、それで現場のケアの質も下がっている施設がふえている、そういう現場の嘆きを聞いております。介護報酬、これから特別養護老人ホームについて議論する中で、やはりこのような介護職員の労働条件がどう変わったかということもきっちりと介護保険の中でチェックしていくべきだと思いますが、そのことについていかがでしょうか。
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田村憲久#29
○田村大臣政務官 先般の先生からの御質問で、たしか私がお答えさせていただいたと思うわけでありますけれども、前回の調査で、常勤と非常勤の割合、やや非常勤の方がふえてきておるというお話をさせていただきました。常勤の給与に関してはそれほど変わっていないという話でございましたけれども、非常勤の給与は把握をしていないということでございまして、これは大変申しわけない話でございます。
 そこで、この秋にまとまる介護事業経営実態調査、こちらの方、実はサンプル数が以前よりもかなり多うございまして、前回、全事業所の二十分の一でサンプルをとっておったんですが、今回三分の一ということで、かなり詳しい内容をお聞きいたしております。これで非常勤の職員の皆様方の給与等々も把握させていただいて、どのような状況になっておるか、我々、今後議論の検討の素材にさせていただきたい、このように思っております。
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