予算委員会

2016-02-16 衆議院 全187発言

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会議録情報#0
平成二十八年二月十六日(火曜日)
    午前九時五分開議
 出席委員
   委員長 竹下  亘君
   理事 石田 真敏君 理事 金田 勝年君
   理事 菅原 一秀君 理事 鈴木 馨祐君
   理事 関  芳弘君 理事 平沢 勝栄君
   理事 柿沢 未途君 理事 山井 和則君
   理事 赤羽 一嘉君
      青山 周平君    秋元  司君
      井上 貴博君    池田 佳隆君
      石原 宏高君    岩屋  毅君
      衛藤征士郎君    小倉 將信君
      小田原 潔君    越智 隆雄君
      奥野 信亮君    門  博文君
      小林 鷹之君    佐田玄一郎君
      佐藤ゆかり君    鈴木 俊一君
      長坂 康正君    根本  匠君
      野田  毅君    原田 義昭君
      福山  守君    藤井比早之君
      古屋 圭司君    堀内 詔子君
      務台 俊介君    宗清 皇一君
      保岡 興治君    山下 貴司君
      山本 幸三君    山本 有二君
      若狭  勝君    井坂 信彦君
      緒方林太郎君    大串 博志君
      大西 健介君    奥野総一郎君
      落合 貴之君    階   猛君
      玉木雄一郎君    長島 昭久君
      西村智奈美君    福島 伸享君
      浮島 智子君    濱村  進君
      吉田 宣弘君    高橋千鶴子君
      宮本  徹君    足立 康史君
      松浪 健太君    重徳 和彦君
    …………………………………
   財務大臣
   国務大臣
   (金融担当)       麻生 太郎君
   総務大臣         高市 早苗君
   法務大臣         岩城 光英君
   外務大臣         岸田 文雄君
   文部科学大臣       馳   浩君
   経済産業大臣       林  幹雄君
   国土交通大臣       石井 啓一君
   環境大臣
   国務大臣
   (原子力防災担当)    丸川 珠代君
   防衛大臣         中谷  元君
   国務大臣         河野 太郎君
   国務大臣         島尻安伊子君
   国務大臣         石原 伸晃君
   国務大臣
   (一億総活躍担当)    加藤 勝信君
   財務副大臣        坂井  学君
   政府特別補佐人
   (内閣法制局長官)    横畠 裕介君
   会計検査院長       河戸 光彦君
   政府参考人
   (内閣官房内閣審議官)  田中 勝也君
   政府参考人
   (総務省自治行政局選挙部長)           大泉 淳一君
   政府参考人
   (中小企業庁長官)    豊永 厚志君
   政府参考人
   (国土交通省海事局長)  坂下 広朗君
   政府参考人
   (防衛省大臣官房審議官) 笠原 俊彦君
   政府参考人
   (防衛省防衛政策局次長) 鈴木 敦夫君
   政府参考人
   (防衛省整備計画局長)  真部  朗君
   政府参考人
   (防衛省人事教育局長)  深山 延暁君
   政府参考人
   (防衛省地方協力局長)  中島 明彦君
   政府参考人
   (防衛装備庁装備政策部長)            堀地  徹君
   参考人
   (独立行政法人都市再生機構理事長)        上西 郁夫君
   参考人
   (日本銀行総裁)     黒田 東彦君
   参考人
   (日本銀行副総裁)    岩田規久男君
   予算委員会専門員     柏  尚志君
    —————————————
委員の異動
二月十六日
 辞任         補欠選任
  岩屋  毅君     務台 俊介君
  衛藤征士郎君     藤井比早之君
  小田原 潔君     池田 佳隆君
  小池百合子君     若狭  勝君
  鈴木 俊一君     福山  守君
  根本  匠君     宗清 皇一君
  野田  毅君     青山 周平君
  保岡 興治君     堀内 詔子君
  玉木雄一郎君     長島 昭久君
  西村智奈美君     奥野総一郎君
  松野 頼久君     井坂 信彦君
  赤嶺 政賢君     宮本  徹君
同日
 辞任         補欠選任
  青山 周平君     野田  毅君
  池田 佳隆君     小田原 潔君
  福山  守君     鈴木 俊一君
  藤井比早之君     衛藤征士郎君
  堀内 詔子君     保岡 興治君
  務台 俊介君     岩屋  毅君
  宗清 皇一君     根本  匠君
  若狭  勝君     小池百合子君
  井坂 信彦君     落合 貴之君
  奥野総一郎君     西村智奈美君
  長島 昭久君     玉木雄一郎君
  宮本  徹君     赤嶺 政賢君
同日
 辞任         補欠選任
  落合 貴之君     松野 頼久君
    —————————————
本日の会議に付した案件
 公聴会開会承認要求に関する件
 政府参考人出頭要求に関する件
 平成二十八年度一般会計予算
 平成二十八年度特別会計予算
 平成二十八年度政府関係機関予算
     ————◇—————
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竹下亘#1
○竹下委員長 これより会議を開きます。
 平成二十八年度一般会計予算、平成二十八年度特別会計予算、平成二十八年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、一般的質疑を行います。
 この際、お諮りいたします。
 三案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官田中勝也君、総務省自治行政局選挙部長大泉淳一君、中小企業庁長官豊永厚志君、国土交通省海事局長坂下広朗君、防衛省大臣官房審議官笠原俊彦君、防衛省防衛政策局次長鈴木敦夫君、防衛省整備計画局長真部朗君、防衛省人事教育局長深山延暁君、防衛省地方協力局長中島明彦君、防衛装備庁装備政策部長堀地徹君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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竹下亘#2
○竹下委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
    —————————————
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竹下亘#3
○竹下委員長 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大串博志君。
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大串博志#4
○大串(博)委員 おはようございます。民主党の大串博志でございます。
 予算委員会審議、ここまで大変重要な課題が多々議論されております。軽減税率、憲法、安保、経済の問題もしかり、あるいは閣僚のいろいろな資質、さらにはやめられた閣僚の皆さんの資質、こういったことも含めて、極めて国政の重大事にわたることが議論されています。
 委員長にお願い申し上げさせていただきたいと思いますけれども、これだけ国政の重要事が並んで立っている委員会でございますので、今後も充実した審議をきちんと行えるように、円満な委員会運営をぜひよろしくお願い申し上げたいと思います。
 聞くところによると、昨日は、財務金融委員会、この場でも古川委員から議論になりましたけれども、法案の軽減税率に関するところを分離すべきじゃないかということに対して、総理は分離しないとおっしゃった。この法案の出し方に関していろいろな議論もこれあり、財務金融委員会の理事懇の場では今非常に紛糾した状況であるというふうにも聞いております。
 よもやこの予算委員会の場がそうなってはいけないと私は思いますので、ここで出てきた議論を踏まえて、ぜひ円満な十分な審議をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
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竹下亘#5
○竹下委員長 できるだけ円満に、そしてできるだけ議論を深めた議論をしっかりとやっていきたい、このように考えております。
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大串博志#6
○大串(博)委員 その上で一番大切なこと、今私が申し上げさせていただきたいと思うのは、きのうまで議論された中で、甘利前大臣の問題。これは、TPPという非常に重要な問題にかかわってこられた大臣であるがゆえに、本当にお金との関係で口ききをされるような方なのかという疑念を国民の前で払拭していただくという点からしても、極めて重要な問題だと思います。
 昨日、私どもは、甘利大臣そしてその事務所が、いわゆる道路をつくる際に立ち退いて、移動して、少々補償交渉をしなければならない方々に口ききをしたのではないかということ、あるいはその口ききに甘利事務所が主導的に関与していたのではないかということが強く推認される資料を、夕方、音声データとともに提出させていただきました。
 こういったこともこれあり、甘利大臣及びその秘書のこの委員会への参考人招致、さらには証人喚問ということで私たちはお願い申し上げました。これも理事会の協議事項としてかかっています。ぜひ、このことに関してもこの委員会で、重要事ですから、しっかり結論を出して、そして来ていただくということでお願い申し上げたいというふうに思います。
 なぜなら、甘利大臣は記者会見でみずから、事務所は契約、補償交渉に絡んでいないとおっしゃりながらやめていかれました。それが国民の耳にも入っている。ところが、実際は補償交渉に事務所がどっぷり関与していたということを推認させる情報が出てきているわけです。ですから、ここは甘利大臣に語っていただかないと、これ以上議論が進まないというふうに私は思うんですね。ですから、ぜひこの場で、証人として来ていただくように、よろしくお願い申し上げたいと思います。
 そこで、少し事実を整理しながら進めさせていただきたいと思います。
 きのう、二十億ということを言っていただいた方がいいんだということを秘書さんが一色氏に言っている音声を開示させていただきましたけれども、その背景、この議事録を見てみると、米井進一さんと同じ権限をもらえてしかるべきじゃないかと言いましたよといった話を一色氏がやられている。これは二回ぐらい繰り返されています。
 この二十億という話がどこから出てきたかというと、当該地において工事を進めたところ、産廃があることが確認された、これをどけるのに一つの論点があって、もともと千葉県が千葉県のお金で三十億かけてこれをどかしたという経緯がこれあり、これが米井さんとの絡みでありまして、であるがゆえに、その後、工事をしていく際にS社においても産廃の問題がひっかかるということになって、であれば同じような補償を求めていくのは当然じゃないかということで、この一色氏の話になっているというふうに思うんですね。その三十億に対して二十億という話が出てきていると私は思います。
 この点に関してURに事実関係を確認したいと思いますけれども、千葉県が三十億というお金をかけて、もともとここにあった産廃に関して、これを処理するということを行ったという事実関係に関しては間違いないですね。
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上西郁夫#7
○上西参考人 お答え申し上げます。
 数字が出ていることは間違いございません。
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大串博志#8
○大串(博)委員 そういうことでございます。
 もともとここに産廃があった、それを処理するために千葉県が三十億というお金をかけて処理した。そういう前例があるから、まだ産廃がある、そこでS社は、そして一色さんはこれを何とか補償の場にのせていきたいということで、そこで二十億という話が出てきたということが認められるわけです。だから、これは、補償交渉の中に二十億という具体的なお金を出して甘利事務所が話をしていることに大きな問題点、そして絡んでいるんじゃないかという推認が働くわけですね。
 さらに、私たちもいろいろ調べています。甘利事務所がどれだけこの案件に、深く交渉に関与していたかという件。
 報道においては、清島秘書さん、もう一人、鈴木秘書さんという方がいらっしゃる。この鈴木秘書さんは、この交渉に当たって一色氏との間で、これがうまくいったらということでしょうね、レクサスを買ってくれということを言っていたということが報道上も出ています。
 これに関して、私たちは資料を入手しました。これは、きのうもありましたけれども、いわゆる録音の資料です。後ほど公開していきたいと思いますけれども。
 一色氏が言っています。あっ、そうだ、これでURの方がまとまっちゃうと思うんで、えっと、鈴木さんがレクサスでしたっけと一色氏が発言しています。さらに一色さんは言っています。カタログ、持ってきてもらわないと、持ってきてもらって御本人が全部オーダーしなきゃいけませんからね、こう言っています。清島秘書はそれに対して、一色さんがレクサス、何色がいいかって聞いているよって。それに対して、さらに一色さんは、いやいや、俺が決めるから黙っていろと言われちゃいそうですね、でかい方がいいですね、中途半端じゃ意味がない、こういうふうに呼応するような発言をされています。
 レクサスの大きなもの、調べてみたら一千六百万するんですよ。
 このような、ある意味利益をおねだりするかのごとく、それが成功報酬となるがごとく関与していたということも証拠として出てきております。
 だからこそ、これだけ補償交渉に絡んでいる甘利事務所の真実をこの場で、甘利大臣の記者会見が正しかったかどうかということを検証するためにもこの場で、証人として来ていただかなければならないということを私たちは強く申し上げているわけでございます。
 委員長、甘利前大臣の証人喚問及び秘書の証人喚問、ぜひ実現を、取り計らい方、よろしくお願い申し上げます。
 いかがでしょうか。
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竹下亘#9
○竹下委員長 きのうから協議もいたしておりますが、引き続き理事会で協議をいたします。
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大串博志#10
○大串(博)委員 ここまでいろいろな証拠が出てきているんですよ。
 清島秘書が二十億ということを言葉として言っている。それは根も葉もないことではなくて、もともと千葉県が産廃をどけるのに三十億かかった、それを根拠にしながら二十億という極めてリアルな金額を述べている、そういうふうにURに提示してくださいということを一色氏に指南しているかのごとく。さらに、その清島氏と一緒に活動している鈴木氏は、成功報酬と言わんばかりに、レクサスを買ってくれというような話をしている。ここまで交渉に絡んでいて、その事実関係はいかがなものかということを検証していく必要があると思うんですね。
 そして、甘利大臣がここに出てこられない理由は私はないと思うんです。
 UR理事長にお尋ねします。
 URは東京地検特捜部から今聴取を受けているという報道がありました。これに関して、私たちはヒアリングの中で、確かに受けておりますというふうにURから答弁を受けておりますけれども、その事実関係に間違いありませんね。
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上西郁夫#11
○上西参考人 間違いございません。
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大串博志#12
○大串(博)委員 間違いないんです。
 東京地検特捜部に捜査があり得るという状況でも、こうやって国会で答弁をしてくださっているんです。なぜ甘利大臣が、仮にこれが捜査にかかわることだとしても、出てこられない理由は私はないというふうに思います。
 これを確認しながら、さらに、きのう私たちが開示しました録音そしてこの資料、これは私たちもしっかり入手してまいりました。そして、きのうURの皆さんにも来ていただいて、一緒に聞いていただきました。そして、この声、音声が本人すなわち清島秘書のものであるかということを確認させていただきましたところ、中瀬総務部長、この方は清島秘書と何度もお会いになったことがある方であります、声が清島秘書のものですかということをお尋ねしたところ、そのように聞こえますというふうに肯定していただきました。
 その事実関係に、UR理事長、間違いないですね。
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上西郁夫#13
○上西参考人 お答え申し上げます。
 似ているというふうに感じたそうでありますが、確認はとれておりません。
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大串博志#14
○大串(博)委員 似ている、そのように聞こえるときのうおっしゃいました。
 そこまで話が出てきているので、やはりこの情報をもとに、本当に事務所の関与がどれだけあったのかなかったのか、あったのじゃないか、このことに関する検証を行わせていただきたいというふうに思います。
 さらにUR理事長にお尋ね申し上げます。
 UR理事長は、この審議の中でも、甘利事務所からの口ききがなかったのかという問いに対して幾度かにわたって、補償額の増額を求められたり圧力を受けたという認識はございませんとか、あるいは補償内容に影響を受けたことはございませんというふうに答えていますけれども、これだけ甘利事務所が関与していることが明らかになってきている中で、本当にURとして、補償交渉の中身に対して甘利事務所から圧力とか口ききとか、それによって動かされるとか、そういったことが一切なかったのか。いま一度確認させていただきたいと思います。
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上西郁夫#15
○上西参考人 お答え申し上げます。
 先般も御説明いたしましたけれども、既に契約済みの案件につきましては、当初、甘利事務所の方が突然URにお見えになって、十分間だけ内容証明郵便の取り扱いの確認をされただけでございまして、それ以降、一切、甘利事務所とは本件について話をしておりません。したがって、既に契約済みのものについては、甘利事務所の影響というのは一切ないというのは当然だということでございます。
 それ以外、今交渉中の案件でございますけれども、これにつきましても、いろいろなことはおっしゃっておられますけれども、基本的に一切、圧力を感じたとか、これでもって補償金額を上げるということはなかったということでございます。
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大串博志#16
○大串(博)委員 理事長にお尋ね申し上げますけれども、一切なかったというふうに今言い切られました。一切なかったと言える根拠をお示しください。
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上西郁夫#17
○上西参考人 私どもからも、これ以上関与されない方がいいとか、先方からも、URに迷惑をおかけして申しわけないとかいう発言が出ておりまして、それを含めて、圧力を感じたとか補償金額を変えたということは一切ないということでございます。
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大串博志#18
○大串(博)委員 答えになっていないですね。
 冒頭おっしゃった、これ以上関与されない方がいいと思いますよと言ったのはURじゃないですか。別に、秘書さんがそんなことを言っているわけじゃないじゃないですか。
 だから、一切ないと言い切られる根拠はどこにありますかと。一切とおっしゃったんですからね。何もないとおっしゃったんですからね。一切ないと言える根拠を示してくださいと言っているんです。お願いします。
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上西郁夫#19
○上西参考人 お答え申し上げます。
 これは当事者の感覚でございますけれども、当事者は感じていないと言っているわけですし、現に補償金額を変えたことはないわけでございますので、そういうふうに申し上げている次第でございます。
 以上、お答え申し上げます。
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大串博志#20
○大串(博)委員 当事者が感じたことがないというふうに主観的におっしゃいました。
 ただし、これだけ情況証拠として、秘書が二十億円という金額を言ったらどうですかと一色さんに言い、かつ、ある秘書は成功報酬かのごとく、レクサスをお願いしますよという話になっている。それだけじゃないんですね。かつ、十二回も甘利事務所がコンタクトをURとしている。この中で、URの担当者が一切圧力とは感じませんでしたというのは到底信じがたいんです。だから、一切なかったということをぜひ証明してほしいというふうに私は申し上げている。
 その点からいいますと、本当に一切、甘利事務所の秘書さんが金額に関して、こうしたらどうですか、ああしたらどうですかということを言わなかったのかということを証明していただきたいと私は思っていて、実は私、そのための方策としてぜひ一つお願いしたいことが前々からあったんです。
 二月一日にURさんが出されました過去十二回を含む甘利事務所とのやりとり、これは私は不思議だなと思ったんですけれども、甘利事務所の秘書さんの言葉までマスキングされているんですね。甘利事務所の秘書さんは第三者ですから、このマスキングは取ってもらうことによって、ああ、本当に甘利事務所の秘書さんは交渉に関与していなかったんだな、金額をああしろこうしろと言っていなかったんだなと、これで初めて証明できると思うんですよ。
 UR理事長にお願いします。この交渉経緯の中で、甘利事務所秘書の言葉のマスキングを全部取っていただけませんか。お願いします。
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上西郁夫#21
○上西参考人 お答え申し上げます。
 本件は補償交渉の中身に一部触れる部分があるということと、個人情報に関するものですので、マスキングをしているということであります。
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大串博志#22
○大串(博)委員 お尋ねしますけれども、甘利事務所の秘書さんは交渉に関与していたんですか。お答えください。
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上西郁夫#23
○上西参考人 お答え申し上げます。
 同席をしていたということでございまして、これが交渉に参加していたのかしていないかということだと思いますけれども、そこにおられたということは事実でございます。
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大串博志#24
○大串(博)委員 今のは答弁になっていません。私は、十月五日の……ヤジそうそう、答えてください、補償交渉に関与していたのかどうか。その一点を答えてください。
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上西郁夫#25
○上西参考人 お答え申し上げます。
 同席していたということを関与していたというふうに定義すれば、そのとおりであります。
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大串博志#26
○大串(博)委員 今ちょっと驚きましたけれども、つまり、URの認識としては、甘利事務所の秘書さんが交渉に関与していたという認識であるんですか。もう一度答弁してください。
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上西郁夫#27
○上西参考人 お答え申し上げます。
 先ほど申し上げましたとおり、同席していたことを関与というのであれば、そういうことだということを申し上げているわけでございます。
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大串博志#28
○大串(博)委員 甘利大臣は、補償交渉には甘利事務所は関与していないと明確に記者会見でおっしゃっていたんですよ。それが、今の理事長の言葉とはそごするじゃないですか、違うじゃないですか。だから、甘利大臣に、あるいは秘書さんにこの場に来ていただかなければならないですということを申し上げているんです。
 さらに申し上げると、今、甘利事務所は同席していたということだとすると関与しているというふうにおっしゃいました。そうすると、例えば同席していたのは十月五日ですね。短い時間のミーティングに同席されています。十月九日は、秘書さんとURだけが会っていらっしゃる。私、この十月九日の面談録が非常に気になるんです。
 というのは、この十月九日の面談録の中でくだんの、話題にもなりました、少し色をつけてでも地区外に出ていってもらう方がよいのではないかとか、金額のことに、率直な意見だが当該地から速やかに移転してもらった方がよいのではないかとか、秘書さんが交渉にかかわっていたかのごとき発言を実はされているんです。
 ところが、一方で、この議事録の中で、秘書さんの発言がすっぽり黒塗りになっているところがあるんですよ。すっぽり黒塗りになっているところがある。ここで、私たちは、ひょっとしたら甘利大臣の事務所の秘書さんたちがもっとさらに踏み込んだ交渉に関与することを言っていたのではないかと推認しているわけです。
 それに対して、今、理事長は、黒塗りを取れない理由として、交渉内容に一部かかわることがあるから黒塗りを取れないというふうにおっしゃいました。
 ということは、この黒塗りに書かれている甘利大臣秘書が言ったと言われているところは、交渉内容にかかわることだという理解でよろしいですか。
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上西郁夫#29
○上西参考人 お答えいたします。
 補償交渉の考え方についてお話をしたわけでございますけれども、詳細にわたっては、これは交渉そのものでございますので、公表を差し控えさせていただいているということでございます。
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