文部科学委員会

2017-05-26 衆議院 全160発言

⚠️ 発言のコピー・転載時は出典元URL(kokkai.ndl.go.jpおよびkokkai-data.com)を必ず残してください。改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

会議録情報#0
平成二十九年五月二十六日(金曜日)
    午前九時十七分開議
 出席委員
   委員長 永岡 桂子君
   理事 上川 陽子君 理事 亀岡 偉民君
   理事 前田 一男君 理事 宮川 典子君
   理事 山本ともひろ君 理事 菊田真紀子君
   理事 坂本祐之輔君 理事 富田 茂之君
      あべ 俊子君    青山 周平君
      安藤  裕君    伊藤信太郎君
      池田 佳隆君    尾身 朝子君
      大野敬太郎君    勝沼 栄明君
      門山 宏哲君    神山 佐市君
      河村 建夫君    工藤 彰三君
      小林 史明君    佐々木 紀君
      櫻田 義孝君    下村 博文君
      助田 重義君    田野瀬太道君
      田畑 裕明君    谷川 とむ君
      中谷 真一君    馳   浩君
      福井  照君    古田 圭一君
      松本 剛明君    宮崎 政久君
      今井 雅人君    太田 和美君
      高木 義明君    中島 克仁君
      平野 博文君    牧  義夫君
      笠  浩史君    樋口 尚也君
      吉田 宣弘君    大平 喜信君
      畑野 君枝君    伊東 信久君
      吉川  元君    長島 昭久君
    …………………………………
   文部科学大臣       松野 博一君
   文部科学副大臣      義家 弘介君
   文部科学大臣政務官    樋口 尚也君
   文部科学大臣政務官
   兼内閣府大臣政務官    田野瀬太道君
   政府参考人
   (内閣府地方創生推進事務局次長)         川上 尚貴君
   政府参考人
   (内閣府地方創生推進事務局審議官)        藤原  豊君
   政府参考人
   (文部科学省大臣官房総括審議官)         義本 博司君
   政府参考人
   (文部科学省初等中等教育局長)          藤原  誠君
   政府参考人
   (文部科学省高等教育局長)            常盤  豊君
   政府参考人
   (農林水産省政策統括官付参事官)         小川 良介君
   文部科学委員会専門員   行平 克也君
    —————————————
委員の異動
五月十九日
 辞任         補欠選任
  伊東 信久君     吉田 豊史君
同日
 辞任         補欠選任
  吉田 豊史君     伊東 信久君
同月二十六日
 辞任         補欠選任
  あべ 俊子君     伊藤信太郎君
  青山 周平君     勝沼 栄明君
  神山 佐市君     大野敬太郎君
  田畑 裕明君     佐々木 紀君
  福井  照君     河村 建夫君
  船田  元君     宮崎 政久君
  笠  浩史君     今井 雅人君
同日
 辞任         補欠選任
  伊藤信太郎君     あべ 俊子君
  大野敬太郎君     助田 重義君
  勝沼 栄明君     青山 周平君
  河村 建夫君     福井  照君
  佐々木 紀君     中谷 真一君
  宮崎 政久君     船田  元君
  今井 雅人君     中島 克仁君
同日
 辞任         補欠選任
  助田 重義君     神山 佐市君
  中谷 真一君     田畑 裕明君
  中島 克仁君     笠  浩史君
    —————————————
五月二十三日
 教育費負担の公私間格差をなくし、子供たちに行き届いた教育を求める私学助成に関する請願(青山周平君紹介)(第一一四六号)
 同(松原仁君紹介)(第一一四七号)
 同(土井亨君紹介)(第一一九九号)
 同(上田勇君紹介)(第一二五〇号)
 同(江崎鐵磨君紹介)(第一二五一号)
 学生が安心して使える奨学金に関する請願(本村伸子君紹介)(第一一七六号)
 学費の負担軽減、高等教育予算増額を求めることに関する請願(大平喜信君紹介)(第一一七七号)
 大学の学費連続値上げ反対に関する請願(畑野君枝君紹介)(第一一七八号)
 国の責任による三十五人以下学級の前進、教育の無償化、教育条件の改善に関する請願(郡和子君紹介)(第一一七九号)
 同(江崎鐵磨君紹介)(第一二五二号)
 給付制奨学金の創設と学費負担軽減に関する請願(畑野君枝君紹介)(第一一八〇号)
 私立幼稚園の充実と発展に関する請願(大平喜信君紹介)(第一二〇九号)
は本委員会に付託された。
    —————————————
本日の会議に付した案件
 政府参考人出頭要求に関する件
 文部科学行政の基本施策に関する件
 文化芸術振興基本法の一部を改正する法律案起草の件
     ————◇—————
この発言だけを見る →
永岡桂子#1
○永岡委員長 これより会議を開きます。
 文部科学行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
 この際、お諮りいたします。
 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府地方創生推進事務局次長川上尚貴君、地方創生推進事務局審議官藤原豊君、文部科学省大臣官房総括審議官義本博司君、初等中等教育局長藤原誠君、高等教育局長常盤豊君及び農林水産省政策統括官付参事官小川良介君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →
永岡桂子#2
○永岡委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
    —————————————
この発言だけを見る →
永岡桂子#3
○永岡委員長 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。今井雅人君。
この発言だけを見る →
今井雅人#4
○今井委員 民進党の今井雅人でございます。
 きょうは、質問の時間をいただきまして、まことにありがとうございました。
 昨日ですけれども、衝撃的な一日だったんですが、週刊誌で前川前事務次官の独占インタビューがあって、そして、朝日新聞にも同じものが出ました。その後、午後四時から御本人が記者会見をするということで、ほぼ同じ内容ではありました。
 きょう、実は、その朝日新聞の記事を皆さんに資料でお配りしようとしたんですが、理事会で断られたということなんですけれども、私、八年間議員をやって、もう何百回と質問していますが、大衆紙を、夕刊何とか、ああいうので、これはだめだと断られたことはありますけれども、いわゆる全国紙を資料として認められなかったのは初めてです。
 どうしてなのか、ちょっと理由がよくわからないんですけれども、委員長、これはどうしてなんでしょうか。
この発言だけを見る →
永岡桂子#5
○永岡委員長 御質問にお答えいたします。
 理事会で、委員会の前にいつも理事会を開かせていただきますが、そのときに、この委員会を運営するに当たりまして協議をいたします。その中で、資料の提出ということも、各党の理事の方々の御賛同をいただきまして提出ということに結びついてまいりました。
 しかし、今回、今井先生の提出したいというものの中で、朝日新聞の記事が、ほかの理事からちょっとクレームがつきました。
 ということで、いろいろな議論をさせていただきましたけれども、意見の統一が見られませんでしたので、そういうこともございまして、そこの部分だけ、資料提出は控えていただきたいという結果に至りました。
この発言だけを見る →
今井雅人#6
○今井委員 いや、予算委員会、そのほかの委員会でもいろいろやっていますけれども、夕刊何とかとかという記事を出したときに、理事の方からだめだと言われる理由は、全国紙ならいいけれどもこういう類いのものはだめだ、必ずそう言われるんですよ。だから、全国紙ならいいけれどもということをずっと各委員会の慣行として許されてきましたので、別にこれはなくても質問はできますけれども、ここで、こういうのを出しちゃだめだというその委員会運営は、私はちょっとおかしいと思うんですよね。
 これはやはり、もう一度理事会でよく話をしていただきたいと思いますので、委員長、取り計らい、よろしくお願いします。
この発言だけを見る →
永岡桂子#7
○永岡委員長 後ほど協議をさせていただきます。
この発言だけを見る →
今井雅人#8
○今井委員 では、ぜひよろしくお願いします。
 これは今後のことにも影響しますので、ここのところはもう一度、しっかり理事会の皆さんで協議をしていただきたいと思います。
 それで、大臣にまずちょっとお伺いしますけれども、きのうの週刊誌、今私が言った朝日新聞の記事、そしてきのうの会見の内容、これは、この質疑の前に内容は御確認してこられましたか。
この発言だけを見る →
松野博一#9
○松野国務大臣 新聞に報道があったものは読みました。週刊誌も、どの週刊誌かちょっと先生の御指摘がわかりませんが、一部報道にあったものは読みました。
 きのうの会見については、私、ちょっと別の会議に出ておったものですから、きょう、新聞各社が文字で起こしたものを読ませていただきました。
この発言だけを見る →
今井雅人#10
○今井委員 では、一応会見の内容も間接的に報道でごらんになったということですから、それをごらんになってどうお感じになられたか、御意見をお伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →
松野博一#11
○松野国務大臣 まず、前川氏の方の発言の中にあった文書についてでございますけれども、十九日に文部科学省が、該当する文書の存在は確認できなかったと、調査結果を公表しております。
 また、個々の前川氏のコメントに関しましては、もう既に文部科学省を辞職された方でございますので、文部科学省としてコメントする立場にはないと考えております。
この発言だけを見る →
今井雅人#12
○今井委員 では、お伺いしますけれども、昨年十一月の九日の日に国家戦略特区での新たな追加ということが決定されるんですが、その前に、京都産業大学のヒアリングなりなんなり、九月、十月、いろいろな動きがありましたけれども、このときの文部科学省の事務方の最高責任者はどなたですか。
この発言だけを見る →
松野博一#13
○松野国務大臣 事務次官は前川氏です。
この発言だけを見る →
今井雅人#14
○今井委員 そうなんですよね。
 これはずっと、各委員会で質疑をさせていただいているときの当事者です。しかも、組織のトップです。ですから、普通の民間人ではありません。当時の事情を知っていらっしゃる方なので、しかも、その一番の最高責任者だと今大臣もおっしゃっていましたけれども、その方がおっしゃっていることに対して文部科学省としてコメントする立場にないというのは、それはちょっとおかしいんじゃないでしょうか。いかがですか。
この発言だけを見る →
松野博一#15
○松野国務大臣 従来より、辞職された方、また、もとより民間であった方に関して、そのコメントに関して文部科学省の方から言及することはなかったかと思います。
この発言だけを見る →
今井雅人#16
○今井委員 いや、過去どうこうということではなくて、天下りの問題のときでも、やめられた方にヒアリングをしているわけです。今回だって同じケースですよね。
 ですから、報告をした人と報告を受けた人の言っていることが食い違っているわけです。しかも、週刊誌でのインタビューだけじゃなくて、御自分で会見もされています。弁護士をつけて会見もされています。それだけのことを当事者だった方がおっしゃっているんですから、それは文科省としてしっかりと調査をする必要があるのじゃないですか、ヒアリングをするなりなんなりして。
この発言だけを見る →
松野博一#17
○松野国務大臣 再就職等規制違反の場合は、再就職等監視委員会の方から違反事例として指摘を受けた、法令違反の内容で調査をしろという指示が監視委員会の方からあった案件でございますので、今回の事例とは種が異なるのであろうというふうに考えております。
この発言だけを見る →
今井雅人#18
○今井委員 しかし、委員会でいろいろな質問をしている中で文科省の皆さんが答弁されていることと違うことをおっしゃっているわけですね。
 簡単に、きのうどのようなことをおっしゃっていたかというと、この朝日新聞が報じた二つの文書、十七日と十八日に出た文書ですけれども、これは、文科省の中で作成され、幹部の間で共有された文書で間違いないとおっしゃっています。皆さんは、共有された文書は確認できなかったとおっしゃっています。御本人は、なぜそんなことを今言っているかというと、あったことをなかったことにはできない、大臣や後輩を含め文科省の人たちは本当に気の毒だと思っている、あるものをないと言わざるを得ない、同情もされています。赤信号を青信号だと考えろと言われて、赤を青にさせられて、実際にある文書をないものにする、いわば黒を白にしろと言われているようなものだ、ここまでおっしゃっているんですね。ここまでおっしゃっているんですよ、当時のトップが。
 であれば、どちらが正しいか私はわからないですけれども、文科省として、OBです、当時の当事者ですよ、もし文科省の見解と違うのであったら、それは問いただすのが筋じゃないんですか。
この発言だけを見る →
松野博一#19
○松野国務大臣 前川氏が指摘をしている、お話しをされている文書が、獣医学部設置にかかわる文書であり、仮に文部科学省内で作成されたものだとすれば、担当部局の職員に共有をされているはずです。調査の結果、担当部局の職員が文書を作成及び共有をしていないことが明らかになって、確認をされていないということでございますので、前川前事務次官にヒアリングを行う必要はないと考えております。
この発言だけを見る →
今井雅人#20
○今井委員 その説明を国民が聞いて納得されるでしょうかね、本当に。だって、当時の本当にトップですよ。その方は、報告を受ける側の方ですよ。それが文書を見たと言って、自分もそれを持っているとおっしゃっているわけです。自分も持っているとおっしゃっているんです、同じものを。だったら、本当に持っているかどうか確認すればいいじゃないですか。
 ですから、役所でそういう共有ファイルの中に確認できなかったというふうにおっしゃっていますけれども、同じものを持っていらっしゃる方がいるわけです。少なくとも、そうおっしゃっている方がいるわけです。現物を確認したらいかがですか。
この発言だけを見る →
松野博一#21
○松野国務大臣 昨日の時点において、前川氏がその文書を提示して説明をされたということではなかったというふうに私はお聞きをしております。そして、その文書をなぜ持っているのかという質問に関しては、これは答えを保留したいという御発言もされたと聞いております。
 その状況において、改めて調査をする必要はないと考えております。
この発言だけを見る →
今井雅人#22
○今井委員 今のはちょっとおかしいですね。
 確かに提示はしておられませんが、はっきりと、私も同じものを持っているとおっしゃっています。持っているとおっしゃっています。確かに、物を見せてはいらっしゃらないと思いますけれども、持っているとおっしゃるのであれば、どういうものか確認するというのが筋じゃないですか。
この発言だけを見る →
松野博一#23
○松野国務大臣 今先生の方からお話がある当該文書、民進党の調査チームの方から提示をされたものに関しては、今、既に担当部局共有ファイルの中を照らし合わせて、存在をしないということは調査をさせていただいております。
 あわせて、作成の可能性があるというのは、これは担当の高等局の内においてでありますから、その担当者にヒアリングをして、作成もしくは共有をしたことがあるかという調査をしたところ、確認できないということでございますので、私としては、職員が真摯にこの調査に対応していただいたと考えておりますので、改めての調査の必要はないと考えております。
この発言だけを見る →
今井雅人#24
○今井委員 ちょっと堂々めぐりになっちゃっていますけれども、しかし、調査をした時点から新しい事実が出てきたわけです。その調査から何も起きていなければまだ容認できますが、新しい証言が出てきたわけですから、それは再調査する必要は当然あると思いますよ。いかがですか。
この発言だけを見る →
松野博一#25
○松野国務大臣 繰り返しで大変恐縮でございますけれども、昨日の時点で、御本人が文書を提示し、これが実物であるという中でお話をされたことではないと私も報告を受けておりますし、その文書はどうしてお持ちなんですかという質問に関しては、それに対する答えは留保させていただくという御答弁があったというふうにお聞きをしておりますので、この段階において、改めて再調査をする必要はないと考えております。
この発言だけを見る →
今井雅人#26
○今井委員 では、ちょっと調査の内容でもう一回お伺いしますけれども、調査の対象の方、七名でありましたけれども、大体、役所の皆さんとお話をしていると、メモを書いている方というのは課長とか課長補佐の方じゃないですよね、係長さんとかそういう方が後ろでメモをつくっておられると思うんですけれども、今回、そういう方が対象になっていません。文書をつくったことがあるかということであれば、そういう事務方で本当に文書をふだんつくっている人までヒアリングして、文書を作成したことがあるかと聞かなければ、それはないと言いますよ。
 だから、ふだん事務方でメモを、こういう備忘録のようなものをつくっていらっしゃる方にもヒアリングしないと、このヒアリング項目の、文書を作成したことがあるかというのはわからないじゃないですか。そこまで広げる必要があるんじゃないですか。
この発言だけを見る →
義本博司#27
○義本政府参考人 お答えいたします。
 この問題は、国家戦略特区におけます獣医学部の新設の問題でございまして、担当部局でございます高等教育局の専門教育課が内閣府と折衝しておりまして、この折衝につきましては、担当部局の補佐以上の職員に限って行ってきたところでございます。
 今回の調査につきましては、該当する文書が作成されたか、あるいは職員間の共有などの行政文書としての存否を確認するものでございましたので、この問題を担当いたします専門教育課の課長、企画官、課長補佐及び専門教育課の上司でございます高等教育局長、担当の大臣官房審議官、あわせて特区担当の窓口でございます行政改革推進室長、室長補佐をヒアリングの対象にしたところでございます。
 この調査において、該当する文書の存在が確認されませんでしたので、調査の目的は達成したと思いますし、また、先ほど申しましたように、繰り返しで恐縮でございますが、この折衝に関するやりとりということでございますので、調査の対象の範囲はその条件を満たしていると考えております。
この発言だけを見る →
今井雅人#28
○今井委員 文書を見たことがあるかという質問であれば、今のでいいと思いますよ。しかし、ヒアリング項目というのは、文書を作成したことがあるか、当該文書をほかの文部科学省職員との間で共有したことがあるかという質問です。ですから、文書を作成したことがある可能性のある人全員に聞くのは当たり前です。それはそうでしょう。
この発言だけを見る →
義本博司#29
○義本政府参考人 失礼いたします。
 先ほど申し上げましたように、内閣府の折衝におきましては、課長補佐以上の職員で行ったところでございます。
 また、この七人のヒアリングにおきましては、文書を作成したことがあるか、あるいは共有したことがあるかでございますが、その前提としまして、この文書について見たことがあるかについても聞かせていただきまして、見た記憶がないというようなことについての担当者からの回答を得たところでございます。
この発言だけを見る →
← 戻る