予算委員会

2020-11-04 衆議院 全506発言

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会議録情報#0
令和二年十一月四日(水曜日)
    午前八時五十八分開議
 出席委員
   委員長 金田 勝年君
   理事 後藤 茂之君 理事 齋藤  健君
   理事 橋本  岳君 理事 藤原  崇君
   理事 細田 健一君 理事 山際大志郎君
   理事 奥野総一郎君 理事 辻元 清美君
   理事 浜地 雅一君
      秋葉 賢也君    秋本 真利君
      伊藤 達也君    石破  茂君
      今村 雅弘君    岩屋  毅君
      うえの賢一郎君    江藤  拓君
      衛藤征士郎君    小倉 將信君
      大岡 敏孝君    神山 佐市君
      河村 建夫君    菅原 一秀君
      田中 和徳君    竹本 直一君
      谷  公一君    冨樫 博之君
      中村 裕之君    中山 展宏君
      長島 昭久君    根本  匠君
      野田  毅君    原田 義昭君
      福山  守君    古屋 圭司君
      牧島かれん君    村井 英樹君
      村上誠一郎君    八木 哲也君
      山本 幸三君    山本 有二君
      渡辺 博道君    石川 香織君
      今井 雅人君    枝野 幸男君
      大西 健介君    逢坂 誠二君
      岡島 一正君    岡田 克也君
      岡本 充功君    川内 博史君
      玄葉光一郎君    後藤 祐一君
      近藤 和也君    斉木 武志君
      櫻井  周君    関 健一郎君
      高木錬太郎君    中谷 一馬君
      長谷川嘉一君    日吉 雄太君
      堀越 啓仁君    本多 平直君
      松平 浩一君    宮川  伸君
      森山 浩行君    山本和嘉子君
      早稲田夕季君    太田 昌孝君
      佐藤 英道君    濱村  進君
      志位 和夫君    藤野 保史君
      宮本  徹君    浦野 靖人君
      藤田 文武君    玉木雄一郎君
      西岡 秀子君
    …………………………………
   内閣総理大臣       菅  義偉君
   財務大臣
   国務大臣
   (金融担当)       麻生 太郎君
   総務大臣         武田 良太君
   法務大臣         上川 陽子君
   外務大臣         茂木 敏充君
   文部科学大臣       萩生田光一君
   厚生労働大臣       田村 憲久君
   農林水産大臣       野上浩太郎君
   経済産業大臣
   国務大臣
   (原子力損害賠償・廃炉等支援機構担当)      梶山 弘志君
   国土交通大臣       赤羽 一嘉君
   環境大臣
   国務大臣
   (原子力防災担当)    小泉進次郎君
   防衛大臣         岸  信夫君
   国務大臣
   (内閣官房長官)     加藤 勝信君
   国務大臣
   (復興大臣)       平沢 勝栄君
   国務大臣
   (国家公安委員会委員長)
   (防災担当)
   (海洋政策担当)     小此木八郎君
   国務大臣
   (沖縄及び北方対策担当)
   (規制改革担当)     河野 太郎君
   国務大臣
   (少子化対策担当)
   (地方創生担当)     坂本 哲志君
   国務大臣
   (経済財政政策担当)   西村 康稔君
   国務大臣
   (マイナンバー制度担当) 平井 卓也君
   国務大臣
   (男女共同参画担当)   橋本 聖子君
   国務大臣
   (消費者及び食品安全担当)
   (クールジャパン戦略担当)
   (知的財産戦略担当)
   (科学技術政策担当)
   (宇宙政策担当)     井上 信治君
   財務副大臣        伊藤  渉君
   政府特別補佐人
   (内閣法制局長官)    近藤 正春君
   政府参考人
   (内閣官房内閣審議官)  川辺英一郎君
   政府参考人
   (内閣官房領土・主権対策企画調整室土地調査検討室長)           中尾  睦君
   政府参考人
   (内閣府大臣官房総合政策推進室長)        三上 明輝君
   政府参考人
   (総務省自治行政局長)  高原  剛君
   政府参考人
   (総務省総合通信基盤局長)            竹内 芳明君
   政府参考人
   (総務省統計局長)    佐伯 修司君
   政府参考人
   (厚生労働省健康局長)  正林 督章君
   政府参考人
   (厚生労働省職業安定局長)            田中 誠二君
   政府参考人
   (厚生労働省雇用環境・均等局長)         坂口  卓君
   政府参考人
   (厚生労働省社会・援護局長)           橋本 泰宏君
   政府参考人
   (農林水産省生産局長)  水田 正和君
   政府参考人
   (水産庁長官)      山口 英彰君
   政府参考人
   (海上保安庁長官)    奥島 高弘君
   予算委員会専門員     鈴木 宏幸君
    ―――――――――――――
委員の異動
十一月四日
 辞任         補欠選任
  石破  茂君     福山  守君
  岩屋  毅君     中村 裕之君
  河村 建夫君     谷  公一君
  田中 和徳君     中山 展宏君
  古屋 圭司君     大岡 敏孝君
  渡辺 博道君     八木 哲也君
  今井 雅人君     枝野 幸男君
  川内 博史君     石川 香織君
  玄葉光一郎君     日吉 雄太君
  森山 浩行君     岡島 一正君
  濱村  進君     佐藤 英道君
  宮本  徹君     志位 和夫君
  藤田 文武君     浦野 靖人君
  西岡 秀子君     玉木雄一郎君
同日
 辞任         補欠選任
  大岡 敏孝君     古屋 圭司君
  谷  公一君     長島 昭久君
  中村 裕之君     牧島かれん君
  中山 展宏君     田中 和徳君
  福山  守君     冨樫 博之君
  八木 哲也君     渡辺 博道君
  石川 香織君     川内 博史君
  枝野 幸男君     今井 雅人君
  岡島 一正君     早稲田夕季君
  日吉 雄太君     関 健一郎君
  佐藤 英道君     濱村  進君
  志位 和夫君     宮本  徹君
  浦野 靖人君     藤田 文武君
  玉木雄一郎君     西岡 秀子君
同日
 辞任         補欠選任
  冨樫 博之君     石破  茂君
  長島 昭久君     河村 建夫君
  牧島かれん君     岩屋  毅君
  関 健一郎君     長谷川嘉一君
  早稲田夕季君     近藤 和也君
同日
 辞任         補欠選任
  近藤 和也君     斉木 武志君
  長谷川嘉一君     櫻井  周君
同日
 辞任         補欠選任
  斉木 武志君     山本和嘉子君
  櫻井  周君     高木錬太郎君
同日
 辞任         補欠選任
  高木錬太郎君     宮川  伸君
  山本和嘉子君     中谷 一馬君
同日
 辞任         補欠選任
  中谷 一馬君     堀越 啓仁君
  宮川  伸君     松平 浩一君
同日
 辞任         補欠選任
  堀越 啓仁君     森山 浩行君
  松平 浩一君     玄葉光一郎君
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 政府参考人出頭要求に関する件
 予算の実施状況に関する件
     ――――◇―――――
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金田勝年#1
○金田委員長 これより会議を開きます。
 予算の実施状況に関する件について調査を進めます。
 この際、お諮りいたします。
 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官川辺英一郎君、内閣官房土地調査検討室長中尾睦君、内閣府大臣官房総合政策推進室長三上明輝君、総務省自治行政局長高原剛君、総務省総合通信基盤局長竹内芳明君、総務省統計局長佐伯修司君、厚生労働省健康局長正林督章君、厚生労働省職業安定局長田中誠二君、厚生労働省雇用環境・均等局長坂口卓君、厚生労働省社会・援護局長橋本泰宏君、農林水産省生産局長水田正和君、水産庁長官山口英彰君、海上保安庁長官奥島高弘君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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金田勝年#2
○金田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
    ―――――――――――――
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金田勝年#3
○金田委員長 基本的質疑を行います。
 去る二日の江田憲司君の質疑に関連し、枝野幸男君から質疑の申出があります。江田君の持ち時間の範囲内でこれを許します。枝野幸男君。
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枝野幸男#4
○枝野委員 立憲民主党代表の枝野でございます。
 過日の代表質問でのお答え、あるいはおとといの同僚議員の質疑などを踏まえて、総理に基本的な考え方等についてお尋ねをしたいと思います。
 また、残念ながら、新型コロナウイルス感染症の新たな感染者の数がじわじわとふえている状況でございます。
 保健所、医療機関を始め関係機関の皆さんの御尽力に敬意を表するとともに、亡くなられた皆さんに哀悼の意を表し、患者の皆さんにお見舞いを申し上げます。
 この新型コロナウイルス感染症による影響で仕事を失われた方、そのことによって生活困窮に追い込まれている方、残念ながらこれが減るという状況にはまだなっていない、むしろ、失業、雇用状況は悪化をしている状況にあります。
 代表質問でも、そうした皆さんの立場に立った施策が必要であるということを申し上げました。
 特に、その代表として、一人親家庭、特に母子家庭において、従来から母親の仕事が非正規で低賃金という方が多い中で、仕事を失われて困窮をされている方が多くなっています。
 代表質問で申し上げた支援団体の調査、認定NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむの調査では、児童扶養手当を受け取っている一人親家庭の六割では、この間、収入が減少しており、一割は収入自体がゼロになっているという状況で、一日の食事は一回だけだとか、残っているお金はもう数千円とか、そういう声が多数届いております。
 参議院の代表質問で我が党の福山幹事長から、七兆円の予備費を活用してでも、年内にこうした家庭への臨時特別給付金、二度目を支給するべきではないかというふうに提案をいたしましたが、残念ながら、総理の御答弁は前向きのものはいただけませんでした。
 今、三次補正などという話がいろいろ飛び交っていますが、三次補正では、年が明けて、実際に施行されるのはむしろ新年度になるかもしれないような状況です。
 この年末年始に向けて、この一人親家庭に対する支援、年を越せないという声が多々あるという状況を総理はどう認識し、そして、この予備費の活用をお考えになりませんか。いかがですか。
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菅義偉#5
○菅内閣総理大臣 新型コロナウイルスの影響を踏まえて、子育てと仕事を一人で担う、いわゆる一人親家庭を緊急的に支援をするために、第二次補正予算で臨時特別給付金の支給を実施したところであります。
 今後の対応としては、まずは、さまざまな困難な課題を抱えている一人親家庭の状況をしっかりと把握し、個々の家庭のニーズに沿った生活支援を、また就労支援など、多様な支援策につなげていく必要があるというふうに考えています。
 このため、現在、自治体の相談窓口において、創意工夫をしながら、多様な支援策につなげている好事例を収集をし、横展開を図るなど、一人親家庭が個々のニーズに沿った支援を受けられるよう、自治体の取組をしっかり支援をしていきたいと思います。
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枝野幸男#6
○枝野委員 総理、それは、平時の一人親家庭に対する支援策の原稿をお読みになっているんじゃないかと感じざるを得ません。
 就労支援とおっしゃいましたけれども、今、仕事が減っていて、この雇用状況はむしろ悪化をしている状況です。一人親でなかなか働く時間などの確保自体も困難な皆さんですから、この状況で就労支援してもすぐに就労できるという可能性の方が圧倒的に低い状況で、年を越せないと申し上げているんです。年内にやはり次の支援策を行わなきゃいけないと思います。どうですか、総理。
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菅義偉#7
○菅内閣総理大臣 そういう状況の中で、二次補正予算の中で臨時特別給付金の支給を実施したところです。また、状況を見ながら、緊急的に対応が必要なときは対応するというのが政府の考え方であります。
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枝野幸男#8
○枝野委員 代表質問では、私も、それから福山幹事長もこの問題を取り上げて、具体的な、こうした皆さんを支援している団体の現場からの状況、一割は収入自体が途絶えているという状況、一日の食事を一回に絞ってそれで何とかしているという状況、こういう状況なのに見きわめなきゃいけないんですか、総理。
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菅義偉#9
○菅内閣総理大臣 そうした指摘もありましたので、現状というものも、厚生労働省の中でしっかりと今対応しておりますので、厚労大臣から説明させます。
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枝野幸男#10
○枝野委員 今、現に、例えば収入が途絶えていらっしゃる方、仕事を失い収入が途絶えていらっしゃる方が既に民間の報告でも一割程度いるということが我々のところにも届いているという状況なんですから、遅いと言わざるを得ません。
 これは一事が万事です。一人親家庭だけではない、いろんなところで、本当に年を越せない。いっとき、年越し派遣村というのがありました。あれを超えるような、この年末年始、大変な状況になるということを、私たちは真剣に、そして強い危機感を持って感じています。ぜひ、予備費を早期に活用してこうした皆さんの下支えをしていただきたいというふうに強く求めておきたいと思います。
 もう一点。
 脱炭素社会、二〇五〇年というのは結構なことですが、これに対して、どうも、原子力発電を活用すると、選択肢としてお認めになっています。脱炭素社会実現のためには、原子力発電所の新設、新たにつくったり、あるいは、新たにつくり増したり、増設をしたりすることも選択肢として考えておられる、こういう認識でよろしいんでしょうか。総理。
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梶山弘志#11
○梶山国務大臣 徹底した省エネ、再エネの最大限の導入に取り組むとともに、原発依存度を可能な限り低減する、これが政府の考え方であります。
 その上で、カーボンニュートラルは簡単なことではなく、日本の総力を挙げての取組が必要と考えております。このため、あらゆる選択肢を追求する中で、必要な限りにおいて原子力も活用するというものであります。
 今後、原子力を含む二〇五〇年のエネルギー需給構造やカーボンニュートラルを目指す道筋については、エネルギーの安定供給を確保しつつ、経済と環境の好循環をつくり出していけるよう、集中的に議論をしてまいります。
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枝野幸男#12
○枝野委員 今の経産大臣の御答弁は、代表質問等で総理からお答えをいただきました。
 総理にお尋ねをします。
 二〇五〇年を目標にしている。これから三十年あります。普通に考えれば、今稼働させることが可能な原発もいずれも耐用年数が切れます。選択肢として選ぶということは、新しい原子力発電所をつくることはあり得ると総理はお考えになっているということでよろしいですね。総理。
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菅義偉#13
○菅内閣総理大臣 原発の新増設について、現時点においては考えていません。
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枝野幸男#14
○枝野委員 答弁が矛盾しているんですけれども。原子力発電は選択肢だとおっしゃっている。でも、原発の新増設について今のようなお答えでは矛盾しませんか。
 活用するためには新増設しないと。三十年後ですよ。我々は一日も早くゼロにすべきだと思っています。そうじゃない立場だったとしても、ほとんどの原子力発電はもう耐用年数が切れますよ。それで原子力も選択肢なのですか。総理、どういうお答えだったと、今のお答えについて説明ください、総理。
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菅義偉#15
○菅内閣総理大臣 これまでもそういう説明をしてきています。現時点においては新増設は想定をしていない。
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枝野幸男#16
○枝野委員 カーボンゼロ、二〇五〇年脱炭素社会を実現するためにも、原子力の活用は選択肢だけれども、新増設は考えていない、これでいいですね。総理。
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菅義偉#17
○菅内閣総理大臣 先ほど来申し上げていますけれども、現時点においては従来どおり想定はしていません。
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枝野幸男#18
○枝野委員 現時点でというのは、どういう、何か条件が変わったら変わるんですか。
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菅義偉#19
○菅内閣総理大臣 これまでと全く同じことです。これまでもそういう説明をしました。現時点においては新増設は想定をしていません。ヤジ
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金田勝年#20
○金田委員長 静粛に願います。
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枝野幸男#21
○枝野委員 これまでもそういう説明なのはよく知っていますが、現時点でとおっしゃるということは、将来変わる可能性があるから現時点でとおっしゃっているんじゃないですか。違いますか、総理。
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菅義偉#22
○菅内閣総理大臣 でも、現時点においてはまさに現時点であって、従来どおりの方針と変わらないということであります。
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枝野幸男#23
○枝野委員 先ほど申しましたとおり、二〇五〇年ってここから三十年後なんですよ。我々が目指しているように一日も早く原発に依存しない社会をつくるという方向性ではない御党の立場だとしても、それでも三十年後には、今稼働可能、動かすことが可能だとされている原発のほとんどが耐用年数を終わるんですよ。それで、選択肢だ、新増設はしないと。矛盾しませんかと聞いているんです。
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梶山弘志#24
○梶山国務大臣 原子力が二〇五〇年においても選択肢として活用できるように、新型、革新炉を含めた技術開発等、不断の安全性向上に向けた取組は進めてまいります。
 今後、原子力を含む二〇五〇年のカーボンニュートラルを目指す道筋において、総合エネルギー調査会とグリーンイノベーション戦略推進会議で集中的に議論をしてまいります。
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枝野幸男#25
○枝野委員 総理の御発言と矛盾をしているんですけれども、整理をさせてください、委員長。
 新増設は今考えていないとおっしゃったのが、新型炉って言っているじゃないですか。答弁を整理させてください。閣内不一致です。
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梶山弘志#26
○梶山国務大臣 現時点で原発の新増設やリプレースについては想定していないというのが政府の立場であります。
 昨日の質疑の中でもありましたように、技術開発や研究開発というものはしていかなければならない。そういった中で、革新炉を含めた、例えば高温ガス炉であるとかSMR、小型炉というものもですけれども、技術開発等、不断の安全性向上に向けた取組は進めていくということ。それらも含めて、今後、総合エネルギー調査会とグリーンイノベーション戦略推進会議で集中的に議論をしていくということであります。
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枝野幸男#27
○枝野委員 委員長、わかりません、矛盾していますよね。
 研究開発は大事です。これから原発依存をなくしていくにしても、原子力についての技術開発、これは大事です。
 だけれども、新増設を考えていないならば、新しいタイプの原子炉についての研究は、原子力の研究は必要だけれども、それは必要じゃないじゃないですか。これから新しい原子力発電所をつくる前提があるから、新しいタイプの原子炉について研究するんじゃないですか。それは必要ないじゃないですか、今新増設を考えていないなら。
 総理、違いますか。矛盾していますよ、総理。
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梶山弘志#28
○梶山国務大臣 国際協力のもとに研究開発は進めていくということであります。
 そして、現時点では、先ほど申しましたけれども、新増設、リプレースは想定していませんけれども、二〇五〇年のカーボンニュートラルを目指す道筋については、総合エネルギー調査会とグリーンイノベーション戦略推進会議で集中的に議論をして、できる限り低減をしていくという努力の方向であります。
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枝野幸男#29
○枝野委員 我々も実は、二〇一一年の三月十一日までは、脱炭素社会実現のためには原子力発電を活用せざるを得ないだろうという考え方に立っていました。しかし、あの東京電力福島第一原発事故があって、今もなおふるさとに帰れない人たちがたくさんいる、これだけ広大な我が国の国土、残念ながら立ち入れない、住めない地域をたくさんつくってしまっている、こうした状況を考えるならば、一日も早く原発依存から脱却しなければならないし、そのためには新しい発電所をつくるだなんというのはちょっと考えられない。
 あの反省と教訓は、総理、ないんですか。
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