議院運営委員会

2022-03-04 参議院 全191発言

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会議録情報#0
令和四年三月四日(金曜日)
   午前九時四十分開会
    ─────────────
   委員の異動
 三月二日
    辞任         補欠選任
     小野田紀美君     佐藤  啓君
     宮口 治子君     小西 洋之君
 三月三日
    辞任         補欠選任
     中西  哲君     清水 真人君
     本田 顕子君     上野 通子君
     小西 洋之君     宮口 治子君
     塩田 博昭君     河野 義博君
     柳ヶ瀬裕文君     石井  章君
 三月四日
    辞任         補欠選任
     上野 通子君     本田 顕子君
     佐藤  啓君     中西  哲君
     自見はなこ君     羽生田 俊君
     高瀬 弘美君     塩田 博昭君
     倉林 明子君     田村 智子君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         福岡 資麿君
    理 事
                江島  潔君
                高野光二郎君
                舞立 昇治君
                野田 国義君
                吉川 沙織君
                河野 義博君
                浜野 喜史君
                東   徹君
                倉林 明子君
    委 員
                朝日健太郎君
                石井 浩郎君
                佐藤  啓君
                清水 真人君
                自見はなこ君
                竹内  功君
                中西  哲君
                羽生田 俊君
                本田 顕子君
                松川 るい君
                長浜 博行君
                宮口 治子君
                横沢 高徳君
                塩田 博昭君
                高橋 光男君
                山崎真之輔君
                石井  章君
                田村 智子君
        ─────
       議長       山東 昭子君
       副議長      小川 敏夫君
        ─────
   国務大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(経済財
       政政策))    山際大志郎君
   事務局側
       事務総長     岡村 隆司君
       事務次長     小林 史武君
       議事部長     金子 真実君
       委員部長     大蔵  誠君
       記録部長     中内 康夫君
       警務部長     八鍬 敬嗣君
       庶務部長    加賀谷ちひろ君
       管理部長     伊藤 文靖君
       国際部長     大村周太郎君
       企画調整室長   金澤 真志君
   参考人
       人事官候補者
       日本マイクロソ
       フト株式会社執
       行役員プロフェ
       ッショナルスキ
       ル開発本部長   伊藤かつら君
       原子力規制委員
       会委員長候補者
       原子力規制委員
       会委員      山中 伸介君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○理事補欠選任の件
○本会議における議案の趣旨説明聴取及び質疑に
 関する件
○本日の本会議の議事に関する件
○参考人の出席要求に関する件
○人事官の任命同意に関する件
○原子力規制委員会委員長の任命同意に関する件
○新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措
 置の期間延長及び区域変更に関する件
    ─────────────
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福岡資麿#1
○委員長(福岡資麿君) ただいまから議院運営委員会を開会いたします。
 まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
 委員の異動に伴い理事が一名欠員となっておりますので、この際、その補欠選任を行いたいと存じます。
 割当て会派推薦のとおり、河野義博君を理事に選任することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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福岡資麿#2
○委員長(福岡資麿君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ─────────────
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福岡資麿#3
○委員長(福岡資麿君) 次に、本会議における議案の趣旨説明聴取及び質疑に関する件を議題といたします。
 本件につきましては、理事会において協議いたしました結果、所得税法等の一部を改正する法律案につき、本日の本会議においてその趣旨説明を聴取するとともに、立憲民主・社民一人十五分、公明党、国民民主党・新緑風会、日本維新の会及び日本共産党各々一人十分の質疑を順次行うことに意見が一致いたしました。
 理事会申合せのとおり決定することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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福岡資麿#4
○委員長(福岡資麿君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ─────────────
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福岡資麿#5
○委員長(福岡資麿君) 次に、本日の本会議の議事に関する件を議題といたします。
 事務総長の説明を求めます。
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岡村隆司#6
○事務総長(岡村隆司君) 御説明申し上げます。
 本日の議事は、日程第一 所得税法等の一部を改正する法律案の趣旨説明でございます。鈴木財務大臣から趣旨説明があり、これに対し、古賀之士君、宮崎勝君、大塚耕平君、浅田均君、大門実紀史君の順に質疑を行います。
 以上をもちまして本日の議事を終了いたします。その所要時間は約一時間五十五分の見込みでございます。
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福岡資麿#7
○委員長(福岡資麿君) ただいまの事務総長説明のとおり本日の本会議の議事を進めることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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福岡資麿#8
○委員長(福岡資麿君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 なお、予鈴は午前九時五十五分、本鈴は午前十時でございます。
 暫時休憩いたします。
   午前九時四十二分休憩
     ─────・─────
   午後一時開会
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福岡資麿#9
○委員長(福岡資麿君) ただいまから議院運営委員会を再開いたします。
 まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
 人事官及び原子力規制委員会委員長の任命同意に関する件のため、本日の委員会に参考人として人事官候補者・日本マイクロソフト株式会社執行役員プロフェッショナルスキル開発本部長伊藤かつらさん及び原子力規制委員会委員長候補者・原子力規制委員会委員山中伸介君の出席を求め、所信を聴取することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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福岡資麿#10
○委員長(福岡資麿君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ─────────────
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福岡資麿#11
○委員長(福岡資麿君) 次に、人事官及び原子力規制委員会委員長の任命同意に関する件を議題といたします。
 候補者から所信を聴取いたします。
 まず、伊藤かつらさんにお願いいたします。伊藤かつらさん。
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伊藤かつら#12
○参考人(伊藤かつら君) 伊藤かつらでございます。本日は、このような場をいただきまして、大変ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 国家公務員制度は、我が国の行政の円滑な運営を確保するための重要な基盤であります。また、国家公務員法は、国民に対し公務の民主的かつ能率的な運営を保障することを基本理念としております。
 人事院は、この基本理念の下、国民全体の奉仕者である国家公務員の人事行政の公正を確保するため、また、労働基本権制約の代償機能を果たすため、中立第三者機関として設置されており、その構成員の人事官には強い責任感と高い倫理観が求められると認識しております。
 私は、IT企業でインストラクターとしてキャリアを開始した後、システムエンジニア、マーケティング、管理職、経営など複数社で幅広い業務にわたり、管理職になってからは常に人事改革を経営課題の中核として取り組んでまいりました。変化の速いデジタルの業界で、自身の学びと成長を通じて組織改革や意識改革を第一線で指揮していく中で、常に世界の中における日本ということを強く意識する必要がありました。
 安全で豊かな日本が将来にわたり信用され、信頼される国であり続けるためには、日本の行政を支える国家公務員制度は大きな役割を持つと考えており、私が人事官に就任した際には、強い志を持ってお役に立ちたいと考えております。
 昨今、少子高齢化、グローバル化やデジタル化の進展等、内外の情勢変化は激しく、さらに、新型コロナウイルス感染症の拡大を契機とした様々な課題の出現により、行政を取り巻く環境もますます複雑高度化しています。こうした状況において、公務や公務員が国民から求められる期待や、国民に対して果たすべき役割の重要性は一層増しております。国家公務員は、公務の遂行に当たり、規律を厳正に保ち、自らの役割と使命を深く自覚しつつ高い専門性を発揮することで、国民全体の奉仕者として信頼を得ていくことが重要と考えます。
 人事官を命ぜられた場合に私が取り組みたい課題について申し上げたく思います。
 まずは、行政組織の働き方改革です。長引くコロナ対応の中で、多くの方が働く意義、仕事と人生の関係性について考え直していると言われています。これは行政組織も例外ではありません。長時間労働の是正だけではなく、公正な評価と処遇など、公務員が意欲を持って生き生きと公務に取り組める環境が質の高い行政サービスにつながり、ひいては国民の信頼を得ることにつながると考えます。
 行政組織全体のデジタルスキル向上も取り組むべき課題です。デジタル技術の革新により、デジタルは一部の高度なスキルを持った人材に閉じられたものではなくなりました。複雑なデータを可視化して分かりやすくしたり、コミュニケーションの質と量を向上させたり、生産性の向上を図ったりということが従来に比べて格段に容易に実現できるようになっています。デジタルへの食わず嫌いを払拭することで、様々な現場発の改革が生まれ、公務員が自らスピード感のある変革への自己関与、関与を実感できることが重要です。
 また、様々な現場の声を聞くということに優先度を置いて取り組みたいと思います。働き方改革、人材改革にはデータに基づいた分析が欠かせませんが、それと同時に現場で起きていることへの深い理解が重要であり、それらの洞察を通してなすべき組織改革への道筋を付ける必要があります。
 最後に、こういった取組を通して、学びと成長の循環を生み出すことを目指したいと考えます。人はいつでも学び、成長することができる。現代においては、時代や情勢に応じて新たな知識を獲得し、成長し続けることが期待されます。国家公務員は、日本国民に世界最高の行政サービスを届けるために率先して学び、成長し、その成果を公務で発揮することが期待されます。また、年齢や役職に関係なく真摯に自己研さんする姿は、将来にわたる国家公務員の確保につながり、長期にわたる行政の質の一層の向上が期待できます。
 仮に人事官に任命されたときには、人事院会議の構成員としての自覚と責任感を持ち、これまでの私の経験や知識を生かし、全力を尽くす所存です。そして、国民の代表である国会の御議論を始め様々な御意見に真摯に耳を傾け、先任のお二人の人事官と協力しながら重責を果たしてまいりたいと思います。
 以上、簡単でございますが、私の所信を述べさせていただきました。
 本日は、このような場をいただき誠にありがとうございます。
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福岡資麿#13
○委員長(福岡資麿君) 次に、山中伸介君にお願いいたします。山中伸介君。
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山中伸介#14
○参考人(山中伸介君) 山中伸介でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 二〇一七年九月に原子力規制委員会委員を拝命する前は、大阪大学において三十年余り核燃料の安全性についての教育研究に携わってまいりました。十一年前の東京電力福島第一原子力発電所の事故は、長年原子力に携わってきた者として痛恨の極みです。なぜあのような事故を防ぐことができなかったのか、現在も大いなる後悔と反省の気持ちを持ち続けております。
 委員に就任後は、原子力災害を二度と起こさないという決意の下、原子力発電所の新規制基準適合性審査、令和二年四月に施行した新しい検査制度の運用などに当たってまいりました。
 原子力規制委員会は、東京電力福島第一原子力発電所の事故の教訓に基づき独立した規制機関として設置され、独立性、透明性に十分配慮し、規制活動を行ってまいりました。初代の田中委員長も現在の更田委員長も、事故への深い反省と福島への強い思いを片時も忘れることなく誠実に委員会運営を遂行してこられました。私もそのような原子力規制委員会としての基本姿勢を堅持し、継承してまいります。
 続いて、原子力規制委員会が目下抱えております重大課題についてお話をさせていただきたいと思います。
 まず、東京電力福島第一原子力発電所では、現在も厳しい廃炉作業が続いております。汚染水の処理や使用済燃料の取り出しなど、現場の努力もあり、作業は徐々にではありますが進んでおるところでございます。ALPS処理水の海洋放出を含む液状の放射性物質の処理、廃炉の進捗に伴い発生量が増加しております固形状の放射性物質の管理など、リスクの低減に向けた課題が山積しております。原子力規制委員会として、様々な廃炉作業が安全に進められるよう監視を行いますとともに、廃炉プロセスの現状とリスクについてできるだけ正確に分かりやすく国内外へ情報発信する努力を続けます。
 また、原子力発電所や核燃料施設の新規制基準適合性については、そのプロセスの透明化を保ちつつ、科学的、技術的な根拠に基づき厳正に進めてまいります。原子力施設の継続的な安全性向上は、規制当局はもとより、事業者においても主体的に追求すべきことです。新たな知見をいかに速やかに原子力施設の安全性向上につなげることができるのか、原子力規制委員会は、透明性を保ちつつ、公開の場で事業者との対話を進めてまいります。
 そして、これらの事業全般を通じて、現場重視の姿勢を貫いてまいります。新型コロナウイルス感染症流行以前には、私自身もほぼ一か月に一度は関係する原子力施設の現地に赴き、発電所の現場調査や検査官との対話を行ってまいりました。また、その際には、地元の皆様との対話にも努めました。原子力施設の現場を見ること、地元の皆様とお話しすることは、私にとっても貴重な機会であり、引き続き大切にしてまいります。
 原子力規制委員会が発足して十年を迎えようとしております。東京電力福島第一原子力発電所の事故の教訓を風化させてはなりません。原子力規制委員会、規制庁職員の士気を高く維持し、皆が使命感、責任感を持って規制業務を遂行できるよう、組織運営にも十分留意してまいります。そのための人的な基盤として、原子力規制に関わる職員の能力向上や日本国内の規制人材の育成にも注力してまいります。
 私が原子力規制委員会委員長を拝命した場合には、他の委員、原子力規制庁職員と協力し、原子力規制委員会設置法にのっとり、独立性と透明性の確保を基本として、原子力に対する確かな規制を通じて人と環境を守るという規制委員会の使命を果たすために全力を尽くしてまいる所存です。また、原子力規制委員会が国内外から信頼される規制機関になれるよう、委員長としてリーダーシップを発揮してまいります。
 本日はどうもありがとうございました。
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福岡資麿#15
○委員長(福岡資麿君) 以上で候補者からの所信の聴取は終了いたしました。
 山中参考人は一旦御退席いただいて結構です。
 まず、人事官候補者に対する質疑を行います。
 質疑を希望される方は、挙手の上、委員長の指名を受けてから御発言いただくようお願いいたします。
 なお、質疑及び答弁の際は着席のままで結構でございます。
 それでは、質疑のある方は順次御発言願います。
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横沢高徳#16
○横沢高徳君 立憲民主党の横沢高徳でございます。伊藤参考人、どうぞよろしくお願いをいたします。
 時間が限られておりますので、早速質問に入ります。
 まず、国家公務員の女性活躍についてお伺いをいたします。
 二〇二〇年の四月に国家公務員に採用された総合職のうち女性の比率は三五・四%と過去最高、昨年は三四・一%と若干減少しまして、ここ数年増加傾向にありますが、やや横ばいの傾向となっております。役職ごとの分析では、第四次男女共同参画基本方針の成果目標と比較して、あと一歩及んでいない役職もあります。
 また、不妊治療や妊娠、出産、子育てをしながらの働き方など、女性がより活躍できる環境づくりなど、国家公務員の女性活躍の点につきまして、これまでデジタル業界で御活躍されてこられた伊藤参考人の御所見をお伺いいたします。
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伊藤かつら#17
○参考人(伊藤かつら君) はい。
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福岡資麿#18
○委員長(福岡資麿君) 御指名を受けてから御発言ください。
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伊藤かつら#19
○参考人(伊藤かつら君) 失礼いたしました。
 今おっしゃられたように、国家公務員における女性の採用はだんだんと増加はしておりますけれども、いわゆる本省課長室相当職までになりますと、なかなか女性の比率が低いと、平成三十年度で五・三%ということで、まだまだ改善の余地があるだろうというふうに考えております。
 女性の活躍には、女性の採用だけではなく、育成、登用が重要であると考えております。そのためには、女性にチャンスをあげるというのはもちろんのことですが、女性職員の育成という今まで多くの男性管理職が経験してこなかった新しいスキルを取得していただく必要がございます。現在の職場には長年の男性主体の組織でつくられてきた様々なルールや暗黙知があり、これが女性の登用や上を目指す意欲を阻害しているとも言われております。
 男性、女性問わず、新しい働き方の価値観、違いを受け入れる文化、公正な評価と処遇といった多方面の施策が必要と考えております。
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横沢高徳#20
○横沢高徳君 ありがとうございます。
 それでは次に、障害者雇用についてお伺いをいたします。
 私が議員になる前の二〇一八年には中央省庁による障害者雇用の水増しが明らかになり、問題となりました。そして、昨年三月一日からは障害者の法定雇用率が引上げになり、民間では二・二%から二・三%、都道府県の教育委員会は二・四%から二・五%、国、地方公共団体は二・五%から二・六%となりました。令和三年の国の障害者雇用率は二・八%と、年々増加しております。
 法定雇用率や障害者枠にとらわれず、個性や能力に応じて障害者雇用を積極的に前へ進めることが求められると考えますが、デジタルを活用した新たな働き方など、伊藤参考人のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
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伊藤かつら#21
○参考人(伊藤かつら君) 障害者雇用については、社会連帯の理念に基づき促進することが重要であり、公務部門は民間の事業者に率先して障害者を雇用すべきものであるという、立場であると考えております。
 公務員、公務部門における障害者雇用基本方針に基づいて政府全体の取組が行われてきたというふうに承知しております。人事院においても、基本方針の要請を踏まえ、障害者に対して各府省が講ずるべきである合理的配慮に関わる指針の発出や障害者選考試験の実施などに取り組んできたものと承知しております。
 特に、政府全体の取組の結果、全ての行政機関において障害者採用計画の達成に至っておりますが、引き続き、障害を有する国家公務員の定着や活躍の場の拡大に向けて政府一体で取り組むことが必要と考えております。
 特に、このエリアでは、最先端のテクノロジーの導入、これにより、より幅の広い活躍の場所が出てくるのではないかと考えております。例えば、PCの読み上げ機能ですとかタッチスクリーンによる拡大表示、それからAIによる画像認識、また最も最近ではメタバースなどといったテクノロジーを利用して、また民間やスタートアップなどの様々な取組を参考にしながら、より多くの方が活躍できる場が増えていくと考えております。
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横沢高徳#22
○横沢高徳君 ありがとうございます。
 それでは、次はちょっと軟らかい質問になるんですが、私も議員になってから体調を気に掛けていただく機会が増えまして、伊藤参考人もこれまで重要なポストで職務を遂行されてきた方だと思います。職務を遂行するに当たりまして、特に体調管理、そして健康管理、そして体のリフレッシュなど、先ほどお伺いしたら日本酒もたしなむということだったんですが、特に取り組んでいることがありましたらお聞きしたいのと、座右の銘などありましたらお聞きしたいと思います。
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伊藤かつら#23
○参考人(伊藤かつら君) やはり、オンとオフを無理やりにでも切り分けるというのは大変重要だと思っております。自由に動けるときには週末などでもぱっと地方に行って、その地方のユニークなもの、日本酒はその特徴ですが、そういうものを楽しむ機会というのを設けると、地方のことをより深く知ることもできますし、地方の方とも知り合えるという、そういうことをよくしております。
 座右の銘は、見るべきものは全て見つと、これ壇ノ浦の合戦のときの平の武将がおっしゃった言葉だそうなんですが、人生でチャレンジできることは全てしたと、そういうふうに思いたいなと常日頃考えております。
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横沢高徳#24
○横沢高徳君 ありがとうございます。私も日本酒好きでございます。済みません。
 続きまして、若手公務員の離職が増えているという問題に関しましてお聞きしたいと思います。
 若手公務員の皆さんのやりがいを感じる仕事づくりや、職員自身の自己実現に向けた取組などがますます重要と考えます。
 私の地元岩手県でも、野球の大谷翔平選手や、この間、北京で金メダルを取った小林陵侑選手など、スポーツ界でもここ数年、多く若い人材が育ってきております。
 これもコーチングスキルアップが大きく関係しているとも言われますが、この点について、職員自身の自己実現に向けてどうやってやる気を出させてあげるかについて、伊藤参考人のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
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伊藤かつら#25
○参考人(伊藤かつら君) 若手職員の離職は深刻な問題と捉えております。
 お辞めになる方に聞くと、専門性や実務能力が身に付かないとおっしゃる方が多いようでございます。国家公務員は、高い視座を持ったり、政策に近いところで仕事ができる、それから文章に落とし込む力、説明能力といった能力は付いてきますが、そういったことを明示的に指導される場が少ないので、御本人に成長の実感が湧かないのではないかというふうに拝察いたします。まさに、上司との信頼関係の中で、成長に向けて建設的なフィードバック、それから気付き、やる気の醸成、こういったことが重要だと考えます。
 また、他部署、他府省、民間での経験など、様々な経験を積むといったような人材育成の仕組みが必要だと考えます。
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横沢高徳#26
○横沢高徳君 私の質問は以上とさせていただきます。どうもありがとうございました。
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浜野喜史#27
○浜野喜史君 国民民主党の浜野喜史でございます。
 早速質問をさせていただきます。
 まず、人事という分野についての基本的な認識をお伺いしたいと思います。
 私は、全ての組織の最重要事項は採用、育成、評価、処遇といった人事であり、組織の行く末を決定付けるものだというふうに私は考えております。伊藤参考人の基本的な御認識をお伺いしたいと思います。
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伊藤かつら#28
○参考人(伊藤かつら君) 組織の基本は人であります。国家公務員が意欲を持って生き生きと公務に取り組める環境が質の高い行政サービスにつながり、ひいては国民の信頼を得ることにつながると考えます。活気ある組織風土をつくり上げるためには、働き方改革、長時間労働の是正、デジタル活用を通した業務の効率化、フィードバックの質の向上、学びと文化の、学びと成長の文化の醸成など、多くの施策が考えられます。
 それら全てを通して必要なのは、人間の持つ成長への期待と、時代の変化に応じて変わっていくことのできる強靱な組織です。様々な施策を多角的に展開していくことで、変化を早く起こせるのではないかと考えております。
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浜野喜史#29
○浜野喜史君 更にお伺いいたします。
 人事院の最重要課題は人材の確保と育成、とりわけ私は人材の確保と捉えております。
 昨年、二〇二一年の秋、川本人事院総裁がある雑誌のインタビューでこういうことをおっしゃっています。民間企業や地方公務員を選んだ人になぜ国家公務員を選ばなかったのか調査を掛けて原因を分析したいと、このように語っておられます。
 そこで、国家公務員が従来に比べて選択されていない原因を伊藤参考人はどのように推察をされておられるのか、お伺いをしたいと思います。
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