厚生労働委員会

2023-03-10 衆議院 全297発言

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会議録情報#0
令和五年三月十日(金曜日)
    午前九時開議
 出席委員
   委員長 三ッ林裕巳君
   理事 上野賢一郎君 理事 大岡 敏孝君
   理事 田畑 裕明君 理事 高木 宏壽君
   理事 小川 淳也君 理事 中島 克仁君
   理事 池下  卓君 理事 佐藤 英道君
      秋葉 賢也君    畦元 将吾君
      石井  拓君    今枝宗一郎君
      上田 英俊君    柿沢 未途君
      勝目  康君    川崎ひでと君
      熊田 裕通君    小泉進次郎君
      小林 鷹之君    高村 正大君
      塩崎 彰久君    新谷 正義君
      瀬戸 隆一君    田村 憲久君
      高階恵美子君    土田  慎君
      中曽根康隆君    橋本  岳君
      深澤 陽一君    穂坂  泰君
      堀内 詔子君    本田 太郎君
      松本  尚君    三谷 英弘君
      宮澤 博行君    宗清 皇一君
      阿部 知子君    井坂 信彦君
      大西 健介君    堤 かなめ君
      野間  健君    山井 和則君
      吉田 統彦君    早稲田ゆき君
      一谷勇一郎君    遠藤 良太君
      空本 誠喜君    山本 剛正君
      吉田とも代君    古屋 範子君
      吉田久美子君    田中  健君
      宮本  徹君    仁木 博文君
    …………………………………
   厚生労働大臣       加藤 勝信君
   厚生労働副大臣      羽生田 俊君
   厚生労働副大臣      伊佐 進一君
   厚生労働大臣政務官    畦元 将吾君
   厚生労働大臣政務官    本田 顕子君
   政府参考人
   (内閣官房内閣人事局内閣審議官)         滝澤 依子君
   政府参考人
   (警察庁長官官房審議官) 友井 昌宏君
   政府参考人
   (警察庁交通局長)    太刀川浩一君
   政府参考人
   (消費者庁審議官)    依田  学君
   政府参考人
   (法務省大臣官房審議官) 保坂 和人君
   政府参考人
   (出入国在留管理庁在留管理支援部長)       君塚  宏君
   政府参考人
   (文化庁審議官)     中原 裕彦君
   政府参考人
   (厚生労働省大臣官房危機管理・医務技術総括審議官)            浅沼 一成君
   政府参考人
   (厚生労働省大臣官房医薬産業振興・医療情報審議官)            城  克文君
   政府参考人
   (厚生労働省医政局長)  榎本健太郎君
   政府参考人
   (厚生労働省健康局長)  佐原 康之君
   政府参考人
   (厚生労働省医薬・生活衛生局長)         八神 敦雄君
   政府参考人
   (厚生労働省労働基準局長)            鈴木英二郎君
   政府参考人
   (厚生労働省雇用環境・均等局長)         村山  誠君
   政府参考人
   (厚生労働省子ども家庭局長)           藤原 朋子君
   政府参考人
   (厚生労働省社会・援護局長)           川又 竹男君
   政府参考人
   (厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長)    辺見  聡君
   政府参考人
   (厚生労働省老健局長)  大西 証史君
   政府参考人
   (厚生労働省保険局長)  伊原 和人君
   政府参考人
   (厚生労働省人材開発統括官)           奈尾 基弘君
   政府参考人
   (農林水産省大臣官房参事官)           佐藤  正君
   政府参考人
   (環境省大臣官房審議官) 針田  哲君
   参考人
   (独立行政法人地域医療機能推進機構理事長)    山本 修一君
   厚生労働委員会専門員   若本 義信君
    ―――――――――――――
委員の異動
三月十日
 辞任         補欠選任
  小泉進次郎君     宮澤 博行君
  塩崎 彰久君     石井  拓君
  田村 憲久君     深澤 陽一君
  橋本  岳君     中曽根康隆君
  本田 太郎君     穂坂  泰君
  西村智奈美君     堤 かなめ君
  一谷勇一郎君     山本 剛正君
  遠藤 良太君     空本 誠喜君
同日
 辞任         補欠選任
  石井  拓君     塩崎 彰久君
  中曽根康隆君     橋本  岳君
  深澤 陽一君     田村 憲久君
  穂坂  泰君     本田 太郎君
  宮澤 博行君     熊田 裕通君
  堤 かなめ君     西村智奈美君
  空本 誠喜君     遠藤 良太君
  山本 剛正君     一谷勇一郎君
同日
 辞任         補欠選任
  熊田 裕通君     今枝宗一郎君
同日
 辞任         補欠選任
  今枝宗一郎君     宗清 皇一君
同日
 辞任         補欠選任
  宗清 皇一君     小泉進次郎君
    ―――――――――――――
三月九日
 駐留軍関係離職者等臨時措置法及び国際協定の締結等に伴う漁業離職者に関する臨時措置法の一部を改正する法律案(内閣提出第三号)
 戦没者等の妻に対する特別給付金支給法等の一部を改正する法律案(内閣提出第四号)
同月十日
 安全・安心の医療・介護・福祉を実現し、国民の命と健康を守ることに関する請願(志位和夫君紹介)(第二二七号)
 コロナ禍を乗り越えるためにも女性の賃金底上げとジェンダー平等施策の強化を求めることに関する請願(赤嶺政賢君紹介)(第二五八号)
 同(笠井亮君紹介)(第二五九号)
 同(穀田恵二君紹介)(第二六〇号)
 同(志位和夫君紹介)(第二六一号)
 同(塩川鉄也君紹介)(第二六二号)
 同(田村貴昭君紹介)(第二六三号)
 同(高橋千鶴子君紹介)(第二六四号)
 同(宮本岳志君紹介)(第二六五号)
 同(宮本徹君紹介)(第二六六号)
 同(本村伸子君紹介)(第二六七号)
 介護保険制度の改善を求めることに関する請願(道下大樹君紹介)(第三〇〇号)
 安全・安心の医療・介護の実現のため人員増と処遇改善を求めることに関する請願(小川淳也君紹介)(第三一五号)
 同(小沢一郎君紹介)(第三一六号)
 同(大石あきこ君紹介)(第三一七号)
 同(鎌田さゆり君紹介)(第三一八号)
 同(佐藤公治君紹介)(第三一九号)
 同(篠原孝君紹介)(第三二〇号)
 同(馬淵澄夫君紹介)(第三二一号)
 同(宮本徹君紹介)(第三二二号)
 同(山崎誠君紹介)(第三二三号)
 同(柚木道義君紹介)(第三二四号)
 同(米山隆一君紹介)(第三二五号)
 同(渡辺創君紹介)(第三二六号)
 パーキンソン病患者への難病対策の推進に関する請願(伊藤渉君紹介)(第三二七号)
 福祉職員の大幅な賃金の引上げと増員に関する請願(佐藤公治君紹介)(第三二八号)
は本委員会に付託された。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 政府参考人出頭要求に関する件
 参考人出頭要求に関する件
 駐留軍関係離職者等臨時措置法及び国際協定の締結等に伴う漁業離職者に関する臨時措置法の一部を改正する法律案(内閣提出第三号)
 戦没者等の妻に対する特別給付金支給法等の一部を改正する法律案(内閣提出第四号)
 厚生労働関係の基本施策に関する件
     ――――◇―――――
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三ッ林裕巳#1
○三ッ林委員長 これより会議を開きます。
 厚生労働関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
 この際、お諮りいたします。
 本件調査のため、本日、参考人として独立行政法人地域医療機能推進機構理事長山本修一君の出席を求め、意見を聴取し、また、政府参考人として内閣官房内閣人事局内閣審議官滝澤依子君、警察庁長官官房審議官友井昌宏君、交通局長太刀川浩一君、消費者庁審議官依田学君、法務省大臣官房審議官保坂和人君、出入国在留管理庁在留管理支援部長君塚宏君、文化庁審議官中原裕彦君、厚生労働省大臣官房危機管理・医務技術総括審議官浅沼一成君、大臣官房医薬産業振興・医療情報審議官城克文君、医政局長榎本健太郎君、健康局長佐原康之君、医薬・生活衛生局長八神敦雄君、労働基準局長鈴木英二郎君、雇用環境・均等局長村山誠君、子ども家庭局長藤原朋子君、社会・援護局長川又竹男君、社会・援護局障害保健福祉部長辺見聡君、老健局長大西証史君、保険局長伊原和人君、人材開発統括官奈尾基弘君、農林水産省大臣官房参事官佐藤正君、環境省大臣官房審議官針田哲君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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三ッ林裕巳#2
○三ッ林委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
    ―――――――――――――
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三ッ林裕巳#3
○三ッ林委員長 質疑の申出がありますので、順次これを許します。小川淳也君。
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小川淳也#4
○小川委員 おはようございます。立憲民主党の小川淳也です。
 大臣始め、三役の皆様、今国会もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 通告に従って質問させていただきますが、ちょっとその前に、時事問題について大臣の御見識をお聞かせください。
 隣の委員会なり隣の席で起きているようなことですが、高市大臣をめぐって、この間の発言など、私、閣僚の資質それから閣僚と官僚との関係という観点で看過できないと感じていますので、ちょっとこの点、経験豊かな閣僚でいらっしゃる加藤大臣の御見識をお聞きしたいと思っています。
 前提として、二〇一五年の二月のことです、今問題になっているやり取りは。当時、加藤大臣は、内閣官房副長官として三年目か四年目に入り、人事局長をお務めで、まさに政権の要でいらした。当時のことの御記憶が全くないことはないと思うんですが、こういうやり取りは当時副長官だった加藤大臣の耳には入っていたんですか。関与又は関知されていたのか、いなかったのか、ちょっと、まずその点、前提としてお聞かせください。
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加藤勝信#5
○加藤国務大臣 ちょっと、当時のことでありますから、今の御質問、しかも今御質問いただきましたので、記憶をたどりながら申し上げれば、私の記憶の中には、そうしたやり取りという記憶は残っておりません。そうしたことがあったということは記憶しておりません。
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小川淳也#6
○小川委員 ほっとする答弁であり、残念な答弁なんですね。
 高市大臣、当時、停波発言というのに至るわけですが、私も当時、総務委員会にいたんですが、相当物議を醸したんですよ、この停波に踏み込む発言というのは。なので、当時政権の要でいらした加藤副長官が関与なり関知していないというのは、ちょっと、危機管理上。
 これ、礒崎さんが独走していたんですかね。大臣も、大蔵省で約十五年お勤めです。私も、それから非常にお世話になっています自民党の上野筆頭、上野先輩は旧自治省で十年から十五年。そして、この礒崎さんも複雑なんですよ、旧自治省の先輩でしてね。非常に個性的な方ではありましたが。独走していた、独走を許していたということになるんでしょうね、恐らく、当時、副長官が聞いてもいないということは。
 ちょっと二、三、本当にちゃんとした御見識を聞かせてください。
 あのメモを、大臣、御覧になったのか、なっていないのか、当時の、二月の。これだけ問題になっていますから。ずっと予算委員会でお聞きだったでしょう。御覧になっていたら聞かせていただきたい。御覧になっていなければ、ちょっとそれはそれで問題だと思う、閣内全体の危機管理として。
 ああいうメモは、これは捏造だと彼女は言い切っているんですが、あり得ますか、中央官庁で勤務した経験のある人間として。ああいうメモを捏造する理由もなければ利益もない。あんなメモが捏造ででき上がるということは考えられることですか、大臣。ちょっとその点、聞かせてください。一般論で結構です。
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加藤勝信#7
○加藤国務大臣 ちょっと、一般論と個別論で、今、個別論の話なので。
 一般論として、例えば、私どもが今厚労省で仕事をしている、それにおいては、それぞれの役所の皆さんが誠実に仕事をされている、そのことを前提に全てやる。もちろん、誠実にやっていた中には、中にはもちろんミスはありますけれども、それは、本人がしようとしたのではなくて、結果としてそういうことが起こり得るということであって、故意にということはないということを前提に私は仕事をさせていただいておりますが、ただ、個別の案件一件一件がどうだったということについて、しかも、あの案件について私が申し上げる立場にはないというふうに思っています。
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小川淳也#8
○小川委員 いっぱいいっぱいの御答弁と受け止めます。
 もう一つだけ最後に聞かせていただきたいんですが、私、高市さんの今回の問題のもう一つは、いや、同じ閣僚ですから内閣の危機管理の問題としても聞いていただきたいんですが、簡単に進退に関わる言質を与えるなということなんですよ、容易に。それから、捏造呼ばわりしている対象は自分の部下ですからね、当時の。もうモラル、道徳の問題からいっても考えられない。文書を作成した自分の部下を捏造呼ばわりし、簡単に委員会の勢いに任せて進退に関わる言質を与える、この軽々しさ。あわせて、私は閣僚として不適格だと思う。閣僚として非常に資質が問われていると私は思いますが、加藤大臣、お答えお願いしたいと思います。
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加藤勝信#9
○加藤国務大臣 まず、大臣を辞めるとか辞めない、これはたしか質疑のやり取りの中でありますから、その質疑のやり取りそのものを私が一言ずつコメントするのは避けた方がいいんだろうなというふうに思っております。
 それから、あとは、先ほどから申し上げたように、個別でありますから、一般的には先ほど申し上げたような認識で仕事をさせていただいておりますが、個々の事案においては、それは個々の状況というのはあるのかもしれません。それについて、これ以上ちょっと私は、想像で物を言うのは避けたいと思います。
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小川淳也#10
○小川委員 いっぱいいっぱいと受け止めますよ。おなかの中にはいろいろあるんだろうなという受け止めで、それ以上は言いません。
 ただし、この手の話は、放送法の解釈もそうですが、変わったものを変わっていないと強弁し、まあ、変えていないものを変えたと強弁したことはまだ聞いたことがないかな。それから、森友、加計問題のときがそうでしたが、菅さんがたしか、紛失した文書を怪文書だと言い切りましたよね。それから、安倍さんも当時、私が関与していたら総理大臣も議員も辞めると早々にたんかを切った。こういう悪質な体質が、高市さんは引き継いでいるんでしょうね、恐らく。非常に、閣僚として、内閣として質が低下しているということですよ、モラルとか法体系とか文書とか道徳とか。これで笑っていますからね、自民党議員は。本当に危機だと思いますよ、これは。内閣の体質、閣僚の資質、官僚との関係性において非常に大きな問題だということは、委員会を超えて、閣僚のお一人としては、そういう当事者意識を強く持って危機管理に当たっていただきたい、そのことをお願い申し上げたいと思います。
 通告に従って。
 先般、八日ですか、滝山病院、精神病院の保険医指定の取消し要請があったと報じられております。昨年の国会で精神保健福祉法を議論したときに、まさに精神病院の闇、事実上の強制入院、薬漬け、違法な身体拘束。そして、この病院は、亡くならないと退院できないわけですね、事実上。ちょっと考えられない悲惨な状況が起き、そして、中で、内部で暴力が行われている。これは当然、保険医機関としての指定を取り消すという方針でよいのか、この申請の受け止めと今後の方針について、大臣の御見解をお聞きしておきます。
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加藤勝信#11
○加藤国務大臣 個別案件についてのお答えというのはこれまでも差し控えさせていただいておりますけれども、今おっしゃった保険医療機関の指定取消し等々というのは、診療報酬の不正請求との絡みでおっしゃっているのだろうというふうに思いますが、そうした情報があった場合は、地方厚生局における調査において必要な情報収集を速やかに行い、個別指導や監査などにより事実関係の確認を行うこととなります。
 その上で、指導や監査の結果、診療報酬請求に不正があったとき、保険医療機関又は従事する保険医が、保険医療機関及び保険医療養担当規則、いわゆる療担、療養担当規則の規定に違反したときなどに該当する場合には、健康保険法第八十条等に基づき、地方社会保険医療協議会への諮問、答申を経て、保険医療機関の指定取消しや保険医の登録取消しを行うことになる、こういう仕組みになっております。
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小川淳也#12
○小川委員 仕組みは仕組みで結構ですが、これだけ被害があり、暴力があったことはもう映像で明らかとなっているわけですから、大臣、ちょっと、患者なり被害者に寄り添ったコメントをした上で制度のことを述べていただけませんか。
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加藤勝信#13
○加藤国務大臣 今、委員からはこれからの段取りをお聞きされたので、それに端的にお答えさせていただきました。
 この案件については、記者会見等において申し上げておりますように、精神病院において報道されているような事案が起きているということ、これは甚だ遺憾でありますし、これについては、現在、東京都が調査をされておりますので、その調査結果を踏まえて、法令等に適して厳正に対処していきたいというふうに考えています。
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小川淳也#14
○小川委員 一言、冒頭、それをおっしゃっていただきたかったということです。
 二〇〇一年に診療報酬の不正請求で保険医指定が一旦取り消されていますね、この病院なりこの医師は。それを再指定している判断が誤りだったということに結果としてなると思うんですが、現在、取消し要請を行われている方は、一旦、保険医指定、指定医療機関の取消しがあった後、再指定される基準、再指定の審査に係る基準まで開示するようにということの要請があるようです。私はこれにも応えてあげていただきたいと思いますが、この点、いかがですか。
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加藤勝信#15
○加藤国務大臣 ちょっと今、手元の資料を探していたんですけれども、保険医が取り消された場合、たしか、五年間経過した場合には、申請があれば基本的には対応する。ただ、その場合にも、ちょっと幾つか対応しない事由がありますが、それの事由に該当しなければ保険医として認める。ただ、認める際には別途、研修等を行う。たしかこういう仕組みになっていたというふうに思っております。
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小川淳也#16
○小川委員 仕組みは仕組みでそうなんですが、今回の事案に関して言うと、再指定が、結果として、その判断が誤っていたと言わざるを得ないと思うんですね。再指定した結果、こんな事件になっているわけですから。ですから、再指定が余り甘いようじゃいけないだろうし。これはどうなんですか。ちょっと私も詳しくありませんが、再犯を繰り返すんですか、こういう医者は。厳しくやらなきゃいけないし、条件、環境についても開示する、審査基準を開示するという姿勢は必要だと思います。改めて御検討いただきたい。
 それから、委員長にお願いですが、かねてから、昨年、精神病院をめぐる課題については、法案審査の際にも様々議論になりました。その審査に加えて、実地で精神病院を是非視察したいということで、その運びに今国会中に恐らくなると思いますが、一つの対象として、このまさに滝山病院、これを厚生労働委員会として現地視察すべきだと、この間の報道を見るにつけ、そう感じております。
 理事会で御協議いただきたいと思いますので、改めて、私も当然、理事会のメンバーですが、委員長のお考え、少しお聞きしておきます。
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三ッ林裕巳#17
○三ッ林委員長 後刻、理事会で協議いたします。
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小川淳也#18
○小川委員 本当に、この精神病院をめぐる問題というのは、法案審査のときもそうでしたが、かなり闇が深く、しかも、これは、単に病院の責任を問うことだけではなくて、社会的な背景とか歴史的な背景が関与しているだけに簡単じゃない、しかし看過できない、放置できない、そういう問題としてこれからもしっかり当たっていきたいと思っています。
 次に、コロナ対策です。
 いよいよ五月の八日の五類指定への移行、それから、当面ちょっと議論しておきたいのはマスクの着脱についてであります。
 来週月曜日、三月十三日をもって基本的に個人の判断になるというその方針、ちょっと私は疑義は感じています。個人の判断という言い方が、今まで全体に対して着用を推奨してきたことからすると、着けなきゃいけないのか着けなくていいのか、少し政府は踏み込んだ方がいいんじゃないかなという感想は持ってはいるんですが、個人の判断ということのようです。
 今朝の朝刊によれば、百貨店やスーパーは統一的な着用推奨は行わない、外食はお客様個人の判断、映画館はマスクなしでも入場を認める、鉄道は着用呼びかけの放送をやめる、テーマパークは感染が大きく拡大しない限り着用を呼びかけない、劇場は着用を引き続き推奨。今朝の朝刊によれば、それぞれ関係業界がいろいろ検討をしているようです。
 国民の皆様の中にもいろいろな声なり判断があると思いますが、この国の公衆衛生行政の責任者として、大臣御自身は十三日からマスクの着脱についてどうされるおつもりなのか、それをちょっと、基本的なことをお聞きしておきます。
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加藤勝信#19
○加藤国務大臣 まさに個人の判断に委ねられる、そしてその時々の状況で個人が判断する、まさにそれにのっとって対応したいというふうに思っています。
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小川淳也#20
○小川委員 私は、野党第一党、立憲のコロナ対策本部長なんです。私がどうすべきか、どう言うべきか、私なりにちょっと逡巡しています。その場面その場面に応じて判断しますと私が言っていいのか、私は、ちょっとそれでは不十分だと自分で感じているんですね。なので、ちょっと先に申し上げますが、私は、委員会、国会、そして党の部会、公の場では公人としてできるだけマスクを外す、外したい、外そうと思っています。もちろん、私どもの党要望にもあったとおり、それから政府の推奨方針にもあるように、医療機関、高齢者施設、そして混雑が予想される公共交通機関、こういうところではちゃんと着用したい。
 こういう方針を立てた以上、責任ある立場の人間は、どういう場面でどうするのか、もう少し明瞭に、指針となるような取組をすべきではありませんか。
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加藤勝信#21
○加藤国務大臣 政府としては、個人のマスクの着用の判断に資するよう、場面もお示しし、例えば、医療機関や高齢者施設等においては、病院を受診したり訪問したり、あるいは働く方々についてはマスクの着用の推奨等、いろいろお願いをさせていただいています。それから、今お話があったように、事業者においては、事業者という観点から、マスクの着用等を従業員の皆さん、利用者にお願いをしたりすることもあるので、そういったことは十分国民の皆さんも理解をし、協力をしていただきたいということを申し上げています。
 ただ、その上で、私がする、特にちょっと気になったのは、べき論を議論し始めちゃうと、そこに価値が入ってきちゃうんじゃないかなと。そうではなくて、むしろ自然体で、こうした場合、例えば調子が悪ければ着けるし、あるいはほかの理由があるときは着けるし、まさに自然体でやっていただくということが、ある意味では、現場現場で着けている人と着けていない方の様々な混乱ということを回避する上でも、そうした姿勢が私は大事じゃないかなというふうに思っていますので、立場として、こういうケースはこうしてくださいということは政府としては申し上げますが、個人としてはまさに自然体で選んでいただく、そういう環境をつくっていくことが大事じゃないかなと思って発言させていただいているところであります。
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小川淳也#22
○小川委員 半分は分かるんですよね。だけれども、やはり責任ある立場ですから、加藤大臣がどうされるのかは、恐らく厚生労働省職員がどうするかに大きく影響すると思います。それは、恐らく関係業界、関係団体にも影響するでしょう。
 ちょっと適切な例かどうかはあれなんですが、今の国会で、例えば、五月から九月、十月、いわゆるクールビズが当たり前になっていますよね。ネクタイを外すじゃないですか。あれはやはり、小泉さんが当時、総理大臣で、自ら外したんですよ、率先して。総理大臣が外さないネクタイは大臣は外せない、大臣が外さないと局長は外せない、局長が外さないと課長は外せないという、やはりそういう社会なんですよね。
 だから、ルールを作って、個人の判断だというのは結構なんですが、御自身はどうされるのか、どうするのか、これはもうちょっと明快に姿勢をお示しになった方がいいんじゃないか、私はそう思います。ですから、十三日以降、加藤大臣がどうされるのか、よく拝見したいと思っています。
 私は、先ほど申し上げたとおり、積極的に外そう、特に公の場で、公人として、そう思っています。
 最後に、大臣が所信演説の中で強調されたと受け止めましたが、保険証の廃止、それから、マイナカード、マイナンバーカードへの一本化の関連法案、既に閣議決定されたという報道に接しています。いずれ法案審査、法案審議ということになるんでしょう。
 ちょっとこれまで、私はマイナンバーカードについて、保険証廃止はけしからぬという議論がある、それはそれであり得る議論だと思うんですが、片や一方、マイナンバーカードを取得してくれたら二万円のポイント、二万円の準現金を配りますというこの愚策、本当に情けない政策だ、これまで見てきた政策の中でも最も情けない政策だと私は感じているんですよ。
 なぜなのかということについて、なぜそんなことをしなきゃ取ってもらえないのかということをよく考えれば、これからソーシャルセキュリティー、保険証はマイナンバーカードでちゃんと使えるようにしますと言い切ればいいし、それから、公的認証、運転免許証まで含めて、今日警察庁に来ていただきましたが、マイナンバーカードがあればそれで済むようにしますと言い切ればいいし、その代わり、情報管理、それから各部局ごとのファイアウォール、責任を持ってやります、事故があったときは当然引責だ、責任問題だという形で覚悟を持って推奨、推進すべきだったんじゃないか、逆に私はそう思うわけです。
 ちなみに、私、今、財布の中に、クレジットカードとキャッシュカードと運転免許証と健康保険証と、四枚カードが入っています。それ以上にマイナンバーカードを持たなきゃいけない理由が分からないんですよね。用がないんですよ。
 加藤大臣、今、マイナンバーカードは持たれているんですか。
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加藤勝信#23
○加藤国務大臣 済みません、今、この形、私、財布を持っていないので。ですが、ちゃんと、別途バックの中に入れていますが、その中には当然マイナンバーカードも入っております。
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小川淳也#24
○小川委員 何に使います。
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加藤勝信#25
○加藤国務大臣 印鑑証明とか、何か幾つかの、たしか税もあったように記憶しておりますけれども、所得証明ですか、そういったときに非常に私は、先生もそうだと思いますが、私の場合は笠岡が住所になりますから、そこに行かずに東京のコンビニでそういったものが取得できる、そういうのは便利だというふうに思っています。
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小川淳也#26
○小川委員 そんな、住民票も印鑑証明も、取るなんて日常じゃないでしょう。つまり、それだけ利便性がないんですよ、今の現状では。それで、危険性なりリスクがあるとみんな思っている。基本的に政府が信用されていないということとも関わっていると思います。
 ですから、ちょっと、保険証廃止はけしからぬとかそういう議論があるのはあるとして、私はちょっと逆サイドの見解を持っていまして、政府は堂々たる姿勢で、ソーシャルセキュリティーも、それから運転免許を始めとした公的認証も、このカード一枚できちんとやり切りますと私は言うべきだと、逆に。その代わり責任を持って扱うというのが正しい態度で、取ってくれたら二万円上げますなんという情けないことは言わなくて済むような、国民がある意味、取りたくて取る、取らざるを得ないから取る、それで私はいいと思うんですよね。
 その観点から、ちょっと警察庁、せっかく来ていただきましたからお聞きしますが、事務的にお聞きした方針だと、運転免許証はマイナンバーカードでも代用できるし、運転免許証の運転免許証たる運転免許証もそのまま残す、これまた中途半端な方針だと私は聞いているんですが、これはもう一本化したらいいじゃないですか。いかがですか。
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太刀川浩一#27
○太刀川政府参考人 昨年四月に改正された道路交通法におきましては、運転免許を受けようとする人や運転免許証を所持する人から申請があった場合にマイナンバーカードと運転免許証の一体化を行うこととされています。この制度は、令和六年度末までに施行される予定であることから、まずは改正法の施行に向けて準備を進めてまいりたいと思います。
 その改正法において、運転免許証を廃止はしなかった、委員御指摘のとおり、運転免許証をそのまま所持し続けることもできるような仕組みになっております。それは、運転免許試験に合格した人がマイナンバーカードを保有していない場合にどうするかなどの課題があったからというふうに考えております。
 ただ、いずれにしても、その後の運転免許証の取扱いにつきましては、改正法の施行状況を見ながら検討してまいりたいと考えております。
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小川淳也#28
○小川委員 この手のインフラ整備というのは、やはりやるときはやらなきゃいけないと思うんですよね、本当に、中途半端なことを言ったりしたりせずに。その代わり責任を持ってやるというのが本来のあるべき姿で、取ってくれたら二万円上げますなんというのは、もう本当に愚の愚、愚策、恥ずかしい、情けない政策だ。二兆円使っているわけですからね、そんなところに。その指摘はちゃんと受け止めていただきたい。
 運転免許証も含めて、私、これは想像ですよ、各省庁がばらばらに様々な政策を所管していますから、例えば運転免許証の発行一つ取ったって、ある種の縦割りの各省の既得権なりあるいは利権なりということだって、あり得なくはないと私は感じています。元々中央官庁にいましたから、なおさら。だけれども、本当に利便性を高めるということは、そういう縦割りとか部分的な既得権は手放さなきゃいけないということだってあるだろうし、そういう意味では、本格的にインフラを整えていくということはそういうことだという前提で、責任を持ってお進めいただきたいと思っています。
 残念ながら、申し訳ありません、ちょっと今日は、この間、子供政策に光が当たっています。片や一方、単身女性あるいは高齢女性の方々からは、私たちに日が当たっていない、私たちは随分と日陰に追いやられているという切実な切ない声が届いていますので、そういった独身、単身の女性あるいは高齢の女性、これはもっと言えば男女にかかわらずでありますが、先般の国際女性デー、おとといですか、国際女性デーという記念日でもありました、に絡めて、ちょっとその辺についてお聞きをしたいと思っていました。
 それから、あわせて、最近ちょっと要請を受けているんですが、ギャンブル依存症で、なかなか、これを支援する、あるいは非常に深刻な課題を家庭内に抱えている家族の方々の取組に対する公的な支援、これについても要請をいただいており、この辺についても今日はお聞きをしようと思ってはいたんですが、ちょっと、残念ながら、時間の関係もありますので、次回に改めてお聞きしたいと思っております。
 コロナ対策、本当に、三年越しで、いよいよ五類指定、それから、感染状況だけ取れば、現況は落ち着いているように見えます。しかし、WHOも含めて、完全に緊張を解いているわけではありませんし、大体、感染は、夏のクーラーで閉め切る時期、それから冬の暖房で閉め切る時期が、この間、見ておりますとピークを打つという意味では、五月八日、五類に移行し、そして人々がマスクを外して日常を取り戻す経過の中で、もしかしたら今まで以上の緊張感なり警戒感を持ってこの夏を迎えなきゃいけないんだろう。
 この点、与野党問わず大きな関心事でありますので、協力するところは協力しつつ、そして批判的立場で検証をお願いするところはしつつ、そして私自身もマスクについては積極的に外す方向で行動していきたい。その旨申し上げて、一旦終わらせていただきたいと思います。
 ありがとうございました。
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三ッ林裕巳#29
○三ッ林委員長 次に、阿部知子君。
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