予算委員会

2023-11-27 参議院 全588発言

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会議録情報#0
令和五年十一月二十七日(月曜日)
   午前九時開会
    ─────────────
   委員の異動
 十一月二十一日
    辞任         補欠選任
     吉井  章君     佐藤 正久君
 十一月二十四日
    辞任         補欠選任
     佐藤 正久君     山本 啓介君
     松下 新平君     浅尾慶一郎君
     高木 真理君     牧山ひろえ君
     水野 素子君     岸 真紀子君
     田村 智子君     仁比 聡平君
     山本 太郎君     舩後 靖彦君
 十一月二十七日
    辞任         補欠選任
     岸 真紀子君     水野 素子君
     嘉田由紀子君     浜口  誠君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         末松 信介君
    理 事
                足立 敏之君
                石田 昌宏君
                中西 祐介君
                宮崎 雅夫君
                吉川ゆうみ君
                石橋 通宏君
                杉尾 秀哉君
                河野 義博君
                金子 道仁君
    委 員
                阿達 雅志君
                浅尾慶一郎君
                有村 治子君
                猪口 邦子君
                臼井 正一君
                加藤 明良君
                片山さつき君
                小林 一大君
                田中 昌史君
                中田  宏君
                長峯  誠君
                広瀬めぐみ君
                松川 るい君
                山田 俊男君
                山田  宏君
                山本 啓介君
                若林 洋平君
                石垣のりこ君
                小沼  巧君
                岸 真紀子君
                辻元 清美君
                福島みずほ君
                牧山ひろえ君
                水野 素子君
                秋野 公造君
                伊藤 孝江君
                宮崎  勝君
                横山 信一君
                東   徹君
                清水 貴之君
                松野 明美君
                伊藤 孝恵君
                嘉田由紀子君
                浜口  誠君
                仁比 聡平君
                山添  拓君
                舩後 靖彦君
   国務大臣
       内閣総理大臣   岸田 文雄君
       総務大臣     鈴木 淳司君
       法務大臣     小泉 龍司君
       外務大臣     上川 陽子君
       財務大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(金融)
       )        鈴木 俊一君
       文部科学大臣   盛山 正仁君
       厚生労働大臣   武見 敬三君
       農林水産大臣   宮下 一郎君
       経済産業大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(原子力
       損害賠償・廃炉
       等支援機構))  西村 康稔君
       国土交通大臣
       国務大臣     斉藤 鉄夫君
       環境大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(原子力
       防災))     伊藤信太郎君
       防衛大臣     木原  稔君
       国務大臣
       (内閣官房長官) 松野 博一君
       国務大臣
       (デジタル大臣)
       (内閣府特命担
       当大臣(規制改
       革))      河野 太郎君
       国務大臣
       (復興大臣)   土屋 品子君
       国務大臣
       (国家公安委員
       会委員長)
       (内閣府特命担
       当大臣(防災、
       海洋政策))   松村 祥史君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(クール
       ジャパン戦略、
       知的財産戦略、
       科学技術政策、
       宇宙政策、経済
       安全保障))   高市 早苗君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(こども
       政策 少子化対
       策 若者活躍 男
       女共同参画))  加藤 鮎子君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(経済財
       政政策))    新藤 義孝君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(沖縄及
       び北方対策、消
       費者及び食品安
       全、地方創生、
       アイヌ施策))  自見はなこ君
   副大臣
       財務副大臣    矢倉 克夫君
        ─────
       会計検査院長   岡村  肇君
        ─────
   政府特別補佐人
       内閣法制局長官  近藤 正春君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        星  正彦君
   政府参考人
       内閣官房国土強
       靱化推進室次長  岡村 次郎君
       内閣官房国際博
       覧会推進本部事
       務局次長     井上  学君
       内閣官房国際博
       覧会推進本部事
       務局次長     長崎 敏志君
       内閣府政策統括
       官        高橋 謙司君
       内閣府地方創生
       推進室次長   佐々木正士郎君
       内閣府科学技術
       ・イノベーショ
       ン推進事務局統
       括官       渡邊 昇治君
       こども家庭庁支
       援局長      吉住 啓作君
       総務省自治行政
       局選挙部長    笠置 隆範君
       総務省自治財政
       局長       大沢  博君
       総務省国際戦略
       局長       田原 康生君
       総務省総合通信
       基盤局長     今川 拓郎君
       法務省人権擁護
       局長       鎌田 隆志君
       出入国在留管理
       庁次長      丸山 秀治君
       外務省領事局長  安藤 俊英君
       文部科学省初等
       中等教育局長   矢野 和彦君
       厚生労働省医政
       局長       浅沼 一成君
       厚生労働省健康
       ・生活衛生局感
       染症対策部長   佐々木昌弘君
       厚生労働省労働
       基準局長     鈴木英二郎君
       厚生労働省保険
       局長       伊原 和人君
       厚生労働省年金
       局長       橋本 泰宏君
       水産庁長官    森   健君
       経済産業省大臣
       官房総括審議官  南   亮君
       経済産業省大臣
       官房商務・サー
       ビス審議官    茂木  正君
       資源エネルギー
       庁省エネルギー
       ・新エネルギー
       部長       井上 博雄君
       国土交通省大臣
       官房技術審議官  林  正道君
       国土交通省水管
       理・国土保全局
       長        廣瀬 昌由君
       国土交通省道路
       局長       丹羽 克彦君
       国土交通省物流
       ・自動車局長   鶴田 浩久君
       観光庁次長    加藤  進君
       防衛省大臣官房
       審議官      北尾 昌也君
       防衛省防衛政策
       局長       加野 幸司君
       防衛省整備計画
       局長       青柳  肇君
       防衛装備庁長官  深澤 雅貴君
   参考人
       日本銀行総裁   植田 和男君
       日本銀行理事   高口 博英君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○参考人の出席要求に関する件
○令和五年度一般会計補正予算(第1号)(内閣
 提出、衆議院送付)
○令和五年度特別会計補正予算(特第1号)(内
 閣提出、衆議院送付)
    ─────────────
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末松信介#1
○委員長(末松信介君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
 政府参考人の出席要求に関する件につきましてお諮りいたします。
 令和五年度補正予算二案審査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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末松信介#2
○委員長(末松信介君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
    ─────────────
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末松信介#3
○委員長(末松信介君) 参考人の出席要求に関する件につきましてお諮りいたします。
 令和五年度補正予算二案審査のため、必要に応じ日本銀行総裁植田和男君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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末松信介#4
○委員長(末松信介君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 また、本日の委員会に日本銀行理事高口博英君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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末松信介#5
○委員長(末松信介君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ─────────────
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末松信介#6
○委員長(末松信介君) 令和五年度補正予算二案に関する理事会決定事項について御報告いたします。
 本日及び明日の質疑は総括質疑方式で三百三十一分行うこととし、各会派への割当て時間は、自由民主党八十一分、立憲民主・社民百分、公明党三十八分、日本維新の会五十分、国民民主党・新緑風会二十五分、日本共産党二十五分、れいわ新選組十二分、質疑順位につきましてはお手元の質疑通告表のとおりでございます。
    ─────────────
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末松信介#7
○委員長(末松信介君) 令和五年度一般会計補正予算(第1号)、令和五年度特別会計補正予算(特第1号)、以上二案を一括して議題といたします。
 これより質疑に入ります。辻元清美さん。
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辻元清美#8
○辻元清美君 立憲民主党の辻元清美です。
 総理、ちょっと緊急性を要する問題一問。
 パレスチナのガザ地区をめぐり、四日間のこの戦闘休止期間が今日までということです。各国、この機会に休止から恒久的な停戦に向けて外交努力をしています。日本政府はこのぎりぎりのタイミングでイスラエルに対して何らかの働きかけをした方がいいと思うんですが、何かなさるんでしょうか。
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岸田文雄#9
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘のガザ地区のまず現状の一時休戦の行方については、人質の解放など、今後の行方、世界中が注目をしています。こうした事態の収拾に向けて引き続き努力をしていかなければいけない。
 当然のことながら、日本政府も、これまで外相が現地に足を運ぶなど様々な働きかけを続けてきました。その関係を今後も維持しながら、イスラエルそして関係国に対して事態の鎮静化に向けての努力を働きかけていく、努力は続けてまいります。今後の状況をしっかり見極めた上で具体的な対応を判断いたします。
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辻元清美#10
○辻元清美君 今一時的休戦とおっしゃいましたけど、今戦闘休止のみなんですよ。これを恒久的停戦にしなきゃいけないと思うんですね。これ、及び腰にならずにやっていただきたいんです。
 これ、午後から同僚議員がまた質問しますので、私は、お昼の時間もありますので、その間にしっかりと、やはり今日がタイムリミットですから、総理として行動していただきたい。いかがですか。
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岸田文雄#11
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今申し上げたように、状況を把握した上で、我が国としてこの事態にどう貢献するか判断してまいります。
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辻元清美#12
○辻元清美君 もう一問なんですけど、話題変わりますが、この部屋に入ってきて、やっぱり答弁する官僚の皆さんはもうほとんど男性なんですよ。やっぱり本格的に、総理、このクオータ制やりませんか。
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岸田文雄#13
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 我が国が、変化する時代の中にあって、社会としても経済としても活力を維持していくために多様性は尊重しなければならない。その中にあっても、女性の活躍、最も大きな課題であると認識をしています。女性の皆さんが活躍できるような社会、環境づくり、政府としても最優先で取り組んでいきたいと思います。
 それで、御質問はクオータ制をやりませんかということでありますが、これは、こうした制度を社会あるいは政治等においてどう取り入れるのかという議論、こういった議論が続いているわけですが、政府としては、こうした具体的な制度、さらには法的あるいは強制的にこういった制度を導入することについては様々な観点から議論が必要であると考えております。
 いずれにせよ、結果として女性の活躍する社会をつくるためにあらゆる角度から取組を続けることは重要であると考えます。
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辻元清美#14
○辻元清美君 私、もう一つ気になっている点がありまして、最近、総理、憲法、憲法っておっしゃっていますよね。これ、所信表明で、憲法改正は先送りできない課題、条文の具体化とまで言及されました。先送りしたらどんな問題が起こるんですか。
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岸田文雄#15
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 憲法は、その国のあるべき姿を規定する大変基本的な法典です。今、我が国が様々な大きな変化に直面をしている。人口が減少していく、国際的な秩序も変化をしている、また災害についても気候変動を背景とした激甚化、頻発化が続いている、こうした変化の、変化に直面する中にあって、この基本的な国の法典、あるべき姿を考えるこの法典、これについても考えていくことは喫緊の現代的な課題であるということを申し上げています。
 こうした大きな時代の変化にあるときだからこそ、国のあるべき姿について議論することは重要である、こういった思いを申し上げております。
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辻元清美#16
○辻元清美君 あのね、総理、今、憲法、憲法とおっしゃっているの、私、相当違和感があるんですよ。国会での憲法論議、二十三年間、調査会、憲法調査特別委員会、そして審査会と続いてきています。私、総理を見たことないんですよ、ほとんど、ねえ、新藤さん、ずっとやってきましたね、斉藤さんも。
 一回でも委員になったことあるんですか。
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岸田文雄#17
○内閣総理大臣(岸田文雄君) ちょっとその御質問、総理を見たことないという部分と、それから私自身が委員になったかどうかという部分と二つあると思いますが、私自身は直接委員になったことはありません。
 しかし、国の姿を、いや、総理大臣の姿を見たことがないとおっしゃいましたが、いや、これは総理大臣として……ヤジいや、総理大臣としてこれに直接、その内容ですとかあるいは進め方について言及することは適切でないと、これは再三申し上げております。
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辻元清美#18
○辻元清美君 いや、長い、二十年以上、相当やってきたんですよ、この憲法論議。議員のときも若手のときから一回も委員にもなっていない、そこで議論もしていないんですよ。なぜですか。
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岸田文雄#19
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 国会においてどの委員会に所属するのか、それは、各政党内においてそれぞれ役割分担を担い、各委員会に所属するものだと考えております。
 これ、所属しないとその課題について論ずることができないというものではないと考えております。この重要な課題、憲法以外にも様々な課題があります。それぞれ役割分担をし、そして政党全体としてこの政治、どのように考えていくのか、これがあるべき姿であると考えます。
 よって、一委員がどの委員会に一度も所属したことないことをもって、その問題と関係が薄いとか関わってはならないとか、そういうものではないと考えます。
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辻元清美#20
○辻元清美君 いや、それは、各委員、議員は、やっぱり自分の関心のあること、成し遂げたいところの委員会に入りますよ。
 私、結局、総理が改憲を先送りできないとおっしゃるのは、総裁選の再選のため、そのために改憲に熱心な右派をつなぎ止めたい、だから先送りできないとおっしゃっているんじゃないかと思うんですよ。
 もう一つ、任期中に改憲と繰り返していますけど、国民投票に幾ら掛かるか御存じですか。
 総務省にお聞きします。国民投票一回するのにどれぐらいの予算が要りますか。
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笠置隆範#21
○政府参考人(笠置隆範君) お答えいたします。
 憲法改正に係る国民投票の執行経費につきましては、改正案の数や国民投票広報協議会による新聞や放送等の各種広報の実施方法といった執行経費に影響を与える要素が不確定であるため、正確な見積りをお示しすることは困難であります。
 なお、平成十八年に国会に議員立法として提出された法案におきましては、本案施行に要する経費として、国民投票の実施に要する費用として、一回当たり、与党案においては約八百五十億円、民主党案におきましては約八百五十二億円がそれぞれ見込まれていたと承知しております。
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辻元清美#22
○辻元清美君 総理、今物価が上がっていますから、一千億ぐらい掛かると思いますよ、丁寧にやったら。これ、任期中に果たしたいと。憲法増税するんですか。得意の予備費ですか。どこから予算出すんですか。いかがですか。
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岸田文雄#23
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘のように、私は、自民党の総裁選挙から憲法改正という課題を取り上げてまいりました。それ以前からも、自民党の政調会長時代、自民党の公約に憲法改正を重要項目の一つとして取り上げるなど、この課題について取り組んできました。そして今、任期中に、総裁の任期中にこの憲法改正を果たしたいという思い、これは全く変わっておりません。
 予算をどこから拠出するのかということでありますが、これ、まずは国民の皆さんに対して国会の議論を通じてしっかりこの問題について理解や認識を深めていただく中で、国民の皆さんにもこれは国にとって大切なことであるという理解をいただいた上でこういった取組を進めています。そういった必要な課題については国として責任を持って財源を確保する、政治の重要な役割であると考えます。
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辻元清美#24
○辻元清美君 今おっしゃった、今、緊急事態のことをおっしゃる方が多いです。しかし、既に災害対策基本法などに緊急事態の緊急処置対応ってきちっと入っているんですよ、政令のことも。これ、内閣府、説明してください。
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高橋謙司#25
○政府参考人(高橋謙司君) お答えいたします。
 災害対策基本法第百五条におきましては、非常災害が発生し、国の経済及び公共の福祉に重大な影響を及ぼすべき異常かつ激甚なものである場合において、特別の必要があると認めるときは、内閣総理大臣は、閣議にかけて、関係地域の全部又は一部について災害緊急事態の布告を発することができるとされております。
 また、同法第百九条では、災害緊急事態に際し国の経済の秩序を維持し、及び公共の福祉を確保するため緊急の必要がある場合において、国会が閉会中又は衆議院が解散中であり、かつ、臨時会の召集を決定し、又は参議院の緊急集会を求めてその措置を待ついとまがないときは、内閣は、次の各号に掲げる事項について必要な措置をとるため、政令を制定することができるとされております。
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辻元清美#26
○辻元清美君 これね、衆議院解散しているときも参議院の緊急集会開けないときも、内閣の権限で政令がしっかり作れるってもう法律に打ち込まれているんですよ。これは、有事のときの法律もパンデミックも全部入っています。総理のやることは、そんなに心配ならこの緊急事態の法改正を更に強固なものにする、それをやるのが総理の役割じゃないですか。いかがですか。
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岸田文雄#27
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 内閣総理大臣として憲法の内容や具体的な議論の進め方について直接触れることは控えなければならないと思いますが、委員御指摘の問題点についても、一般論としても、こうした国会のこのありようですとか、さらには選挙のありようですとか、国の根幹に関わる問題について法律で対応できるかどうかという議論があること、これは承知していますが、一方で、法律で対応するということだけではなくして、こうした基本的な問題については、国の根幹に関わる問題、基本的な理念として議論をすることが重要ではないか、こういった議論もあると承知をしています。
 憲法の議論においても、こうした国会の在り方ですとか選挙の在り方ですとか教育ですとか、基本的なこの課題について論じることは国のあるべき姿を考える上で重要であると認識をいたします。
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辻元清美#28
○辻元清美君 あのね、教育の無償化とか、それから合区とか言っていらっしゃいますけど、これ全部、教育の無償化も、高校までの授業料の無償化、既に法律対応と予算でやっているんですよ。大学まで完全無償化したいんだったら法律と予算でできるじゃないですか。今すぐやればいいんですよ。憲法変えなくてもできるんじゃないですか。
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岸田文雄#29
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今も申し上げたように、この国の、国の重要な政策課題について法律で対応すれば済むではないかという議論があることは承知しておりますが、その一方で、国の根幹に関わるこうした課題、国会ですとか選挙ですとかあるいは教育ですとか、こういった部分については、国のこの根本的な問題として、法律の背景として、憲法の議論においても議論することは重要である、こうした認識があるというのもこれ事実であります。
 是非、憲法というのは、先ほどおっしゃったように、国民の皆さんに最後判断していただく問題です。是非、こうした議論を深めることが重要であるということを申し上げております。
 内容についてこれ以上具体的に触れるのは控えますが、少なくとも、国民の皆さんの理解、認識を深めていただくためにも、国会においてより活発な議論が行われることは期待したいと思っています。
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